県立川崎図書館は「科学と産業の情報ライブラリー」として科学技術系の資料が充実しており、全国に誇れる図書館だ。企業において科学技術系の情報に携わる者としては、神奈川になくてはならない図書館だと思う。2月の県議会で川崎市内に機能の存続が示されたことは喜ばしい。 自分はこれまで業務上の必要から県立川崎図書館を利用してきた。一番多いのが、社内の図書室・資料室にない資料を県立川崎図書館から取り寄せることだ。メーンの事業分野の資料は自社で所蔵しているが、それ以外の分野の資料までは社内にない場合も多い。そのような時に、県立川崎図書館を利用している。社内の図書室・資料室を補完する存在である。 私の勤務先も会員になっているが、神奈川県資料室研究会の会員機関であれば、複写の郵送サービスや機関向け貸し出しサービスを利用することができ、会社にいながら県立川崎図書館の資料を利用できる。平日の開館時間に同館に行く