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ブックマーク / publications.asahi.com (3)

  • 朝日新聞出版 最新刊行物:選書:ネガティブ・ケイパビリティ

    多くの受賞歴をもつ小説家であり、臨床40年の精神科医が悩める現代人に最も必要と考えるのは「共感する」ことだ。この共感が成熟する過程で伴走し、容易に答えの出ない事態に耐えうる能力がネガティブ・ケイパビリティである。 古くは詩人のキーツがシェイクスピアに備わっていると発見した「負の力」は、第二次世界大戦に従軍した精神科医ビオンにより再発見され、著者の臨床の現場で腑に落ちる治療を支えている。昨今は教育、医療、介護の現場でも注目されている。セラピー犬の「心くん」の分かる仕組みからマニュアルに慣れた脳の限界、現代教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティの偏り、希望する脳とプラセボ効果との関係……せっかちな見せかけの解決ではなく、共感の土台にある負の力がひらく、発展的な深い理解へ。

    朝日新聞出版 最新刊行物:選書:ネガティブ・ケイパビリティ
    worris
    worris 2023/08/12
  • 朝日新聞出版 最新刊行物:新書:ぼくらの戦争なんだぜ

    ◯戦場なんか知らなくても、ぼくたちはほんとうの「戦争」にふれられる。そう思って、このを書いた。 ◯教科書を読む。「戦争小説」を読む。戦争詩を読む。 すると、考えたこともなかった景色が見えてくる。 人びとを戦争に駆り立てることばの正体が見えてくる。 ◯古いニッポンの教科書、世界の教科書を読み、戦争文学の極北『野火』、林芙美子の従軍記を読む。 太宰治が作品に埋めこんだ、秘密のサインを読む。 戦意高揚のための国策詩集と、市井の兵士の手づくりの詩集、その超えられない断絶に橋をかける。 「彼らの戦争」ではなく「ぼくらの戦争」にふれるために。 ◯目次 まえがき 第1章 戦争の教科書 1・ニッポンの教科書 あたらしいこくご  教科書なんかつまらないとずっと思っていた    教科書の中にある、もうひとつのことば、戦争のことば  ぼくたちの父や祖父は、子どもの頃、こんな教科書を読んでいた 2・ドイツの教科

    朝日新聞出版 最新刊行物:新書:ぼくらの戦争なんだぜ
    worris
    worris 2022/07/29
  • 朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:渡辺淳一「死化粧」 無料全文公開

    「渡辺淳一自選短編集」第1弾の『死化粧』は、表題作「死化粧」のほか4編が収録された短編集。母の死を看取る医師の葛藤を描き、華々しいデビューを飾った「死化粧」、ある大学で起きたチフス菌事件を材に、細菌の美しさに魅せられた医師の内面に迫った「プレパラートの翳(かげ)」ほか、極限の人間ドラマを描いた5編を収録しています。

    worris
    worris 2010/04/29
    文芸作品旧作でフリーミアム。
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