東京の出生率 小池都知事の月5000円児童手当が話題だが、ご存じの通り、東京都は日本全国一合計特殊出生率の低いところである。2021年の実績は1.08ともうすぐ1.0を切るところまで来ている。 しかし、勘違いしてはいけないのは、東京の合計特殊出生率が低いのは決してそもそもの出生力が弱いのではなく、当該出生率の分母が未婚も含む15-49歳の女性を対象としているためで、低くなってしまうのは東京がどこより未婚率が高いからである。 その証拠に、出生率にはもうひとつ指標があって、粗出生率(人口千対出生率)というものがある。こちらは、人口に対する出生数なので、人口増減をみるときに使用されるものだ。 粗出生率でみれば、東京は7.1で全国9位になる(2021年実績値)。出生数ベースでみれば、日本全体の約12%は東京での出生なので、東京の動向いかんで日本全体が大きく左右されることは間違いない。 出生率東京2
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