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ブックマーク / realsound.jp (5)

  • BLACKPINKなぜ全世界でヒット? K-POPと中南米の関係が示す、日本のアイドル市場の閉鎖性

    韓国の四人組のガールズグループ BLACKPINKの新曲「最後のように(AS IF IT'S YOUR LAST)」が、18カ国のiTunesグローバルシングルチャートで1位をゲットした。アジア地域はもちろんだが、それ以外だと中南米諸国での躍進が目立つ。アルゼンチン、グアテマラ、ホンジュラス、ペルー、コスタリカで1位をとり、コロンビアで2位、チリ、メキシコでも4位だった。ちなみに日では2位である(6月23日時点)。彼女たちのMVの再生数はK-POP歴史の中でも最速に近く、6月22日公開5日ほどで3千万再生数を遥かに超えている。 BLACKPINK『SQUARE ONE』 しかも彼女たちはデビューしてからわずか1年ほどである。まもなく日でも武道館(!)で単独のプレミアム・ショーケースを開催する予定だ。さらに男性アイドルの方をみると、最近日のワイドショーや音楽番組にも登場した防弾少年団

    BLACKPINKなぜ全世界でヒット? K-POPと中南米の関係が示す、日本のアイドル市場の閉鎖性
  • 菊地成孔の『お嬢さん』評:エログロと歌舞伎による、恐ろしいほどのエレガンスと緻密

    韓国映画なんて観ない」という人に「勿体無いですよ」と言っても無駄だ。それは知っての上で言う、観ないと一生後悔しますよ 「この、成人指定にして全世界で異例のヒットを飛ばしている作品は、あらゆる意味であなたが想像している韓国映画のどれとも違うし、水準は桁違いだ。だからそう、もうこれを韓国映画と看做さなくて良い」と言いたいところなのだが、何せ時代設定は日帝時代も日帝時代、1939年、言わずと知れた太平洋戦争の開戦前年である。 作は「韓国映画であること」を、最もえげつなく感じさせる『暗殺』(菊地成孔の『暗殺』評:「日韓併合時代」を舞台にした、しかし政治色皆無の娯楽大作)に続く、「時代設定により、片言の日語と韓国語が乱れ飛ぶ韓国エンターテインメント映画」の、紛れもない大傑作である(半分ぐらい日語)。もう、痛快さと重厚さに笑ってしまうほどの変態文芸ポルノの復権であり、映画への誹謗にも、また、誤

    菊地成孔の『お嬢さん』評:エログロと歌舞伎による、恐ろしいほどのエレガンスと緻密
  • “踊り”から読み直す日本の大衆音楽ーー輪島裕介『踊る昭和歌謡』を読む

    ニューリズムと呼ばれた歌謡曲の“流行”がかつてあった。終戦から10年ほど経った50年代半ばから始まって、60年代いっぱいくらいで終わったブームで、マンボ、カリプソ、ドドンパ、パチャンガ、スクスク、ツイスト、ボサノヴァ、タムレ、スカ、サーフィン、スイム、アメアリッチといった新しい“リズム”が、入れ替わり立ち替わり登場し“流行”したというものだ。 それぞれ代表的なタイトルをあげるとこんな感じである。 美空ひばり「お祭りマンボ」、浜村美智子「バナナ・ボート」、渡辺マリ「ドドンパ娘」、富永ユキ「パチャンガで踊ろう」、ザ・ピーナッツ「スクスク」、藤木孝「ツイストNo.1」、小林旭「アキラでボサノバ」、渚エリ「東京タムレ」、梅木マリ「マイ・ボーイ・ロリポップ」、橋幸夫「恋をするなら」、橋幸夫「あの娘と僕〜スイム・スイム・スイム」、橋幸夫「恋と涙の太陽」…… “流行”と“リズム”にカッコを付けたのは、そ

    “踊り”から読み直す日本の大衆音楽ーー輪島裕介『踊る昭和歌謡』を読む
  • 『ニッポンの音楽』が描く“Jポップ葬送の「物語」”とは? 栗原裕一郎が佐々木敦新刊を読む

    「史観」という言葉がある。「唯物史観」であるとか「自虐史観」であるとか、音楽の場合だと「はっぴいえんど史観」であるとか、歴史に対するときに採られる見方や立場、価値判断のことだ。これが極端に偏ると、捏造に基づく偽史や、悪い意味での歴史修正主義に陥ったりするわけだが、無数にある史実のどれを選び、どう評価するかということだけでも、史観は自動的に生じてきてしまうものではある。学校の歴史教科書にも史観はあるし、たとえば、あらん限りの資料を渉猟し、できうる限りそれらをそのまま提示して、1968年という「政治の季節」を実証的に丸ごと描き出そうとした小熊英二の『1968』にだって史観は存在している。 結局、人それぞれに史観はあり、史観の数だけ歴史はあるわけで、主観と客観は史観の強弱のグラデーションでしかないということもできるだろう。 歴史を描こうとする者は、このグラデーションの幅のどこかに自分を置くことに

    『ニッポンの音楽』が描く“Jポップ葬送の「物語」”とは? 栗原裕一郎が佐々木敦新刊を読む
    woykiakes
    woykiakes 2015/01/04
    尾崎亜美のアイドル曲第一号って金井夕子「パステル・ラブ」かな?歌謡曲ヲタなら誰でも知ってるようなことを間違えてる本じゃ買う価値なしだな。まったく批評家だか思想家だか知らんけどいい加減な(ry
  • 追悼・藤圭子 ジャンルを超えた大名曲「夢は夜ひらく」の知られざる歴史 - Real Sound|リアルサウンド

    歌手・藤圭子が8月22日、西新宿のマンションから飛び降り自殺を図り、大きなニュースとなった。いまでは宇多田ヒカルの実母として語られることのほうが多かった彼女だが、デビューアルバムの『新宿の女/”演歌の星”藤圭子のすべて』、続くセカンドアルバム『女のブルース』の2作品がオリコンチャートで37週連続1位という前代未聞の記録を打ち立てたほどの歌手。この記録は宇多田をもってしても破れていない。なかでも彼女の最大のヒット曲は「圭子の夢は夜ひらく」。若い読者にはピンとこないかもしれないが、実はこの曲、新たなロックシーンを切り拓いた名曲としても誉れ高いのだ。 もともとこの「夢は夜ひらく」は、1966年に園まり、緑川アコ、藤田功と愛まち子、バーブ佐竹の4者がレコード会社を超えた”競作”というかたちで発売。これを70年に石坂まさをが”圭子バージョン”で詩を付け直し、不朽の名曲「圭子の夢は夜ひらく」は誕生した

    追悼・藤圭子 ジャンルを超えた大名曲「夢は夜ひらく」の知られざる歴史 - Real Sound|リアルサウンド
    woykiakes
    woykiakes 2013/08/24
    三上寛のはもろに寺山修司風だね。ソウルフラワーユニオンのは知らんかったな。あのバンドのアグレッシブな左翼思想と合わんような気がするが。全共闘の挫折の心情にフィットした歌だよね。
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