プリフィックス情報を送信することを「Router Advertisement(RA)」といい、第3回で説明したICMPv6のRAコマンド(134番)が利用される。またRAの送信を要求することを「Router Solicitation(RS)」といい、ICMPv6のRSコマンド(133番)が使われる。 ステートレス設定におけるIPv6アドレスの設定手順は次のようになる。 インターフェイスに設定するリンク・ローカル・アドレスを(自ノードのMACアドレスをベースに)作成する。 1.で作成したアドレスが重複していないかどうかを、前述のアドレス衝突検出の手順で確認する。衝突がなければリンク・ローカル・アドレスを有効にする。 リンク・ローカル・アドレスをIPv6パケットの送信元として、RSコマンドを送信し、RAを要求する。 RAを受信してそのネットワーク・インターフェイスにおけるプレフィックス情報(複
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