「Sylpheed」をご存じでしょうか。快適な操作性、高速かつ安定した動作、高いフィルタリング機能などが特徴のメールクライアントで、Linux、Mac OS、Windowsに対応し、世界中のユーザーに支持されています。開発したのは同人のマンガやソフトに夢中のエンジニア。そのハマりっぷりは半端じゃないです。
年の瀬も押し迫ったこの時期,日経コミュニケーションでは新春号の制作に取り掛かっています。新春号の特集の内容は年によって変わりますが,多くの場合は将来予測ものとなります。今からさかのぼること約7年前の,2000年1月3日号もそうでした。特に,2000年といえば20世紀最後の年ということで,当時の1月3日号では「ミレニアム・スペシャル 21世紀の通信」という70ページにも及ぶ一大特集を作成しました。 そのなかに「21世紀のモバイル端末はこれだ!」という記事がありました。それは「ブレイク・タイム」という息抜きページの一つでもあり,真剣な予測というよりも,むしろ「こんな端末が登場すれば面白い」程度のもので,さまざまな電子機器や生活用品と組み合わされた複合端末を期待を込めて紹介したものでした。2000年1月といえば,第3世代携帯電話はいずれの事業者も提供しておらず,NTTドコモが前年の2月に「iモー
Webブラウザというものが登場して以来、インターネット、そしてWebの進化とともにブラウザがどのように進化してきたかを、前回までで振り返った。WebブラウザはWebそのものの進化に歩調を合わせ、情報整理手法と、表現力を強化してきた。それとともに、Web2.0時代のコンテンツ爆発に対応するため、Web2.0的な開発手法を取り入れながら進化をする方法をも身につけた。 今後ブラウザは、ロングテールに位置するユーザーを利用した開発手法を取り入れ、さらに勢いを増して進化を始める。では、具体的にはどのように進化していくのか? 今回は、Web2.0といわれている技術・サービス(ブログ、Flickr、Napster、BitTorrent、Wikipedia、Webサービス)を中心に予測してみよう。 WebサービスのインタフェースとなるWebブラウザ 今までのブラウザは、主に情報整理力、表現力の2つを中心に
日本のビジネスパーソンが中国に赴任することは、勤務する国が変わると同時に、その人の役割が大きく変わることを意味する。つまり、多くの日本人赴任者にとって、日本では一担当か中間管理職であったのに、中国では経営的な視点でものを見て、判断し、行動しなければならなくなるということである。 数多くの日本人赴任者の方にお会いして最近強く思うのは、実はこの違いは日本と中国という勤務地の違いより、もしかすると大きいのではないかということだ。中国人社会において日系企業共通の特徴と認識されている「真面目だが仕事のスピードが遅く、決断力がない」といったようなことは、実は赴任する人材の経営マインドの不足による部分が大きいように思う。 そんなことを考えていたところに、中国のある地方都市で日系メーカー現地法人の総経理とお会いする機会があった。ご本人の希望もあってお名前は伏せるが、日本人赴任者のふがいなさを嘆く言葉が印象
社内に手本となる先輩・上司がおらず,自分の将来像を描けない。仕事がマンネリ化して充実感が乏しい──。懇意にしているITエンジニアから,こんな話を聞くことがある。たとえ優秀なITエンジニアであっても,一定のスキルが身に付き一人前として周囲に認められると,現状に甘んじて次なる目標を見失うことになりがちなのだろう。厳しい言い方をすれば,中だるみを招いてしまうというわけだ。 一方で,周りの誰からも認められる存在になっても,中だるみとはまるで無縁。自らのスキルを伸ばすべく,精力的に仕事に取り組む。そんなITエンジニアが,あなたの周りにもきっといるだろう。その差はどこから来るのだろうか。ミドルウエアの開発・販売やシステムの受託開発を手掛けるサイバーテックの白井千晶氏(取締役 ソフトウェア開発部 部長)の場合,活力の源にしているのは社外のコミュニティである。 社外のコミュニティに参加し,自らも立ち上げる
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