タグ

読み物と増田に関するy-idのブックマーク (2)

  • 反重力どんぶり

    反重力どんぶりをべるのは命がけだ。左手でふたを押さえながら右手で箸を構える。そしてタイミングをを見計らってふたを外すと、卵でふんわりとじた熱々のカツが重力に逆らって、顔面に向かってくる。そこを絶妙の箸さばきで口に入れていくのが反重力どんぶりの醍醐味なのだが、多くの者は箸で捉えきれず顔面を大やけどする。たまらず椅子から転げ落ちると、どんぶりの中身は天井へと向かっていく。そのため「ぐらび亭」の天井はいつもカツと米粒がへばりついていた。 反重力どんぶりは美味であるが、その味を堪能できる者はほとんどいなかった。そこで反重力どんぶり攻略の対策を練る者も現れ始めた。傘を差しながらべれば、どんぶりの中身はすべて傘の内側に収まり、悠然とすることができるのではないか。マイどんぶりを持参して、反重力どんぶりのふたを開けると同時に、マイどんぶりを覆いかぶせれば、悠然とすことができるのではないか。 確かに

    反重力どんぶり
  • 老夫婦を悩ますイタズラの犯人を突き止めた

    都会では珍しくなってきたのかもしれないが、我が地域では未だに近所付き合いが盛んだ。 休日に自宅前の掃除をしていたら、道路を挟んだ向かい側に住んでいるご主人(老人)から相談を受けた。 老人『増田さん、おはようございます』 増田『おはようございます』 老人『あぁ・・・増田さんにこんなご相談をするのも申し訳ないのですが、最近このあたりで不審な人物を見たりしませんでしたか?』 増田『いえ、家内からはそんな話は聞いた覚え無いですが・・・私も朝早く仕事に行って帰ってくるのも遅いもので。何かありましたか?』 老人『実は・・・』 ご主人の話をまとめるとこんな感じ。 ・1ヶ月くらい前からイタズラを受けている。 ・郵便受けにお菓子の包み紙などのゴミを入れられる。 ・チャイムを鳴らされて外に出ても誰もいない(いわゆるピンポンダッシュ) ・近くの交番で相談してみたものの、何の進展もない。 ・奥様(老婆)は『近所の

    老夫婦を悩ますイタズラの犯人を突き止めた
    y-id
    y-id 2010/10/28
    いい話。文章もとっても読みやすくて好き。
  • 1