白紙を束ねて文庫本の体裁で製本しただけの「本」がある。 値をつけて売っている、商品名マイブック。あなたの物語を書き込んでくださいというわけで、これは誰が考えたのだろうか。気づかなかっただけでもっと昔からあったのかも知れないが、書店で僕が見かけるようになったのは3〜4年くらい前だ。買う人は、やはりいるのだろう。『ブリジット・ジョーンズの日記』が置いてないかと近所の古本屋を訪れた。ブックオフではないただの「古本屋」だ。そこに『日記』はなかったのだが、この『マイブック』の2003年度版が税込み105円で売っていて驚いてしまった。 頁を繰ってみる。末尾に 「これは心の清い人だけに見える特殊なインキで書かれた物語です」 気の利いた書き込みがあるわけでもない。 “Le Beau Monde” Magritte アーティストにとって名前は、命の次に大事だという。すべての表現活動を売名行為だとする極論があ
確か8巻まで読んだ事のある銀色夏生さんの「つれづれノート」シリーズを久し振りにパラリと捲ったのですが、本当に日常をサラリと書いているので、面白いんですよね。日記好きだから羨ましくも感じたりします。 8巻で読むのを止めたのはあまりにも天真爛漫すぎて、旦那さんが可哀相に感じてしまったからなんです。仲良くしていた筈なのに「子供と2人で生活したい」と勝手に家を借りて別居する事にして、旦那さんは浮気をしてしまって、離婚。 浮気された事にショックを受けていたようですが、そりゃ、子供連れて勝手に別居生活されちゃ、旦那さんも心のよりどころか欲しくなるだろう。 こ、この人は…と思い、読んでいてイライラしてしまい、読むのを止めたのに、何年も経ってまた読みたくなってしまった。 また8巻を読んだらイライラするかもしれないので、9巻から購入して読もうかな…なぁんて、考えてみたり(笑) ほぼ日手帳には結構日常やらメモ
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