2日のインディアンス戦で9回2死までこぎ着けながら、“世紀の大誤審”で完全試合を逃したタイガースのガララーガ。誤審を犯したジム・ジョイス塁審(54)は審判歴20年以上、ワールドシリーズやオールスターゲームでも審判を務めていた大ベテランだった。 試合後にリプレイを見て誤審と分かったジョイス塁審は「私のキャリアで最大のコールだった。若い選手の完全試合を台無しにしてしまった」と真っ青。ジョイス塁審から謝罪されたガララーガも「仕方がないよ。誰も完全(パーフェクト)ではない」と、“パーフェクトゲーム”に引っかける余裕のシャレで寛容に受け入れたが、タイガース史上初、今季メジャー3人目となるパーフェクトゲームが完全に“消滅”したわけではないようだ。 米FOXスポーツは同日、バド・セリグ・コミッショナーが特別な行動を起こせば、判定が覆る可能性について言及。「ジャッジを変える唯一の方法だ」としている。 さら