ドキュメンタリー映画『氷の花火 山口小夜子』の公開が決定。2015年10月31日(土)、シアター・イメージフォーラムにてロードショー。生前彼女と交友のあった松本貴子が監督を務める。 70年代初頭、オイルショックで閉塞感が漂っていた日本。自分達に自信が持てず、「一億総欧米コンプレックス」という言葉そのままに、欧米の真似をすることにだけエネルギーを注いでいた。 そんな時代に“日本人であること”を武器に、たった1人で世界に戦いを挑んだ女性。それが山口小夜子だ。山本寛斎、髙田賢三、イヴ・サンローラン、ジャンポール・ゴルチェら一流のファッションデザイナーに愛され、セルジュ・ルタンス、横須賀功光などトップクリエイターのミューズとなってイマジネーションを与え、常に時代の先端を走り続けた彼女。 松本監督をはじめとする、山口と親交のある人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら「山口小夜子」の人物像を