そう言えばブラック企業って言葉なんだけど、ブラック=黒=悪、ホワイト=白=善、みたいな価値観を暗黙前提として使ってるよね。それって日本だからスルーされてるけど、黒人と白人のいる社会だと結構まずい差別的発想なんではないかな。ええんか、これ?
「うるせえ!!黙れ!!」 自分が仕切るイベントで、そんな風に演台から客に怒鳴りつけたのは、はじめての経験だった。 声はガラガラ、めまいがするほど疲れている。 まるで短距離走を走った後みたいな息切れをどうにか抑えながら、ヤジを飛ばす聴衆に向き合った。 「良いこと言ったら即退場!性格悪い人限定飲み会」というイベントを行った。 基本ルールはこちら。 いいこと言うの禁止です。ずっと何かに悪態をついていてください。間違っても「人を褒める」とか「お婆ちゃんの心温まるエピソードを喋る」とかはやめてください。 会場を審判が巡回しています。審判の耳にいい話が入ってきた場合には、イエローカードが出ます。 イエローカードを2枚もらった場合にはレッドカードとなり退場となります。また、特に良質ないい話の場合には一発でレッドカードとなることもあります。ご注意ください。 退場を命じられた者は、審判に抗議したり悪態をつい
この前の三連休に知り合いがうちの県へ遊びに来ていたのだけど、俺も暇だったので少し案内役をつとめていた。案内役と言っても実際俺が行ったことのある場所は半分くらいで、知らない場所は知り合いそっちのけで観光してたりした。まあそれは苦笑されるくらいで良かったんだけど。 問題はお土産にあった。さまざまな菓子が並んだ土産コーナーでの出来事だ。 「どれがおすすめ?」と聞いてくるわけ。いや知らんし。わざわざ高いもの食わんし。そう言ったら彼女怒るわけ。「自分のところの名物くらい食べようよ。それくらい知っておこうよ」だって。名前は知っていても食べようなんて俺は全く思わない。名物なんて所詮ぼったくりじゃねーか。菓子ならスーパーで買うわい。そんなこと言ったら喧嘩になって。 彼女言うわけよ。「自県のお土産を食べるのは普通のことでしょう」って。普通って何。俺は普通じゃないってか。料理ならわかるよ。沖縄の人がソーキそば
人間の歴史は、有害生物との戦いの歴史でもある。 マイクロソフト創業者のビル・ゲイツが率いるビル&メリンダ・ゲイツ財団は2014年、「地球上の人間は1年間に、どの動物にどれだけ殺されているか」とのレポートを公開した。 そのランキングのトップは「カ」だった。カはマラリアやデング熱などを媒介し、年間72万5000人もの人間が命を落としているという。続いてヘビは5万人、噛まれて狂犬病などを発症するイヌは2万5000人の人類の命を奪っている。ちなみにライオンに襲われて殺される人間の数はわずか100人、サメはわずか10人である。 日本ではあまり馴染みがないが、アフリカ原産の吸血性のハエ、ツェツェバエによる感染症では年間1万人が死亡している。近年では、ヒアリの脅威が国内で報道された。 意外にも、小さな昆虫が人類の脅威になっているのである。 こうした害虫から、人間社会を守っているのが、殺虫剤を手がけるメー
昨今の流れでは、お気持ち、と揶揄されがちだが、他者の感情に対する配慮自体は確かに重要なことである。 ていうか、最近重要ってことになった。 というのも、ちょっと前までの人権っていうのは、個人の感情というものを全く無視していた。弱者への保護は、「無知のヴェール」で有名なロールズ流の功利主義的な操作によってのみ正当化されていたし、そうでないといけないと考えられていた。だって客観的論理的に議論を進めるには、感情を無視した功利主義を使うしかなかったから。 でもそれじゃあやっぱり理屈から取りこぼされるものが出てくるし、そもそも現実に即してない。現実の人間は感情を持っていて、感情に基づいて人を助ける。もし自分が弱者だったら、とかいちいち想像力を働かせて人権を守ってる奴なんていない。 理屈にならない感情、個人のお気持ちに対する配慮、共感こそが人権を守る本当のキーなのだ。 そういう事を言い出したのがだいたい
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