価格比較サイトを運営するECナビは、ほぼ100%中国人消費者をターゲットにしているという高級ホテル専門オークションサイト「慢慢走」を2007年から運営している。現在、同社の海外売上比率は1%未満だが、将来的には50%を目指すという宇佐美進典社長に、アジア戦略について聞いた。 ITmedia 中国およびベトナムで事業展開していますが、海外に出ようとする動機は何ですか。現在のビジネスの状況と絡めて教えてください。 宇佐美 広告売り上げは9月に底を打ちました。「巣ごもり消費」といわれる中でネット通販が伸びていることに伴い、価格比較サイト「ECナビ」のページビューも昨年対比30%伸びています。「1円でも安く買いたい」という消費者の思いは強いです。 海外でのビジネスについては、人口減少を迎える日本では必須と考えています。現在は海外売上比率は1%未満ですが、10年後には50%にもっていく必要があります
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