ここで紹介するのは、写真家マヌエロ・パガネッリ(Manuello Paganelli)による新たな写真集『Cuba: A Personal Journey 1989-2016』(Daylight Books) からの抜粋。過去25年間、60回以上キューバを訪問したパガネッリが記録した100枚以上の写真が掲載されている。 このプロジェクトは、80年代後半にパガネッリが音信不通の親戚を捜すために、キューバを訪れて以来、2015年の米国とキューバの国交回復まで続いた。その後、フィデル・カストロの死により、この写真集は、より複雑な意味合いを帯びた。 *** 子供のころ、なぜキューバの親戚と連絡をとらないのか、と母に尋ねた。母は生返事をした。私たちが、子供の質問をはぐらかすために、ときどきするような返事だ。私はその質問の明確な答えについて追求するのをやめたが、大人になるに従って、自分がその答えを求め
![底抜けに明るい未知なるキューバを収めた25年間のドキュメンタリー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/388fd9fe21d5cb3c4e8a7b2e1c68e3b3df1aecf5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.vice.com%2Fvice%2Fimages%2Farticles%2Fmeta%2F2016%2F12%2F01%2Fdocumenting-cuba-over-25-years-60-visits-1480560369.jpg%3Fimage-resize-opts%3DY3JvcD0xeHc6MC41NjI1eGg7Y2VudGVyLGNlbnRlciZyZXNpemU9MTIwMDoqJnJlc2l6ZT0xMjAwOio)