クリックするのは馬鹿だけ 統計データの分析で有名なロイターのフェリックス・サーモン記者が、Wiredのゲストコラムに「広告をクリックするのは馬鹿だけだと、広告業界の人間はみんな知っている。それなのになぜクリック率を問題にするのか?」と書いている。 Wired:Felix Salmon: The Future of Online Advertising 正確な統計解釈を評価され、米統計学会の優秀報道賞を受けているサーモン記者は、米オンライン広告のイベントで、広告業界人が抱いている未検証の前提を指摘した。 広告ベースのオンラインメディアは不可避かつ必要なのか?webの登場当初、狭いスクリーンの小さな広告なんて誰も見ないし、スクロールしたら視界から消えてしまうから広告に入り込む余地はないと言っていたではないか。マイクロペイメントは将来実現するチャンスは残っている。それがオンライン広告には大