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ブックマーク / xtech.nikkei.com (351)

  • 開発プロセスの基本を学ぶ:ITpro

    一口に開発プロセスと言っても,様々な種類がある。具体的に,それぞれの開発プロセスにはどのような違いがあるのか。また,どのような基準に基づいて開発プロセスを選択すればいいのか。ここでは,様々な開発プロセスについて解説する。 「反復型やスパイラル型といった言葉は聞いたことがあるが,それらの内容までは知らない」。読者の中には,こうしたエンジニアも少なくないのではないか。そこでここでは,様々な開発プロセスの歴史や特徴,選択の基準を説明しよう。 まずは「開発プロセス」の定義を明確にしておきたい。 英語の辞書を引くと,プロセスには「処理」と「工程」という2つの意味がある。一般に「処理」は単数形(Process),「工程」は複数形(Processes)で表す。 情報システムにおける「処理」とは,仕様やデータ,プログラムなどの「入力」に対してなんらかの作業を実施して,結果を「出力」することを言う。一方の「

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    wwolf
    wwolf 2007/04/25
    開発プロセス基礎
  • 改めて考える「日本のソフトウエア産業,衰退の真因」と復活策

    「日のソフトウエア産業,衰退の真因」と題した松原友夫氏の論文を「経営とIT新潮流」というWebサイトに公開したところ,多くの読者に読んでもらうことができた。さらに,あちらこちらのWebサイトやブログから,松原氏の論文を巡る意見や感想が発信された。そこで改めて,松原氏に論文に込めた思いを伺うとともに,論文ではあえて記載を避けた「日のソフトウエア産業復活策」についても語って頂いた。 あの論文はもともと,2005年10月に発行された日経ビズテックNo.9に,「停滞産業復興計画」という特集の一部として掲載されました。原稿を松原さんにお願いした意図は,一般のビジネスパーソンにソフトウエア産業がどのような状態にあるかを伝えよう,というものでした。経営とIT新潮流というWebサイトも,経営者やビジネスリーダー向けなので,今回まったく同じ原稿を転載した次第です。一方,ITの専門家向けサイトであるITp

    改めて考える「日本のソフトウエア産業,衰退の真因」と復活策
    wwolf
    wwolf 2007/04/24
    あとで
  • 長尾寿宏のJ2EEシステム開発論【前編】(上)

    図1●EJBの種類 EJBコンテナが終了しても保持される(永続化される)データを表現するEntity Beanと,ビジネス・ロジックを実装するSession Beanがある。さらにそれぞれが二つの種類に分かれる。CMP(Container Managed Persistence) とBMP(Bean Managed Persistence)という永続化の手法によって分かれるのがEntity Bean。Session Beanは,内部状態を保持するかしないかの2種類を持つ(誌)。 ここ10~15年の間に,企業情報システムに求められる役割は大きく変化した。かつては情報を整理してコストを低減することが求められていた。それが今,情報を活用して「利益を生み出す」ためのツールへとシフトしている。企業システムは今や,ビジネスを成功させる上での重要な戦略の一つとなっている。 同時に,筆者のようなツール提

    長尾寿宏のJ2EEシステム開発論【前編】(上)
  • プロジェクトにおける可視化(見える化)の必要性(1)

    プロジェクトにおける可視化(見える化)の必要性(1) 適切なIT化には,経営,現場,ITのバランスが必要 各企業は,金い虫でとらえどころのないITをなんとか自身のコントロール下に抑え込んで,企業活動の中枢に組み込もうと奮闘している。こうしたITのガバナンスが効いていない典型として槍玉に上がっているのは,ベンダー主導によるIT化である。 オープン系のシステムが普及して,技術分野が複雑かつ高度に発展するにつれて,各企業ともそれまでのように自前でそれぞれに新技術を追って,ベストのシステムを構築,運用するのは難しくなってきた。業に注力して,それ以外をアウトソースする流れの中で,IT化の多くの業務をベンダーに任せてしまうようになった。今となってはRFPさえも書かない,あるいは書けない企業も多いと聞く。 しかし,これを担うべきベンダーのビジネスモデルは,ユーザー企業の望むような役割に応えるものでは

    プロジェクトにおける可視化(見える化)の必要性(1)
  • 日本のソフトウエア産業、衰退の真因

    ソフトウエア・エンジニアリングのリーダーの一人、エド・ヨードンは1992年に、『Decline and Fall of the American Programmer 』を著し、米国のソフトウエア産業の衰退と挫折を警告した。このを出す少し前まで、彼は「この国が危ない(A Nation at Risk)」というタイトルで講演行脚をしており、同書はそれをまとめたものである。 このの中で、ヨードンは日をソフトウエア開発における優等生の一人として挙げ、インドの飛躍を予見している。が書かれた時点では、インドのIT産業はまだ黎明(れいめい)期にあったが、彼の予想通り、現在は英語圏で質の高いソフトウエア開発力が得られる国として、欧米から頼られる存在になり、IT立国を目指す他のアジア諸国からお手と見なされるまでになった。 「この国が危ない」というヨードンの警告に触発されたのか、米国上院の「米国の

    日本のソフトウエア産業、衰退の真因
    wwolf
    wwolf 2007/04/10
    憂鬱になれるわ…
  • 第42回 押して頂く「ボタン」への工夫と愛情

    個人的には,「特効薬」的な情報というものに余り興味がないのですが,Webサイトをデザインするうえで,定常的に考えていることを一覧表にしておくことには興味があります。特効薬に興味がないのは,そんな「美味い話」がある訳はないと思うからで,一覧表に興味があるのは,疲れているときなど,自分の体調が万全でないときにでも,できうる限りの検討を重ねたいからです。一覧表になっていれば,体力のあるなしにかかわらず,とりあえず上から順番に試していく,という行為が可能になります。今回は,「ボタン」について,思うところをまとめてみます。ご参考になれば幸いです。 OS標準の差異:Windows(Win)とMacintosh(Mac) 「submit(サーバーへのデータ送信)」が必要になる画面設計をする場合,よく議論されるのが,「Win型かMac型か」という問題です。次画面に進むボタンの位置が,両OSの標準では異なる

    第42回 押して頂く「ボタン」への工夫と愛情
  • 「環境保護とコスト削減のためスクリーンセーバーは外そう」---Microsoftが報告

    「パソコンを使用していなくても電源を入れたままにしておくと,白熱灯1個を付けっぱなしにするのと同じ電力量を消費する」。米Microsoftは米国時間3月21日,アイドル状態のパソコンの電力消費について,英PC Pro Labsの調査結果を引用するかたちで報告した。 PC Pro Labsの調査によると,100ワットの白熱灯1個を付けっぱなしにした場合の電力費は1年で80ドルを超え,そのエネルギーを生成するために約612キログラムの二酸化炭素が排出される。 米MicrosoftWindows KernelチームのディレクタであるDean DeWhitt氏は,「使用していないときでもパソコンの電源を入れたままにしておくと,ほぼ同じくらいの電力を消費する」と述べる。 「電灯を1年間付けっぱなしにする人はほとんどいないが,多くの人々が,アイドル状態よりも電力をさらに消費するスクリーンセーバーを動

    「環境保護とコスト削減のためスクリーンセーバーは外そう」---Microsoftが報告
  • Java初心者のチームが挑む基幹系刷新プロジェクト(番外編)

    私は,2007年2月2日付の記者の眼「『使えない人間』などいない」で「Java初心者で構成されるチームがいかにプロジェクトを完遂したか,という事例」があり,その事例を取材したうえで,日経ソフトウエア2007年5月号のJava特集でレポートすると書いた。その号がいよいよ明日(3月24日),発売される。特集のルポ「Java初心者のチームが挑む基幹系刷新プロジェクト」という記事である。 具体的には,群馬県内の各JAやJA関連組織のIT共同利用施設であるJA群馬電算センターが提供しているシステムの事例だ。Javaをほとんど知らなかった4人のメンバー,JA群馬電算センター 経済情報部の片野富久氏,前原貴美子氏,大久保浩治氏,渋谷知央氏が,基幹系システムの刷新プロジェクトに先立つパイロット・プロジェクトを成功させた,というものである。 もっとも,取材を終えた今では,この事例を「『使えない人間』などいな

    Java初心者のチームが挑む基幹系刷新プロジェクト(番外編)
  • 「小さい頃,百科事典を全部読んだ」

    ネット上の百科事典として人気を高める「Wikipedia」(ウィキペディア)。その創始者であるジンボ・ウェールズ氏が来日し,3月18日,東京都内で公開インタビューに応じた。 ウェールズ氏はWikipediaの目的や背景にある考え方などに加え,「小さい頃に百科事典を読み切った」など,自身のエピソードも披露Wikipediaのページなどでインタビューの開催を知った数十人の参加者が,熱心に耳を傾けた。参加者の中には実際にWikipediaで記事を書いている人もいた。3時間以上に渡った公開インタビューのハイライトを紹介する。 米ミドルベリー大学の試験で,Wikipediaの誤記を引用した誤答があったことについて。 このミドルベリー大学のニュースで興味深かったのは,私が常日頃から思っていることと同じ観点を大学側が提示したことです。つまり,学生はWikipediaを引用するのではなくて,Wikipe

    「小さい頃,百科事典を全部読んだ」
  • 「Ruby開発環境を準備している」,米CodeGearのVice President,Michael Swindell氏語る

    Ruby開発環境を準備している」,米CodeGearのVice President,Michael Swindell氏語る ボーランド デベロッパーツールズ事業部は,同社の開発ツール製品のユーザー向けイベント「第4回デベロッパーキャンプ」を2007年3月6日に開催する予定である。イベントに合わせ,米CodeGear(米Borland Softwareから2006年11月に分社を発表した開発ツール部門),Vice PresidentのMichael Swindell氏(写真)が来日し,日経ソフトウエアのインタビューに答えた。 ──Delphi for PHPで,フリー版を提供する予定はあるか? 計画していない。CodeGearがフリーの開発環境を提供する目的は,その言語や技術に,新たに取り組むユーザーを支援することだ。PHPのユーザーはすでに何百万人の規模で,これからPHPを学ぼうとす

    「Ruby開発環境を準備している」,米CodeGearのVice President,Michael Swindell氏語る
  • IT業界の“イジメ”の実態を紹介

    前回の記者の眼「IT業界の“イジメ”に切り込む」で実施したアンケートでは,411人もの方から回答を頂きました。どの回答も「不当な要求や対応の実態」の一端を表す貴重なご意見でした。ありがとうございました。 今回はそのアンケートの結果と不当な要求や対応の実態がどのようなものかを紹介します。 大半のケースが下請けイジメ アンケートではまず始めに,優位な立場を利用した不当な要求・対応を経験したことがあるかどうかを尋ねました。結果は,59.1%という過半数の方が「不当な要求・対応を受けた」と回答されました。 続いて,「不当な要求・対応」がどのような構図(立場の違い)で発生したのかを尋ねました。一番多かったのは元請け会社の社員(またはユーザー企業の社員)と下請け会社の社員という構図でした(全体の41%)。その中で声として一番多かったのが,「ユーザー企業からトラブルの責任を一方的に押し付けられる」という

    IT業界の“イジメ”の実態を紹介
    wwolf
    wwolf 2007/03/03
    ひでぇ
  • 「Windows版のダウンロード数はUNIX/Linux版の約7倍」---PostgreSQL開発メンバーMagnus Hagander氏

    PostgreSQLがバージョン8.0で正式にWindowsに対応してから約2年が経過した。Windows版PostgreSQLはどこまで普及してきたのか。今後の機能強化は。日PostgreSQLユーザ会のセミナー(関連記事)のためにスウェーデンから来日した,PostgreSQL開発メンバーMagnus Hagander氏に聞いた(聞き手はITpro編集 高橋信頼)。 ---Windows版PostgreSQLはどれだけ普及してきたと言えるでしょうか。 すでに,公式サイトからダウンロードされるPostgreSQLバイナリのダウンロードはほとんどがWindows版になっています。先月(2007年1月)公式サイトからのダウンロードは,Windows版のバイナリが約17万2000,Linuxを含むUNIXのバイナリが約2万5000。WindowsがUNIXの約7倍になっています。ちなみにソース

    「Windows版のダウンロード数はUNIX/Linux版の約7倍」---PostgreSQL開発メンバーMagnus Hagander氏
  • SIerに求められる2010年の技術(1)

    2010年、システムインテグレータ(SIer)に求められる技術は何か。SIサービスにおける品質と生産性という2大問題を解決しながら、次世代のビジネスモデルを築くためだ。そこで、先端技術動向を調査・研究する専門部署を抱えているNTTデータ、日ユニシス、野村総合研究所(NRI)、新日鉄ソリューションズ(NSSol)の技術担当責任者らに、「SIerに求められる2010年の技術」を聞いた。第1回はNTTデータである。 同社の松隆明技術開発部長は「今後のシステムやサービスの方向性を考える上でのキーワードは、所有から利用への流れ」と予想する。所有から利用へと進む背景に、技術革新の速さがある。自社だけで対応したシステムやサービスは直ぐに陳腐化してしまう恐れがあるので、世の中にあるものを活用していく方向に進む。ネットワークのブロードバンド化やTCO(所有総コスト)削減、オープン化の加速、ハードウエア

    SIerに求められる2010年の技術(1)
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    wwolf 2007/02/22
  • ハードのリソースを柔軟に活用処理性能は実サーバーに迫る

    サーバー仮想化ソフトとは,CPU,メモリーといったサーバー・マシン(以下,実サーバー)のシステム・リソースを,OSやアプリケーションに柔軟に割り当てるソフト。実サーバー上に仮想的なハードウエア(仮想マシン)を作成し,その仮想マシン上で,独立したOSをアプリケーションとともに動作させることができる。 サーバー仮想化ソフトでは,1台のサーバー上に複数の仮想マシンを作成できる。この特徴を生かすと,サーバー集約が可能になる。サーバーのシステム・リソースを,複数のOSやアプリケーションで共有することで,サーバーの台数を削減できる。 サーバー仮想化ソフトを使えば,これまで利用してきた業務システムのサーバー・リプレースも容易になる。サーバー仮想化ソフトを新しいサーバーに搭載することで,従来使っていたOSの上で業務システムを稼働できる場合があるからだ。 しかし,実際に導入するとなると,性能面で懸念を持つ人

    ハードのリソースを柔軟に活用処理性能は実サーバーに迫る
    wwolf
    wwolf 2007/02/19
    明日読むかも
  • ITはまだまだ新鮮で面白い

    人は何をもって物事を評価するだろうか---。記者の場合は,そもそもの発想の新しさや,ビジネス・プレゼンテーション(意味付け)の美しさと完成度に,コロリとやられてしまう。プライベートでは夕刊フジやZAKZAKのセンスの良さに純粋に笑い声を上げることも多いのだが,ビジネス分野での評価は我ながら辛い方だと思っている。 かつて記者は,記者の眼や記者のつぶやきといったコラムで,IT(情報技術)のパラダイム・シフトに関する興味深いトピックを取り上げてきた。思い出すのは,「運用管理製品はイノベーションの宝庫」,「情報漏えい対策で加速する企業システムの“集中化”」,「“WAN高速化”VS“画面情報端末”,勝つのはどっち?」,「InfiniBandと10GbE,勝つのはどっち?」---,といった具合だ。 もっとも,ここ15年ほどを鳥瞰すると,割りと少ない文字数で“ITのパラダイム・シフト”を説明できることに

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  • オープンソースでITサービス業界の未来を明るくするには?

    いまさら書くのもなんだが、国内のオープンソースソフト(OSS)開発コミュニティ「Seasarプロジェクト」がとても盛り上がっているそうだ。先日、あるメーカーの“オープンソースな人”からその話を聞いて、ITサービス業の未来が少し明るく感じるような示唆を受けた。別に日発のOSSがどうしたこうしたとか、OSSを使ってこんなふうに儲けましょうといった話ではない。あの暗い話題を吹き飛ばせるかもしれない可能性を感じたのだ。 Seasarプロジェクトと言えば、日発のOSSでJavaフレームワークの「Seasar2」などを生み出したコミュニティ。そのSeasar2は昨年、三菱東京UFJ銀行がリスク管理システムの開発用に採用するなど、ミッションクリティカルなシステムにも使えるOSSとしての評価を確立しつつある。そしてオープンソースな人に言わせると、技術者の「コミュニティに貢献しよう」「開発の現場で活用し

    オープンソースでITサービス業界の未来を明るくするには?
  • IT業界の“イジメ”に切り込む

    「学校だけじゃないよ。IT業界でもいたるところで“イジメ”は存在している」---。これはあるITベンダー担当者との雑談の中で,「最近,イジメによる事件が増えていますね」と話した時に出てきた言葉です。その言葉が気にかかった記者は,複数の取材先に同じ話題をぶつけてみました。返ってきた答えは皆同じ。「IT業界に“イジメ”はある」というものでした。彼らが説明してくれた“イジメ”の一例を紹介します。 鈴木氏(仮名)は小さなITベンダーA社のプログラマでした。今はパッケージ・ベンダーX社から開発案件を委託され,丁寧に実装している毎日でした。給料も悪くはない,休日出勤はなく労働時間もそう長くはない働きやすい環境でした。 そんな状況が一変する出来事が起こります。突然社長が,「うちの会社はこれからX社の出資を仰ぐことになった」と言い出したのです。資金繰りが厳しくなった社長は,いとも簡単に会社を明け渡したので

    IT業界の“イジメ”に切り込む
  • 『広告主義』だらけのIT業界,これからは『批判主義』で行こう

    1月8日,成人の日,遅ればせの初詣に嫁さんと出かけた。向かったのはうちの近くの東伏見稲荷だ。今の家には昨年引っ越したのだが,昔もこの近くに住んでいた。前にこの神社に詣でたのは,次男が生まれたばかりだったので20年前ということになる。 記憶に残っているイメージではもっと大きな神社だったのだが,再訪してみるとさほどではなかった。それでも,朱色に光る立派な鳥居のあるいい神社だ。前回来たときの境内の様子はまったく記憶に残っていないのに,自宅に帰っておせちべたときの様子はありありと記憶している。今でも使っている黒い,大きなどんぶりに竹の子や高野豆腐が盛られていた。やっと立てるようになった次男は活発で,子供用のイスの上に立ったり座ったりしながら嫁さんにべさせてもらっていた。何を覚え,何を忘れるのか。私の場合は覚えておきたいことだけ,記憶しているようだ。 この原稿を書いている1月半ばは2月に開催さ

    『広告主義』だらけのIT業界,これからは『批判主義』で行こう
  • なくならない「デジタル・デバイド」

    先日,知人(A夫さん,サラリーマン,40代後半)が興味深い話をしていたので,ご紹介しましょう。ある日,彼の奥方(B子さん,主婦,40代後半)あてに宅配便が届きました。A夫さんが箱を開けてみると,宅配便の中身はパソコンを全く使えない人向けの教材だったといいます。CD-ROMが8枚と分厚い教。A夫さんはびっくりしました。無理もありません。B子さんはそれまで,パソコンに興味があるようには見えなかったからです。 なぜ今さらパソコンなのか。なぜ通信販売なのか。気になったA夫さんはすぐB子さんに尋ねました。すると彼女は,数日前の新聞広告を見せて「ここが気に入ったのよ」。それは,どこにでもありそうな「超ビギナー向けパソコン入門ガイド」の広告です。キャッチコピーもありふれています。ところが,彼女が指差した部分を読んだA夫さんは,その瞬間に合点がいきました。『何回質問しても怒られないし,イライラされること

    なくならない「デジタル・デバイド」
    wwolf
    wwolf 2007/01/19
  • WebSphereを生んだアーキテクトが語る技術と仕事

    8月5日、米IBMでソフトウエア開発グループの技術責任者を務めるドナルド・ファーガソン氏が来日。記者らと面会した。同氏の役割は、チーフ・アーキテクト。全世界で55人いるIBMフェロー(技術職の最高位)の一人である。 ファーガソン氏は1987年に米IBMの研究部門に入社後、分散オブジェクト技術の研究・開発を進めてきた。同氏の活動が、IBMのアプリケーション基盤ソフト群「WebSphere」の開発につながる。WebSphereの今後と、一人のアーキテクトとしてのあり方を聞いた。 WebSphereは業務プロセス構築の基盤へ WebSphereは今後、業務プロセスの統合や構築をいっそう意識した製品になる。これまでも「WebSphere Business Integration Server Foundation」など、業務のプロセスに基づいてサービスを稼働させるソフト製品を投入してきた(参考記事

    WebSphereを生んだアーキテクトが語る技術と仕事