アメリカのアドビシステムが不正アクセスを受け、顧客情報などが流出したことが公表されたのは昨月10月頭の話(お客様情報のセキュリティに関する重要なお知らせ)。このデータのうちユーザー名・暗号化されたパスワードのデータが同月末までに第三者の手によってネット上に公開され、多くの人に知られることとなった。 このデータを基に、アメリカのセキュリティ関連会社Stricture Consulting Group(SCG)では11月3日、その一部(約1.3億件)を分析、多くのユーザーが安直なパスワードを用いていることを明らかにした。次に示すのはその公開値を基にした、「今件情報流出における、使用者の多いパスワード」。インターネット界隈全体ではなく、アドビの商品利用者を対象としたデータであることに注意。 ↑ Adobeの情報流出で判明した、使用者の多いパスワード(SCG調べ)パスワードの上位は簡易な数字、ある