【郵便不正】厚労省係長「何度もせっつかれ偽造」 「政治案件」として引き継ぎ (1/2ページ) 2009.5.29 13:38 障害者団体向け割引郵便制度の悪用をめぐる虚偽公文書作成事件で、厚生労働省障害保健福祉部係長、上村勉容疑者(39)が大阪地検特捜部の調べに、障害者団体「凛の会」(解散)に偽の証明書などを発行した経緯について、「凛の会側から何度もせっつかれて偽造してしまった」と供述していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。 同会主要メンバー、倉沢邦夫被告(73)=郵便法違反罪で起訴=が民主党国会議員の名前をかたって証明書の発行を求めていたことから、特捜部は「政治的圧力」を感じた上村容疑者がたまらず偽造した可能性もあるとみて、当時の上司や同僚らから詳しい事情を聴いている。 厚労省関係者によると、上村容疑者は平成16年4月に同部企画課に異動になった際、前任者から、凛の会の件につ