/////第2巻絶賛発売中!///// 文学部部長にして唯一の部員である完全無欠の文学少女・児玉さんと、有望なる部員候補・笛田くん、特殊で濃密な二人きりの文学部活動。
ホームフル・ドリフティング 33 もてスリム ♯33 街に「ベッド」を挿入する 眠る場所を探している。 自宅にベッドや布団がないという話ではない。部屋が散らかっていて眠るためのスペースがないという話でもない。一度家を出たが最後、また帰ってくるまで眠る場所が全然ないので困っているのだ。 自分が不規則な生活をしているからなのか、体調に問題があるのか、大体一日のどこかで猛烈に眠くなるタイミングがある。眠気を噛み殺して働けばいいだけの話なのだが、とはいえ眠れる場所があるなら眠りたい。オフィスにいるならかろうじて椅子に座りながら眠れるが、街なかにいるとほとんど眠れる場所などない。もちろん時間があればインターネットカフェなどに駆け込んで眠ればいいわけだが、なかなかそうもいかない。こっちはがっつり仮眠をとりたいわけではなくて、ただちょっと眠りたいだけなのだ。わがままといえばそれまでなのだが……。 しかし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く