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ブックマーク / toshokanshi-w.blogspot.com (17)

  • 第2回東西合同合宿(2013年11月2日~3日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 会場:シェアハウス鍵屋荘(京都府京都市) 出席者:22名(東京8名、関西14名、※一日のみ参加も含む) 昨年に続き、東京と関西に拠点をもちそれぞれ活動している文脈の会メンバーの親睦と研鑽を目的とし、京都を会場として第二回目の合宿を開催した。 東西文脈の会から報告者を選び、以下に掲載する報告が行われた。 ●「滋賀県における文化行政と図書館整備」(中込栞氏) 1970~80年代の滋賀県の文化行政と図書館振興政策の関わりについての報告。報告者の卒業論文を元にした内容である。 滋賀県の図書館振興政策について論じた先行研究は、滋賀県を見習う「べき」、という振興策ありきの論調であり、そもそも振興策がなぜ作られたのか、という点への問いかけが少なかった。そこ

  • 第20回勉強会(2013年10月6日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 第20回勉強会(2013年10月6日)報告 「司書養成科目「図書・図書館史」を考える 問題編と解答編」 日時:2013年10月6日(日) 14:00-17:00 会場:京都商工会議所 第一会議室 発表者:佐藤 翔氏 参加者数:11名 当日の出席者によるtwitter上のつぶやきをまとめたものはこちら はじめに 発表内容は2つに分ける。 前半が問題編で、図書・図書館史の分析。教科書の内容から、司書課程で教えられている図書館史を分析したもの。後半は解答編として、前半で分析した現状を踏まえて、自分なりに考えた図書館史の授業についてお話しする。 2012年6月5日に筑波大学図書館系勉強会で行った発表に、プラスαした内容になる。 なぜ図書館史に興味を持

  • 第18回勉強会のお知らせ

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 下記の日程で、第18回の勉強会を開催いたします。 御多忙のところと存じますが、ご参加をお待ちしております。 今回は長尾が、日図書館の展示について、明治以来のあゆみを振り返りつつ、取り上げます。発表者自身が担当した展示会経験を踏まえて、図書館の「展示」活動というのはどういう風にしたらよいだろうということをみなさまと共有させていただけたらと思っております。 日時:2013年3月9日(土) 14:00~17:00 会場:京都商工会議所 第一会議室 発表者:長尾 宗典(国立国会図書館関西館) タイトル:「図書館“展示”の歴史について」

  • 文脈の会 東西合同合宿(2012年11月3日~4日)報告

    東京と関西に拠点をもちそれぞれ活動している文脈の会メンバーの親睦と研鑽を目的として、初の合宿を開催した。場所は図書館史・出版史・書誌学に関する精力的な出版を行なっている金沢文圃閣・田川氏のご厚意により、同店内の一角をお借りして実施した。 ◎徳川頼倫の人間関係(長坂和茂氏) 紀州徳川家第15代当主・徳川頼倫(1872-1925)の人間関係について、図書館界との関わりを中心に報告がなされた。 頼倫は田安徳川家に生まれ、1880年に紀州徳川家当主・徳川茂承の養子となり、1890年に茂承の長女久子と結婚した。その後英国留学を経験し、1906年に茂承が亡くなると紀州徳川家当主となった。紀州徳川家当主となる前に南葵文庫を建設、当主となってからは史蹟名勝天然紀念物保存協会会長、日図書館協会総裁、聖徳太子一千三百年遠忌奉賛会会長等を務め、様々な団体の設立・運営に携わった。 頼倫は自らが南葵文庫を設立する

  • 第15回勉強会(2012年8月26日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 「占領期京都と京都図書館協会の成立 」 日時:8月26日(日) 14:00~17:00 会場:京都商工会議所第二会議室 報告者:福島 幸宏氏(京都府立総合資料館) 今回は福島氏から、占領期京都という文脈のなかで、1947年に設立された京都図書館協会の展開について発表いただいた。 当日のtwitterによるつぶやきまとめはこちらから。 はじめに、報告では、当事者による回顧や断片的な記述から脱却した占領期京都の図書館史をデッサンすることを目的とするという位置づけが述べられ、研究史の批判的整理を踏まえて、とくに二つの方法的な視点が述べられた。一つは、「占領期京都」という特殊性を意識した検証するという地域の視点、もう一つは、制度史や個人の伝記的研究

    xiaodong
    xiaodong 2012/09/01
    別の文献で「クルーガー図書館」の記事をみました。
  • 第13回勉強会(2012年6月24日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。

    第13回勉強会(2012年6月24日)報告
  • 日本の図書館史研究の「いま」がわかる論文

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 またまた事務局2号です。連投すみません。 明治大学の三浦太郎先生のご論文「日図書館史研究の特質 ―最近10年間の文献整理とその検討を通じて―」『明治大学図書館情報学研究会紀要』N0.3(2012)が発行され、明治大学の機関リポジトリで閲覧可能になっています。 近年の日図書館史研究に顕著な特色として、 図書館史研究を方法論的に問い直す試み戦後日図書館に対する歴史的評価人物への注目の3点が指摘され、それぞれの観点から文献が紹介されています。 また、 「米国など海外における研究手法に学び、プリント・カルチャーや読書史をはじめとする周辺領域の視座、研究成果を横断的に活用することは、今後ますます、日図書館史の研究においても重要視されるように

  • 第12回勉強会(2012年4月15日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 『図書館を育てた人々 日編I』を読む(7) 中里龍瑛「東大図書館の復興に尽力:植松安」 日時:2012年4月15日(日) 14:00-17:00 会場:京都商工会議所第一会議室 発表者:服部智 出席者:10名 今回はテキストから、東京帝国大学附属図書館の司書官だった植松安を取り上げ、輪読を行った。当日のtwitterによるつぶやきをまとめたまとめはこちら 0.植松安の略歴 ・1885(明治18)年生、1908(明治41)年に東京帝大卒。同年は東京帝大の大学官制が改正され、初めて司書官職が図書館に置かれた年でもある。 ・1914(大正3)年に東京帝大文科大学で助教授兼司書官となる。1920(大正9)年に日図書館協会副会長に就任、この時の会長

  • 第10回勉強会(2011年12月3日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 「書物としての三国志」 日時:2011年12月3日(土) 14:00〜17:00 会場:キャンパスプラザ京都第1演習室 発表者:長坂和茂 今回の発表では、日で広く読まれている三国志について、正史の成立、演義の成立、各版の系統から日における受容まで、大きな視野から紹介がなされた。 当日の参加者を中心とするtwitterでの言及のまとめはこちらを参照。 以下に概要を紹介する。 零.前提知識 三国時代は184年の黄巾の乱から280年の呉滅亡までをいう。名目上は、229年孫権が皇帝を名乗り、呉を建国してからが三国時代ともいえるが、そこから234年の諸葛亮没まではわずかしかなく、三国志関係の創作ものはそれ以降をほとんどおまけとして扱う。見方によっ

  • 関西文脈の会について

    文脈の会は、2009年7月、図書館史に関心を持っている有志(OBを含む国立国会図書館職員、公共図書館職員、図書館情報学の研究者)を中心にして東京で発足しました。会の名称である「文脈」ということばは、顔合わせ会の際に提案された“Library in context”というコンセプトから採用されたものです。同年9月から勉強会をスタートさせ、『中小レポート』等、共通テキストの輪読と自由論題を組み 合わせて交互に発表が行われています。 上記メンバーの転勤などがあり、2009年12月から、関西での図書館史勉強会の企画が持ち上がりました。2009年末に行われた「図書館員で集まって飲む会@大阪」(taniwataruさん主催)でも、勉強会への関心が得られ たため、会の名称を「図書館史勉強会@関西 関西文脈の会」と定め、2010年3月から勉強会をスタートさせました。 勉強会は以下のルールによって運営してい

  • 第8回勉強会(2011年6月12日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 「貸屋の変遷」 日時:2011年6月12日(日) 14:00〜17:00 会場:キャンパスプラザ京都2階和室 発表者:小篠景子 今回の発表では、日における貸屋の発生(江戸時代)から、戦後の展開まで、貸屋の発展とともに図書館界がどのような対応をしてきたかについて、各種の先行研究の論点が整理された。 1.近世 貸屋は寛永初年頃から行商屋の兼業として始まり普及していった。寛政年間になると取締の対象にもなった。山東京伝のような作家は、読者に著作を届けるため「貸屋様はお媒人なり」と考えていた。近世貸屋のなかでも大手の大野屋惣八が持っていた蔵書は大惣と呼ばれ、現在は複数の図書館に所蔵されている。 2.明治・大正期 維新後に衰退した貸

    xiaodong
    xiaodong 2011/06/13
    「貸本屋の変遷」発表者:小篠景子さん / 読書史としてみてもおもしろそう。
  • 第7回勉強会(2011年4月16日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 『図書館を育てた人々 日編I』を読む(5) 石山洋「中身の充実に努力:太田為三郎」 日時:2011年4月16日(土) 14:00〜17:00 会場:キャンパスプラザ京都2階和室 発表者:吉間仁子 出席者:12名 東京図書館、帝国図書館に勤務し、「和漢図書目録編纂規則」制定や「日随筆索引」などのツール整備に尽力するとともに、日図書館協会の会長職や台湾総督府図書館長も務め、初期の図書館講習所を支えた太田為三郎(1864-1936)の事績について、文献を渉猟した吉間氏から丁寧にご紹介いただいた。 発表のなかでは、和田万吉との生涯に渡る友情についてのエピソードが紹介されたほか、ツールの整備という意味では、わが国におけるレファレンスサービスの展開

  • 第6回勉強会(2011年2月5日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 「マクロ図書館史」 日時:2011年2月5日(土) 14:00-16:30 会場:京都商工会議所 発表者:谷航 出席者:12名 発表の資料については、こちら(ぺえぺえ魂:谷さんブログ)に掲載されています。 あわせてご参照ください。 今回は、普段人物に焦点をあてて行なっているテキスト輪読の形式を離れ、資料・施設を切り口に、図書館歴史を巨視的な視点からとらえる視点を提示いただいた。 はじめに谷氏から、の未来をめぐる若手パネルディスカッションへの参加経験を踏まえた自己紹介があり、「図書館とは何か、まだ自分自身で一言で答えられないでいる。それは図書館が何なのか自分でよくわかっていないことと同じ」という問題提起が行なわれ、そのために歴史を振り返っ

  • 第6回勉強会のお知らせ

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  • 紙片が宝に変わる瞬間(とき)を目撃してきた~全史料協テーマ研究会参加記

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 事務局2号です。 平成22年11月24日(水)~25日(木)京都府民総合交流プラザで行われた「全国歴史資料保存利用機関連絡協議会」(全史料協)の二日目に参加してきました。 全史料協京都大会のページはこちら 今回の全史料協では、同志社大学企画部の井上真琴氏がテーマ研究会のなかで「目撃せよ!紙片が宝に変わる瞬間(とき)―図書館員のアーカイブ資料探検―」と題して同氏が同大学所蔵の竹林熊彦(および田中稲城)の史料整理をされた経験をもとに非常に興味深いお話をされており、また図書館史のなかでも非常に重要な内容だったため、ブログに参加記という形で内容を簡単にご紹介させていただきます。 -----------------------------------

    xiaodong
    xiaodong 2010/12/18
    「アーカイブズ・リテラシー」同志社大学企画部の井上真琴氏
  • 第5回勉強会(2010年11月13日)報告

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 『図書館を育てた人々 日編I』を読む(4) 廣庭基介「関西文庫協会の創始者:島文次郎」 日時:2010年11月13日(土) 14:00〜16:30 会場:京都商工会議所 発表者:江上敏哲(国際日文化研究センター) 出席者:12名 京都大学初代附属図書館長だった島文次郎について、江上氏から詳細な文献紹介とともに報告をいただいた。島については廣庭基介氏が詳細な研究を行っており、これと『京都大学附属図書館六十年史』(京都大学附属図書館、1961)が島の事績を尽くしているとも指摘された。また、大学院を出たばかりの島を抜擢し図書館経営にあたらせた総長・木下広次についても興味深い紹介がなされた。報告はさらに一般公開を目指した島の軌跡、関西文庫協会の活

    xiaodong
    xiaodong 2010/12/18
    『図書館を育てた人々 日本編I』を読む(4)廣庭基介「関西文庫協会の創始者:島文次郎」
  • 図書館史勉強会@関西 関西文脈の会

    関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 下記の日程で、第39回の勉強会を開催いたします。 御多忙のところと存じますが、ご参加をお待ちしております。 日時:2023年7月1日(土) 13:30~17:00 会場:お気軽会議室 京都四条 (https://www.instabase.jp/space/2361271403) 発表者:長尾宗典氏 タイトル:「帝国図書館執筆余話」 (中央公論新社『帝国図書館』を課題図書とします。なるべく読んでご参加ください。) 参加ご希望の方は、会合の一週間前までを目安に、下記のフォームからお申し込みください。

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