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ブックマーク / www.ims.u-tokyo.ac.jp (2)

  • 新型コロナウイルス・オミクロン株に対する現行のmRNAワクチンの有効性と 再感染リスクの検証|東京大学医科学研究所

    新型コロナウイルス感染症の動物モデルであるハムスターを用いて、オミクロン株に対する現行のmRNAワクチンの有効性と従来株感染から回復したハムスターの再感染リスクを検証した。 従来株に対して設計された現行のmRNAワクチンは、従来株に対しては、ワクチン接種後、7ヶ月経っても一定の効果が認められたが、オミクロン株に対してはその効果は低かった。 従来株に対して免疫をもつハムスターでは肺におけるウイルス量は著しく抑制されていたが、鼻におけるウイルス量の抑制は限定的であった。 オミクロン株の感染拡大の一因として、現行のmRNAワクチンの接種または従来株感染によって誘導される免疫が、オミクロン株には十分でないことが挙げられる。 発表概要 2021年11月に初めて南アフリカで確認されたオミクロン株は、スパイク蛋白質に少なくとも30ヶ所の変異を有しており、それまでの世界的な流行株であったデルタ株(注1)に

  • SARS-CoV-2オミクロン株による中和抗体回避と感染指向性の変化|東京大学医科学研究所

    発表者 佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野 准教授) ※研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan)」(注1)メンバー 齊藤暁(宮崎大学 農学部獣医学科 准教授) 木村出海(東京大学医科学研究所 大学院生) 山岨大智(東京大学医科学研究所 博士研究員) 池田輝政(熊大学 ヒトレトロウイルス学共同研究センター 准教授) 上野貴将(熊大学 ヒトレトロウイルス学共同研究センター 教授) 高折晃史(京都大学 大学院医学研究科 教授) 佐藤佳(東京大学医科学研究所 准教授) 昨年末に南アフリカで出現した新型コロナウイルス「オミクロン株(B.1.1.529, BA系統)」(注2)は、全世界に伝播し、現在のパンデミックの主たる原因変異株となりつつある。 オミクロン株は、「デルタ株(B.1.6

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