構造化データマークアップを標準化することでWebサイトでのマークアップ利用を促進し、より良い検索結果の提供を目指す。 米検索大手のGoogle、Yahoo!、Microsoftは6月2日(現地時間)、構造化データのマークアップ標準化を目指すイニシアチブ「schema.org」を立ち上げたと発表した。Webマスターがマークアップについて学び、利用できるマークアップを一カ所で探せるリソースとして、Webサイトschema.orgを開設。Webマスターによるマークアップ利用を促進することで、結果的に検索エンジンがユーザーにより良い検索結果を提供できるようにするのが目的という。 Webサイトの多くは構造化データで構築されているが、検索エンジンはこうしたデータを直接参照できない。マークアップは検索エンジンが構造化データを参照できるようにする言語で、Yahoo!は2008年からSearchMonkey