印刷 国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)の総会が10月31日開かれ、パレスチナの正式加盟の是非を問う採決が行われ、3分の2以上の賛成を得て可決された。加盟承認への対抗措置としてイスラエルの後ろ盾である米国は、ユネスコへの資金拠出を凍結する考えを示している。 パレスチナは、現在のオブザーバーの資格から正式加盟国に格上げされることにより、ユネスコの世界遺産に自国の史跡を登録申請する資格を得る。今後、イスラエルの占領地にある史跡を申請し、ユダヤ人入植地の拡大に動くイスラエルに揺さぶりをかける構えをみせている。 ただ、先行していた国連安全保障理事会での加盟をめぐる審議を待たずに、米国の強い反対を押し切ってユネスコ加盟を果たすことが、イスラエルとの2国家共存を前提とする和平交渉の再開につながるという見通しはない。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く