エンジニアにとって、資格は自分の知識を積み上げ、スキルアップするうえで目安となるもの。最近はより専門分野に 則した資格も続々登場しつつある。その資格取得の目的や資格手当の現状、手当への満足度をアンケートで 尋ねた。 技術職という仕事の性格上、エンジニアは仕事を続けていくため、たえず最新の技術を習得する必要性に駆られている。そのため、資格試験のための勉強が、技術をキャッチアップするためのよいきっかけになる。 業界の中で広く認められるスタンダードな資格をもっていれば、それが技術力の証明や裏付けになるという点も見逃せない。社内の昇進・昇格の際、あるいは転職において、資格の内容が、技術者のスキルを推定するバロメーターになる。 業界によっては、デファクト・スタンダードな製品・規格をもつ有力ベンダーとパートナーシップを結ぶためには、一定数のベンダー資格取得者を社内にそろえる必要がある場合もある。その場