Googleは、同社が提供する「Chrome」ブラウザにおいて、広く普及しているAdobe SystemsのFlashに代わる動画再生技術として、新しいHTML機能のサポートを開始した。もっとも、この新技術はまだ全体的に荒削りである。 同技術のサポートは、米国時間5月27日に「Chrome 3.0」への取り組みを開始した開発者向けプレビューバージョンの「Chrome 3.0.182.2」に搭載される。HTMLでの動画対応は、現在規格策定中のHTML 5に含まれる有用な技術の1つで、Googleは同技術によって、ウェブが比較的静的なサイトの集合体から、PC上にあるアプリケーションに匹敵する本格的なアプリケーションを実行できる基盤へと姿を変えることを望んでいる。 HTML内の「video」タグは、既にさまざまなバージョンのAppleの「Safari」や「Firefox」「Opera」で利用可能
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