引きつづき『日曜討論』より、飯田泰之語録。 「これってNHKの著作権侵害じゃね?」というのは自分でも薄々感じてはいるのですが、あくまでも公共の福祉のための「引用」とみとめていただけないかしらん、と思っています。申すまでもなく、当エントリの文責は私にあります。なお、飯田先生の許可を得たというのは、あくまでも道義的に「仁義を切った」ということであって、著作権に関する問題が法的にクリアされているかどうかは別だというのは、承知しております。深刻な法的問題があるようなら、当エントリは即刻削除させていただきます。あしからず。 どうする財政再建 財源の付け替えだと、結局はプラマイゼロになっていく。財政再建をやるときに、現行の政権はどうしても増税による財政再建という方向に進みがちなんですよね。そうではなくて、もっと将来の成長戦略を描くことで、税の増収による財政再建というビジョンを持っていかないと、ジリ貧に
■ 「自分は、これだけ甲斐性ない男で…、それでも結婚してくれるか…」。 こういう期待値を下げるプロポーズで結婚できた男は、幸福であろう。 期待値が元々、低い分だけ、地道に努力を積み重ねれば、うまくいく。 このパターンに当てはまった近年の事例は、小渕恵三の執政であった。 「さめたピザ」という当初の酷評が、「海の家のラーメン屋」となり、終いには「青山の牛丼屋」になった。 「国旗・国歌法」、「通信傍受法」、「日米防衛協力指針関連法」といった法案が続々と通った。 こういう法案を一つの内閣で通したというのも、今となっては驚きである。 当初、30パーセントぐらいで始まった支持率が、政権末期には50パーセントを超えていた。 小渕恵三は、「学者との縁」を大事にした宰相である。 雪斎の師の一人である佐々木毅先生が、読売論壇賞を受けた折、彼は、受賞パーティーに姿を見せて、スピーチまでしていた。現任総理でそうい
本当にその手の文句になぜ人は無思考的になるのか? グリーンニューディールも「環境にやさしい」新技術開発、というだけでなんだか、社会的に必要で、環境弱者にやさしい、とこれまた安易に支持してしまう。これじゃあ、「郵政民営化で停滞打破」とか「構造改革なくて景気回復なし」だとかの空虚な修辞が支持されるわけだ。本当にその手の文句は、相当慎重に持ち出さないと、ただのオレ様(あるいはオレ様たち既得権益集団)の価値観を信じろ、という物言いと同じにしかすぎないわけだが。社会的に必要と弱者救済「だけ」ですめば、経済学なんていらないね。また本人は「だけ」のつもりでなくても「だけ」の議論になっていることにも無頓着。実際に、例えば「社会的に必要」であることを経済学と折り合いつけるだけでものすごい跳躍しなくちゃいけなくて、それは経済学的な思考とペテンの境界線を綱渡りする作業なんだよなあ。そういうのを本当に考えて「社会
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