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ブックマーク / wiredvision.jp (27)

  • 電子出版は学術雑誌をどう変えるか(上) | WIRED VISION

    電子出版は学術雑誌をどう変えるか(上) 2000年10月23日 コメント: トラックバック (0) Kendra Mayfield 2000年10月23日 インフルエンザの季節が足早に近づいていた今年6月のこと。米疾病管理センター(CDC)は保健当局に対し、今冬のワクチンは生産数の不足が見込まれ、出荷も遅れるだろうと通告した。 しかし最近、ワクチン不足の危険は回避されたというニュースが発表されると、ほぼ同時にインターネット上のワクチン情報も軒並み更新され、広く一般にこのニュースが伝わった。依然として出荷の遅れは予想されるものの、このニュースが行き渡ったおかげで一般市民の動揺はおさまった。 「情報の即時伝達が公共の利益に貢献した例だと思う」と語るのは、『メッドスケープ』サイトの編集長をつとめるジョージ・ランドバーグ氏。メッドスケープは医師と患者向けに医学情報を提供している閲覧無料のインターネ

  • 電子出版は学術雑誌をどう変えるか(中) | WIRED VISION

    電子出版は学術雑誌をどう変えるか(中) 2000年10月24日 コメント: トラックバック (0) Kendra Mayfield 2000年10月24日 (10/23から続く) 「必要なのは電子版の学術雑誌を増やすことではない」とサウサンプトン大学のハーナッド教授が指摘する。「ピアレビューで合格判定が出た論文をオンラインに載せるだけでは足りないのだ」 「オンライン掲載論文の閲覧を制限している無用の金銭的障壁も全廃する必要がある。学術雑誌が紙媒体に頼っていた時代には、読者がそうした経費を負担することも、購読料を払わない者には読ませないという障壁を設けることも、たしかに必要だった。だが発表の場をオンラインだけに絞った電子版の学術雑誌では、そうした束縛は必要ないし正当化できない」 学術論文の執筆者たちは、すでに『オープン・アーカイブ計画』を利用して、オンライン空間に自分の論文のアーカイブ(文書

  • 電子出版は学術雑誌をどう変えるか(下) | WIRED VISION

    電子出版は学術雑誌をどう変えるか(下) 2000年10月25日 コメント: トラックバック (0) Kendra Mayfield 2000年10月25日 (10/24から続く) ピアレビューを受けた論文が雑誌に掲載されるまでに、たいていは数ヵ月もかかる。しかしウェブ版の学術雑誌なら、この待機期間はぐっと短縮できる。『メッドスケープ・ジェネラル・メディシン』は、オンラインでのみ発表を行なっている学術雑誌だが、同誌の場合は研究者が論文を提出してからピアレビューを経て誌上に掲載されるまで、平均44日ほどしかかからない、とランドバーグ編集長は語ってくれた。 ウェブ版の学術雑誌は論文掲載までの期間が短縮できるけれども、そのかわり論文の品質は落ちるだろう、という批判も出ているが、一方で、それでも電子出版には従来の紙媒体雑誌では太刀打ちできない利点があるという主張も現われている。 「紙媒体の雑誌に正式

  • 誰でも出版社になれる「クラウド型雑誌印刷」:WikiaとHP | WIRED VISION

    前の記事 Windows7購入に関して知っておくべき7つのポイント ミクロの美:ニコン顕微鏡写真コンテスト受賞作から 次の記事 誰でも出版社になれる「クラウド型雑誌印刷」:WikiaとHP 2009年10月23日 John C Abell 画像はWikiaサイト。サイトトップの画像はMagCloudの雑誌紹介ページより 雑誌ビジネスが苦境にあるという話は耳にしたことがあるだろう。そうであれば、一般の人がこのビジネスに乗り出すにはよい時期かもしれない。実際、こうしたサービスが21日(米国時間)、米Wikia社と米Hewlett-Packard(HP)社の提携という形で登場した。 このプロジェクト『MagCloud』では、ユーザーは「出版社」となり、Wikia社が運営する『Wikia』サイトで一般ユーザーたちが作成したコンテンツから内容を選んで、きれいな雑誌に仕上げて、サイト上で宣伝する。注文

  • 出版業界を救うのはApple?:全く新しいコンテンツ体験が可能に | WIRED VISION

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    xiaodong
    xiaodong 2009/10/19
    「実用的なデジタルモデルに対する出版業界の見通しの欠如」「App Storeおよびこの新しいアプリ内販売モデルとタッチスクリーン・タブレットを連携させる」
  • 真実と多数決:Wikipedia、「信頼度表示システム」を導入へ | WIRED VISION

    前の記事 『Windows 7』を選ぶ7つの理由 真実と多数決:Wikipedia、「信頼度表示システム」を導入へ 2009年9月 1日 Hadley Leggett Flickr/bastique 誰でも無料で利用できる百科事典『Wikipedia』では、260ヵ国語で1200万ページにわたって提供される情報を、毎月6000万人を超える人々が使っている。しかしその人気とは裏腹に、Wikipediaは信頼できないとする批判を長い間受け続けてきた。インターネットに接続できる人なら誰でも寄稿できるため、このサイトは破壊行為や偏見、誤った情報などの被害を受けやすい。しかも編集は匿名で行なわれるため、信用できる情報と、破壊目的で作成された偽の内容とを見分けるのは容易ではない。 しかしこの秋からは、Wikipediaで見つけた情報を信じてもよいとする新しい理由ができる可能性がある。『WikiTrus

    xiaodong
    xiaodong 2009/09/01
    「WikiTrust」「疑わしい筋からの文章には、最初は明るいオレンジ色の背景が付き、信頼できる執筆者の文章には薄い色が付く。」
  • 「インタラクティブな博物館」5選(動画) | WIRED VISION

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