![Networked Digital Library of Theses and Dissertations(NDLTD)が、新しい検索ポータル“Global ETD Search”を公開](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)
機関リポジトリ推進委員会が「博士論文のインターネット公開に関する現況と課題(報告)」を公表しています。 この報告書は学位規則改正後の博士論文インターネット公表状況の把握、博士論文登録作業の状況の把握を目的に、機関リポジトリ推進委員会コンテンツワーキンググループが実施した調査の結果をまとめたものです。具体的には学術機関リポジトリデータベース(IRDB)に登録されたデータに基づく平成25年度の学位授与論文の機関リポジトリ登録件数の実態調査の結果と、18大学を対象とする機関リポジトリへの博士論文登録作業に関する実態調査の結果が報告されています。 登録件数実態調査によれば、平成25年度学位授与論文のうち、機関リポジトリで全文が公表されている論文は、2014年11月3日時点で約28%程度と見積もられるとのことです。また、登録作業の実態調査によれば、PDF入手までに要する時間や、著作権対応・部署間の連
6月10日、CiNii Articlesで検索していたら突然「日本の博士論文をさがす」のリンクが表示され、CiNii Dissertationsが公開されたことを知りました。 NDL-OPACの書誌情報をベースとして、機関リポジトリとNDLデジタルコレクションのメタデータを統合することで、本文リンクを表示させることが可能になった点はすごいと思います。 機関リポジトリのメタデータを収集するIRDBとCiNii Articlesとのデータ連携により、CiNii Articlesの詳細画面に機関リポジトリのリンクを表示させることは以前から実装されていました。しかし、メタデータのNIItypeがJournal Article、Departmental Bulletin Paper、Articleのいずれかに限定されていたため、博士論文は全文が登録されていたとしても連携対象外でした。 学術機関リポジ
http://ci.nii.ac.jp/d/ 2014年5月にその名を聞いてからずっと楽しみにしていたCiNii Dissertationsが昨日ようやくお披露目に。 長年、日本の博士論文データベースといえば、NII-DBRのひとつである博士論文書誌データベースだったわけです(その前身は今はなきNACSIS-IRで、1987年まで遡る。NDL-OPACから博士論文のデータを取り込んでいて網羅性も高いが、書誌情報のみ)。最近は、NDLによる1990年代の博士論文の電子化や、2013年4月の学位規則改正によるインターネット公表義務化が行われ、各大学の機関リポジトリやNDLデジタルコレクションで博士論文の本文が公開されるようになってきています。こうしたオープンアクセス化の進展を受けて、新たに、博士論文本文までナビゲートできるまとまった(そしてモダンな)データベースが必要になったということなんでし
仏・独における電子版博士論文のOAに関する調査<文献紹介> Joachim Schopfel et al. A French-German Survey of Electronic Theses and Dissertations: Access and Restrictions. D-Lib Magazine, 2015, 21(3/4) 2013年と2014年に,フランスのGERiiCo研究室(リール第3大学)と,ドイツの科学的ネットワーク機関(オルデンバーグ大学)が共同研究プロジェクト“Electronic Theses and Dissertations: Access and Restrictions”(以下EDAR)を開始した。EDARによる調査では,(1)電子版博士論文“electronic PhD theses and dissertations”(以下ETDs)のオープン
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1207277_1829.html 10月1日にNDLから「電子形態で収集した博士論文を公開しました」というニュースが流れました。 国立国会図書館は、平成25年4月以降に学位授与された国内の博士論文を、電子形態で収集しています。これらを10月1日に「国立国会図書館デジタルコレクション(博士論文)」で公開いたしました。当館施設内で利用できるほか、許諾が得られたものについてはインターネット上でもご覧いただけます。当館は今後も、電子形態の博士論文を収集し、随時公開していきます。 この数行をさらっと読んで細部まできっちり理解できる人は日本にどれくらいいるのだろうか……(担当なのにできてなかった人)。ともあれ、これで2013年の学位規則改正による博士論文のインターネット公表のスキームの登場人物がひととおりそろった感じでしょうか。
日本の大学では、2008年の学士課程答申以来、学生の学習成果をみすえながら学位プログラムをどうデザインするかが課題とされてきました。学位プログラムをデザインするにあたって参考になるのが、ヨーロッパに始まり世界中に普及しつつあるチューニングの手法です。 チューニング(Tuning)とは、さまざまな学問分野の知識・技能・方法を明確化するために、各分野の専門家を集めて行われてきた協働的な取組です。チューニングの参加者は、そこからそれぞれの大学にもどり、各分野の目標やカリキュラムを、自分の大学の文脈にあわせて調整し(tune)、調和させることに取り組んできました。 今回のシンポジウムでは、ユタ・チューニング歴史学チームのメンバーをつとめられたユタ州立大学副学部長のダニエル・マッキナーニー教授と、海外でのチューニングの動向に精通しておられる国立教育政策研究所の深堀聰子氏をお招きしました。 どのように
国立国会図書館でデジタル化した1990年代の学位論文約14万件へのDOI付与が完了しました。DOIをご使用のブラウザに入力すると、国立国会図書館デジタルコレクションの書誌詳細画面に遷移します。 学位論文に付与されたDOIのリスト(2014年2月24日時点)については、ウェブサイトに掲載しています。 国立国会図書館によるDOI付与(国立国会図書館) http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/doi.html ※2014年3月20日掲載 ※学位論文に付与されたDOIのリスト掲載(zip, 67.4MB) 国立国会図書館デジタルコレクション > 博士論文 http://dl.ndl.go.jp/#etd
2014年3月18日付で、電子学位論文(ETDs)のライフサイクル管理指針“Guidance Documents for Lifecycle Management of ETDs”が公開されました。 学位論文の提出や公開にあたっては、紙媒体から電子媒体へと移行が進み、情報流通の大幅な促進がもたらされたと同時に、大学図書館は、電子媒体の学位論文を保存しなければならないという課題に直面することとなりました。この指針では、こうした問題意識に基づき、大学において確実に電子学位論文(ETDs)を保存するため、ノーステキサス大学図書館のほか大学図書館6館とEducopia、 MetaArchive Cooperative、電子学位論文の国際的ネットワーク(Networked Digital Library of Theses and Dissertations:NDLTD)の協力を得て、ベストプラクテ
2013年12月16日、アメリカ歴史家協会(the Organization of American Historians: OAH)が、博士論文のエンバーゴに関して声明を発表しています。ジョージア州アトランタで開催されていた会議での議論を踏まえたもので、同協会の理事会(Exective Board)は、著作者が自身の博士論文の刊行や流通の方法を決定する権利について、強くサポートする、との内容になっています。 OAH Executive Board Statement on Dissertation Embargoes(OAH, 2013/12/16付け) http://www.oah.org/about/governance/oah-executive-board/oah-executive-board-statement-on-dissertation-embargoes/ Anoth
The ORCID Organization just announced the results of its ORCID Adoption & Integration funding competition. Among the nine awardees selected for funding is Texas A&M University, whose proposed project will integrate ORCID iDs into the works of early scholars at the very beginning of their careers. As quoted in ORCID’s press release, Texas A&M’s Associate Provost for Graduate and Professional Studie
月刊 DRF Digital Repository Federation Monthly 第 46 号 No. 46 November, 2013 【特集1】オープンアクセスウィーク!みんなの活動<速報> 【特集2】世界の学位論文電子公開の状況―ETD2013参加レポート― 【連 載】今そこにあるオープンアクセス 「グリーンだからといって雑誌をキャンセルしてもいいか?」 【寄 稿】Portable peer-reviewの試み Open Access Week!! みんなの活動<速報> 滋賀医科大学 図書館カウンター にポスターを貼っています。 静岡大学 OAWポスターを持つしずっぴー 広島大学 階段面にOAWポスター 北海道大学 英文論文執筆セミナーにてOAトーク 筑波大学 博士論文公表に関する 講演会を開催 東京歯科大学 OAWのポスター、 Tシャツ、しゃもじ ととも
「博士論文のエンバーゴを最大6年間に」: 米国歴史学協会の声明とその反響 関西館図書館協力課:菊池信彦(きくちのぶひこ) はじめに 2013年7月22日、米国歴史学協会(American Historical Association:AHA)は、7月19日のAHA理事会で承認された声明を発表した(1)。声明は、歴史学の博士論文のオープンアクセス(OA)化に関するもので、大学院および大学図書館へ向けて発せられたものである。その内容をめぐっては、発表直後から様々なメディアで意見が飛び交う事態となった。 日本では学位規則の改正によって、2013年4月1日以降の博士論文は原則としてインターネットを利用して公表されることとなっている(E1418参照)。そのため、前提の異なる米国での議論がそのまま日本に当てはまるわけではない。だが一連の議論は、歴史学、より広く言えば人文学にとってのOAをめぐり様々な意
博士論文提出予定者向け著作権ガイダンス(10月17日開催)の配付資料を公開しました 10月17日(木)に開催した博士論文提出予定者向け著作権ガイダンスの配布資料(10月17日改訂版)を下記にて公開いたしました。 なお、改定内容は、一部レイアウト・文言の変更です。 「平成25年度一橋大学機関リポジトリHERMES-IRへの博士論文掲載のための著作権ガイダンス」配付資料
岡山大学における博士学位論文のインターネット公開義務化について 岡山大学附属図書館:山田智美(やまだともみ) はじめに 2013年4月1日付けの学位規則改正により、博士学位論文の公表が従来の印刷公表に代えて、インターネット利用による公表とすることになった。このインターネット利用による公表とは大学等の協力を得て行うもの、とされており、機関リポジトリによる公表を前提としている(1)(E1418参照)。機関リポジトリ(以下、リポジトリ)とは、大学等の研究機関が自機関の研究・教育成果を電子的に保存し、インターネットを通じて無償公開するものである。 岡山大学ではこれに先駆け、2011年度から博士学位論文のインターネット公開を大学として義務化した。この義務化の経緯について報告する。 1. リポジトリにおける研究成果の公開義務化の前例 リポジトリにおける研究成果の公開義務化は海外では、米国のハーバー
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