ファミ通VS.ファミマガの歴史。塩崎剛三氏と山本直人氏,レジェンド編集者がマイコン誌時代からファミコンブームまでを語る ライター:箭本進一 カメラマン:愛甲武司 12→ 元「ログイン」「ファミコン通信」編集長である塩崎剛三氏の書籍「198Xのファミコン狂騒曲」が2024年8月31日に出版される。この本では,「ログイン」のいちコーナーから始まったファミコン通信(以下,ファミ通)が,週刊誌として刊行されることや,リメイク版が発売された「オホーツクに消ゆ」など,さまざまなムーブメントが作られていく様子が語られている。 4Gamerではこの書籍の発売を記念し,塩崎剛三氏と世界初のファミコン誌である「ファミリーコンピュータMagazine」(以下,ファミマガ)の元編集長である山本直人氏との対談を掲載する。マイコン(パソコン)雑誌から家庭用ゲーム機の雑誌へ移る……というよく似た経歴の両氏が,ファミコン