[日販の単体売上高は減収だったが、MPDが貢献し、0.8%増。トーハンは2.9%減。大阪屋とTRCを除き、栗田、太洋社、日教販、中央社はいずれも落ちこんでいる。要するに全取次が雑誌・書籍の売上減の波をかぶっている。返品率は悪化する一方で、書店と同様に再販委託制の限界を迎えている。CD販売も1で指摘したとおりで、ウイントは06年にライラック商事と日本レコード販売網が合併したための増収である。MPDは立ち上がりに6000億円の売上高をめざすと発表したが、すでに傘下に収めたすみや、新星堂、ヴァージンメガストアに加え、この二社のM&Aも想定してのことと思われる。最近になって星光堂とウイントは業務提携を発表] 3. 『商業界』(8月号)がヴィレッジヴァンガードの特集を組んでいる。それによれば売上は87ヵ月連続既存店前年クリアとされ、同社の旗艦店の下北沢店の売場探検マップと多くのポップつき売場写真が