前回、『草津町で何があったのか、事実関係を整理する』で事実関係を整理したので、今回は草津町が当時、そして現在も批判される理由について整理しながら自分の意見を述べる。 結論から言えば、当時の草津町の対応には重大な問題があった。その問題は、被害の告発が虚偽だったことで消えるものではない。その行為を「セカンドレイプ」と呼称するかは本質的な問題ではない。 草津町の対応の問題真偽もわからぬうちから除名 まず、事実関係として押さえるべきは、草津町議会が元町議を、その告発の真偽のわからないうちから早々に懲罰動議によって議会除名としたことである。 多くの人々は抽象的な思考が苦手なようで、告発が虚偽だと分かったという現在の状態をもって、当時の行為を評価してしまっている。いわゆる「いまの価値観で昔を裁くな」的な状態だ。普段からそう言っている人が草津の件では町議会を擁護しているように見えるが……。とはいえ、すで
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