ワークライフバランスを普及するために出産わずか3週間後に起業。彼女自身、残業ゼロ、毎日8時間労働を厳守し、仕事と子育てを両立する。限られた時間内で高い成果を挙げるコツを聞いた。 ■時間あたり生産性を最大にするのがプロの務め 日中8時間で最高のアウトプットを実現し、残業を一切せずさっと帰る。「時間あたり生産性を最大にする」働き方が、私のモットーです。育児に時間を割くためという個人的事情もありますが、第一に、プロとしての務めではないかと。日本人の人件費は中国人の8倍、インド人の9倍。だらだら残業する働き方は許されない。 働く時間を減らしたらアウトプットの質や量が落ちるんじゃないかと思われるかもしれません。でも私自身の経験からいうと、これが落ちないんです。 例えば、昔の私なら原稿のアイディアが浮かばないといって夜までうなっていた。でも18時までに絶対終わらせると覚悟を決めたら、うなっているヒマは