気象庁は22日、10〜12月の3カ月予報と冬(12〜2月)の予報を発表した。全国的に秋の気温は高くなると予想したが、12月には寒気が強まり、過去10年に比べてやや寒い冬になりそうだとみている。 同庁によると、10〜11月は猛暑の影響で、全国的に平年より暖かくなる可能性が高いという。太平洋側では秋雨前線の影響で10月に雨が多くなることも予想される。 一方、12月にはペルー沖で発生しているラニーニャ現象の影響で、冬型の気圧配置が強まり、寒気が南下する時期がある。冬の期間全体では気温は北日本で高め、東日本から沖縄・奄美で平年並みだが、過去10年は暖冬が多かったため寒いと感じる冬になりそうだという。