マララ・ユスフザイさん。1月22日に撮影、4日に公表された。ビデオ声明は、はっきりとした口調だが上唇がやや固い。「日に日に良くなっている」と回復をアピールした=AP 【ロンドン=沢村亙】パキスタンで女性の教育の権利を訴えて武装勢力に頭を撃たれた女子学生マララ・ユスフザイさん(15)が4日、ビデオ声明を公表した。回復を祈る世界中の支援者に感謝の言葉を述べたうえで、「すべての女の子、すべての子供が教育を受けられるように私は尽くしていきたい」と話した。 マララさんの肉声が伝えられるのは昨年10月の銃撃事件以来初めて。2日に英バーミンガムの病院で頭蓋骨(ずがいこつ)を修復する手術をしたが、ビデオはそれ以前に収録された。 マララさんはしっかりした英語で「みなさんが私のために祈ってくれたおかげで神様が私に新しい命を授けて下さった」と述べた。ウルドゥー語と、出身民族の言葉であるパシュトゥー語でも声
人権非政府組織(NGO)ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は2月1日、年次リポートを発表、2011年のマレーシア・デイでナジブ・ラザク首相が人権の保護と尊重のため取り組んでいくと発表したが大きな改善は見られなかったと指摘した。 主要な新聞やテレビ、ラジオにおける報道の規制、デモに対しての過剰な圧力、警察による権力乱用、アンワル・イブラヒム元副首相の不公平な裁判、人権団体「マレーシア人民の声」(Suaram)に対する外国政府からの資金援助疑惑を問題点として挙げた。 またレポートは政府が難民、亡命希望者など弱い立場の者の権利推進を約束したが、ほとんど進展は見られておらず改善が必要だと指摘。女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、性転換者(LGBT)についても差別が悪化しており、政府が東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の保護に反対していると示した。またマレーシアが国際連合人権理事会に加盟しな
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