子供や孫の写真を持ち歩く祖父母や親の割合は約7割--カメラ販売店や写真館の運営を手がけるキタムラが2010年に発足した「思いで作り研究所」の調査では、このような高い数字が出ている。 しかしその一方で、祖父母や親に写真を送る頻度を見ると、1年に1度以下、もしくは送ったことがないという人は回答者の6割になったという。 このギャップの理由はどこにあるのか? ネットワーク経由で写真を送れるデジタルフォトフレームは、電源を入れていないため使われていないケースがあり、かといってプリントした写真をいちいち送付するのは、オンラインでの発注をするにも手間がかかる。 これを解決しようと試みるのが、ビットクルー合同会社が10月末にもサービスを始める「Photokul」だ。 Photokulは、カメラ付きの携帯電話やスマートフォンで撮影した画像をメールに添付して指定のメールアドレスに送信すれば、事前に登録した住所