石鹸製造のイテマエソープ(大阪府)は25日、23日に発売したばかりの新製品「コーヒー牛乳石鹸」の販売を終了すると発表した。購入した銭湯から苦情が相次いだことが理由だという。発売後わずか3日での終売は異例の対応だ。 コーヒー牛乳石鹸は、銭湯で長年親しまれているコーヒー牛乳をブレンドした固形石鹸。「あのコーヒー牛乳独特の甘ったるさが全身を包み込む」として、全国の銭湯に3千個を出荷していた。 しかし、発売当日から200件を超える苦情が殺到。同社広報部によると、苦情の大半は石鹸を使用した入浴客からのもので、「入浴中なのに風呂上がり気分にさせられた」「壮大なネタバレ」など不快感を訴える内容が多くを占めた。 また、同日から銭湯でのコーヒー牛乳の売り上げが激減したため、翌24日からは返品の問い合わせが殺到。社内で対応を協議した結果、「回復は見込めない」として25日製造分で出荷を終えることを決めた。また、
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