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ブックマーク / www.yuichiro-itakura.com (13)

  • ITAKURA’s EYE 「わからない、も、一つの真っ当な結論」 - 板倉雄一郎事務所

    このところの巷では・・・ <俄(にわか)経済評論家の増加> 「」内は巷の発言。()内は僕の胸の内。 「2009年いっぱい景気は悪いけど、2010年には一気に回復するね」 (その根拠は一体なんだよ。) 「いやいや短くとも3年はダメだよ」 (その根拠もなに?) 「GMが救済されれば大丈夫なんだよ」 (GMの延命コストは莫大だよ。そもそもGMのバランスシート見たことあるの?) 「いやいやいや、これからはイスラムが主導する世の中になるね。世界の人口の大部分はイスラムだからね」 (はぁ?(笑)) 「オバマになって世界は安定するんだよ」 (はぁ? アメリカ歴史上、ほとんどの戦争は民主党がやってるんだよ。そんなことも知らないでよく言うよ) 「いや、やっぱりアジアだよ。東洋文化に変化するんだよ」 (そうなる時こそ、世界大恐慌だっつーの) キリが無いのでこの辺で止めますが、巷では「俄経済評論家」が増えてい

  • ITAKURA’s EYE 「投資すべき企業」 - 板倉雄一郎事務所

    2010年の「会社四季報」は、その厚さが半分になるんじゃないか!? そんなことが、実しやかに言われています。 事実、証券取引所は、上場廃止基準を緩和し、何とかそんなことになる事態を避けようとしています。 一方、株式投資や企業についてほとんど知らない多数の個人投資家は、「下げたところで買おう!」なんてのんきな株式投資を始めているようです。 そんなんじゃ、絶対に儲かりません。 結論から書けば、、 今投資すべき企業(・・・というか投資チャンスをうかがうべき企業)とは、経済状態の変化に応じて進化できるであろう企業だけです。 単に人件費をはじめとする経費削減によって、この場を乗り切ろうとしている企業もダメ。 「安く買える事業などの物件があるから、今買っておけばいずれキャッシュを生み出すだろう」と、既存のビジネスモデルを叩いて買っている企業もダメ。 そんなのは、将来の景気回復局面では、その景気回復の一

  • ITAKURA’s EYE 「なにが起こるかわからない2009年」 - 板倉雄一郎事務所

    読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。 (↑ ちょっと遅いですけれど) 年は、昨年中の「お遊びモード」を少々返上し・・・ セミナー事業(既に募集を開始している「実践・オプションの基礎と活用セミナー」に続き、2月には久々の「合宿セミナー」の開催も予定しています)、 新規事業(2008年中に、セミナー卒業生と共に一つのIT関連新規事業をスタート・アップさせましたが、2009年には更に2つほどの事業を開始予定です)、 コンサルティング活動(僕がお役に立てそうな事業において、アドバイザーとして価値提供をするお仕事を2008年末よりやらせていただくことになりました)、 執筆活動(今のところ2件ほど出版計画がありますが、当に書くかどうか・・・)、 など、精力的に活動をさせていただく年にしたいと思います。 エッセイも継続的に執筆しますので、年もどうぞよろしくお願いいたします。 (「お遊び

  • ITAKURA’s EYE 「アンバランスな2008年」 - 板倉雄一郎事務所

    2008年は、様々な意味で、アンバランスな年でした。 自分自身も、社会も。 日のエッセイを持って、板倉雄一郎事務所は年末年始休暇に入りますので、2008年最後のエッセイは、徒然とさせていただきます。 尚、2009年は1月7日(水曜日)よりの開始となりますので、2009年もよろしくお願いいたします。 <過剰生産のアンバランス> 金融危機に振り回された2008年でしたが、振り返ってみれば金融危機という「キッカケ」によって浮き彫りになったのは、世界の過剰生産であり、需要と供給のアンバランスです。 自動車産業において、レイオフ、工場の稼動休止などが相次いでいますが、 「車が買えなくて生活できない!」 なんて話はどこからも聞こえてきませんし、 「自分の車は古くて、遅くて、使い物にならない!」 なんて話もどこからも聞こえてきません。 メディアでは、「ファイナンスが付かないから車が売れない」といったこ

  • ITAKURA’s EYE 「2009年」 - 板倉雄一郎事務所

    xxxxxxxxxxxxxxx
    xxxxxxxxxxxxxxx 2008/12/12
    「2008年12月現在、多くの人々が本当のヤバさに気付いてない」 たしかに・・
  • 信じられないまでの「情熱」 - 板倉雄一郎事務所

    (毎週火・木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。) こんにちは。パートナーの渋谷です。 さて、日のタイトルはちょっと変化球です(笑)。 いい意味に取れるかもしれませんが、「保身に走るクズ経営者」というタイトルと、どちらにしようかと迷った結果、上記となりました。 その「情熱」というのは、日電産から資・業務提携の(TOB)提案を受けている、東洋電機製造の経営者の「保身」のための信じられないほどの情熱です。 TOB提案の経緯に関しては、下記エッセイに詳しく書いています。 (過去エッセイ:日電産によるTOB提案) その後時間も経過し、状況がかなり進展した(というより方向性が明確になりつつある)ため、日はそれについての続きを書こうと思います。 最初に告白しますが、僕自身このTOBが成立するであろうポジションを取り、そしてある時点でそうはならないと判断して、損切りをしました。です

  • サムライ会計 第13回「広告ビジネスとコンテンツビジネス」 - 板倉雄一郎事務所

    (毎週火・木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。) 皆さん、こんにちは。板倉雄一郎事務所パートナーの木村です。 早いもので、あと一カ月で2008年も終わりです。 今年の株式市場は散々でしたが、新規上場市場も同様に近年稀にみる冷え込みとなりました。セブン銀行やサニーサイドアップなどの目玉案件もあったものの、件数でみると50社弱と、1992年以来15年ぶりとも言えるような不作(?)の年でした。 また、数年前はブックビルディングの価格レンジの一番上で決まって当たり前だったのが、ここ数カ月はすべて下限での公募価格が決定しています。 そんな中、今月17日に東証マザーズに上場する『グリー』に、そのビジネスモデルと利益率の高さから注目が集まっています。 上場直前の2006年6月末における会員数が470万人、現在は1500万人を超えると言われる圧倒的な会員数でSNSでは一人勝ち状態のように見え

  • ITAKURA’s EYE 「元々無いお金で回っていた世界経済」 - 板倉雄一郎事務所

    またまたクレジットカード業界の損失の話です・・・ 一般論として、有利子負債を利用する(ある程度のレバレッジをかける)ことは、個人であれ企業であれ、その資コスト(および税負担)を抑制する効果があり、一概に「借金はだめ!」とはいえません。 当該事業が薄利多売である場合は、なおさら資コストを抑制するために「適正な範囲の(=最適なD/E比率の範囲の)」レバレッジは合理的だといえます。 しかし、「当たり前のこと」ですが、その有利子負債を何らかの形で担保できる場合に限ります。 古典的な日の銀行の融資基準のように、「今日現在バランスシートに載っている資産(=既に持っている資産)」を担保にするような「後ろ向き」の担保設定に限らず、当該事業が将来生み出すであろうキャッシュフローを担保に設定する場合(←たとえばLBO)も、広義で担保された有利子負債ということになります。 「将来生み出すであろうキャッシュ

  • ITAKURA’s EYE 「世界の共産主義化?」 - 板倉雄一郎事務所

    世界各国が「大きな政府」に、「仕方なく(他の選択肢が無く)」偏向していく様子が連日報道されています。 中でも市場原理主義の最先端であったはずの米国が、いまや各国に先んじて大きな政府への道筋を着々と歩んでいるようです。 (もちろん、現在の段階では、政府が「肩代わりする債務」のボリュームは、対GDP比でわずかですから、共産主義化というのは大げさではありますが) その結果、予測されることは、財政悪化ですし、したがって将来の増税を見込んだ更なる景気減速の見通しですし、つまるところ一層の「円高(=他の通貨の希薄化)」ですし、その先では、「ドルを基軸通貨にしておいてよいのか」という議論にも発展する可能性があります。 各国の中央銀行は、政策金利を下げる傾向にありますが、どの国の政策金利も「下げ余地」はほとんど無いわけです。 政策金利を1%下げたところで、「それなら資金を調達して運用しよう!」なんて脳天気

  • パナソニックが三洋電機買収を視野に協議(その2) - 板倉雄一郎事務所

    企業価値評価・経済・金融の仕組み・株式投資を分かりやすく解説。理解を促進するためのDVDや書籍も取り扱う板倉雄一郎事務所Webサイト (毎週火・木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。) こんにちは。パートナーの渋谷です。 前回11月13日に書いた話題に引き続き、今回もパナソニックによる三洋電機買収協議について、その続きを書いてみたいと思います。 ⇒ 前回のエッセイ(この話のアウトライン) ⇒ 法的観点からの考慮点(by Mori弁護士) では早速、まずは前回の最後に書いた、パナソニック投資意思決定指標である「CCM(Cost Capital Management)」についてです。 【パナソニック投資意思決定指標】 パナソニックでは前任の中村邦夫社長の時代、松下版EVAである、 「CCM(Cost Capital Management)という指標を設定し、その指標に則った事業

  • 企業と法律 第33回「パナソニックの三洋電機買収に立ちはだかる壁 その1」 - 板倉雄一郎事務所

  • パナソニックが三洋電機買収を視野に協議 - 板倉雄一郎事務所

    企業価値評価・経済・金融の仕組み・株式投資を分かりやすく解説。理解を促進するためのDVDや書籍も取り扱う板倉雄一郎事務所Webサイト (毎週火・木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。) こんにちは。パートナーの渋谷です。 先週金曜日、11月7日にパナソニック株式会社、三洋電機株式会社の両社連名で、既に報道されていたタイトルの件に関して、正式なリリースが発表されました。 ⇒ パナソニック株式会社発表のプレスリリース ⇒ 三洋電機株式会社発表のプレスリリース この件に関して、様々なメディアや証券会社などから、分析記事やレポートが発表されています。当事務所でも「パナソニックがどのくらいの価格で三洋電機を買収するのが適正なのか」についての見解を出すべく、鋭意調査及び分析を進めています。 来であれば、ある程度ざっくりとでも、日のこのエッセイで何らかの結論を書きたかったのですが、どうに

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    板倉の日々の投稿は、現在facebookにて行っています。 時代の変化と共に投稿先も変化すると思いますが今のところはfacebookです。 板倉雄一郎のウォール on facebook: https://www.facebook.com/yuichiro.itakura

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