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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (18)

  • 「橋下新党」のハードル - 雪斎の随想録

    ■ 「賽は投げられた」というわけか. □ 橋下氏、国政進出を表明=「日維新の会」結成へ 時事通信 9月8日(土)21時53分配信 地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)は8日、大阪市内で所属議員らによる全体会議を開き、次期衆院選での国政進出に向け、橋下氏を代表とする新党「日維新の会」を結成する方針を正式決定した。橋下氏は会議後の記者会見で「自治体を自立させるためにも、国家の統治機構を変えなければならない」と決意を表明。衆院選では過半数の議席獲得を目指す考えを示した。 与野党の対立激化で国政が「決められない政治」に陥る中、知名度の高い橋下氏率いる新党は、衆院選の「台風の目」となりそうだ。 大阪維新の幹部によると、小選挙区と比例代表で合わせて計350~400人の候補者を擁立する計画という。このため週明けにも、現・元職の国会議員らに加え、「維新政治塾」の塾生約900人を対象とした第

    「橋下新党」のハードル - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2012/09/10
    雪斎先生の日本維新の会の議席見積もり。四百人擁立ってのは、ある意味飽和攻撃ではあるが、ものすごくダメージも多そう。/魔法が解けるまでに何とかしたいんだろうけど。
  • 「永遠の青年」の政治 - 雪斎の随想録

    ■ 今年の大河ドラマは、『平清盛』である。人気はなさそうである。清盛が権力を握った後の風景が、どのように描かれるかが、雪斎の注目点であるけれども、おそらく、そのあたりの視聴率は、低いだろうなと思う。 日における「龍馬人気」というのは、「判官びいき」のヴァリエーションなのであろう。「九郎判官の物語」からすれば、清盛は、「旧体制の首魁」でしない。 考えてみれば、義経と龍馬というのは、似ているのである。 ◇ あまり恵まれない出自 ◇ 彗星のごとく登場、時代を動かす華々しい活躍 ◇ 悲劇的な死 ◇ 「永遠の若さ」が保証された存在 逆にいえば、義経や龍馬の死の後に、「体制」を築いた頼朝、あるいは大久保利通や木戸孝允の印象は、誠によろしくない。「体制を作った人々」というのは、大久保を除けば、大概、老いて畳の上で最期を迎える。ドラマには、絶対になるまい。フィデル・カストロよりもチェ・ゲバラのほうが人気

    「永遠の青年」の政治 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2012/02/17
    前のエントリにもコメントしたけど、ボクらは青年将校が好き過ぎる。
  • 政治家の言論と学者の言論 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎の新著は、自民党の「売店」には、かなり置かれているらしい。 一昨年の下野の折に、「自民党の再建に助勢仕る」と無茶な振る舞いをしたのであるから、それくらいのことはしてもらっても、罰はあたるまい。 ところで、雪斎にとっては師匠筋にあたる山口二郎教授と橋下徹大阪市長とのテレビ朝日番組上での対談の模様が、話題になっているらしい。雪斎は、この対談を観てはいないけれども、率直に不毛にして無意味な対談であったであろうとは想像できる。山口教授と橋下市長との間には、議論の前提としての「敬意」や「共感」が成立するように思えない。山口教授が竹中平蔵教授を相手にした対談では、政策志向を異にするとはいえ学者同士の作法を守った議論が成立していたけれども、橋下市長を相手に同じような議論が成立とするとは考えにくい。言論の世界では、その目的や立脚点を異にした「異種格闘技」は大概、不毛なものにしかならない。山口・橋下

    政治家の言論と学者の言論 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2012/02/15
    ちなみに雪斎先生の橋下市長への人物評は、このエントリ。「ぐだぐだいわずに、結果を出せ」/そもそも、橋下さんはぐだぐだ大声出すけど、それに見合う成果はまだ出してないお人だから。
  • 大阪維新「船中八策」の「馬脚」 - 雪斎の随想録

    ■ 大阪維新の会の「政策綱領」が世に出た。 これを「船中八策」と呼び習わしたのは、率直に愚昧、軽薄の沙汰であろう。 雪斎は、坂龍馬に自分を仮託しようという政治家を信用しないことにしているので、これが橋下徹大阪市長の意向での命名でならば、その時点で橋下市長に対する評価は「暴落」である。龍馬は、「設計図は書いたかもしれないが、実際の建築には携わらなかった」人物である。「体制を考えた人々」と「体制を作った人々」の間には、途方もない開きがある。 橋下市長の「失速」は、意外と早かったようである。こういう政策綱領を出してくること自体、彼らが、きちんした政策吟味をしていないことを暴露している。 ◇ 統一性の薄い全体像 「船中八策」は、「それを、どのように実現するか」という考慮が、まったく働いていない文書である。首相公選制度の導入には、憲法改正の手続きが要る。先に、参議院廃止と打ち上げてしまった後で、参

    大阪維新「船中八策」の「馬脚」 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2012/02/15
    残念ながら消えている。/メンテか何かだった模様/ああ、でも、青年将校が好きな人が多いから、そう言う人には受けるだろうな。
  • 対中ネガティブ・イメージの拡散 - 雪斎の随想録

    ■ 尖閣に関して、中国が南沙諸島・西沙諸島でも騒動を引き起こしている「問題児」である実態が頻繁に伝えられているのは、結構なことである。しかも、それが、「欲深な中国」というイメージの拡散と重なり合っているのだから、中国の被るダメージは、かなりのものになるであろう。 何分、日人の価値意識からは、「欲深い」というのは、最も嫌われる性向である。 『花咲か爺』『舌切り雀』『鶴の恩返し』『金の斧 銀の斧』・…。 日の昔話で戒められているのは、この「欲深い」という性向なのである。 一旦、ついたネガティブ・イメージの払拭は難しい。 「ソフト・パワー」軽視の帰結であろう、 ところで、前のエントリーで、検察審査会のことを書いたら、早速、動きがあったようである。 □ 【尖閣衝突事件】検審に審査申し立て 福岡県内の男性 産経新聞   2010.9.27 19:35 27日、故郷に戻り歓迎を受ける中国船船長(中

    対中ネガティブ・イメージの拡散 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2010/09/29
    ある意味、モンスターカスタマーに対する対応法にも通じるかも知れない。
  • 『井上成美』を読む。 - 雪斎の随想録

    ■ 「アメリカがよくあれまで我慢したものだと思う。資金の凍結や油の禁輸などは窮余の策で、まだまだおとなしい方だ。日のやり方は傍若無人と云うの外はない」。 井上成美は、戦前、日独伊三国同盟の締結や日米開戦への動きには頑強な抵抗を示し、米内光政や山五十六と並んで、「海軍左派三羽烏」と称された。井上は、戦時中には海軍兵学校校長、海軍次官を務め、帝国海軍最後の大将に昇任した。井上が海軍兵学校校長に在任していた時、英語が敵性語として扱われた時節にもかかわらず、兵学校での英語教育が続行された。「英語ができない海軍士官など要らない」というのが、井上の意向であった。 『井上成美』(井上成美伝記刊行会、昭和57年)を古書店から購入して、読んでいる途中である。巻末資料を含んで900ページ近い書である。 前に触れたのは、戦後、昭和三十年代後半に、井上が日米開戦に至る過程を回顧して語った言葉の一節である。一九

    『井上成美』を読む。 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/12/15
  • 師走の最初の「与太話」 - 雪斎の随想録

    ■ 師走である。 行政刷新会議における「仕分け」の顛末は、興味深かった。 第一に、「仕分人」と称される議員の見識の浅さが顕かになったことである。「政治主導」などという割には、財務官僚とと同じことをやっている。多くの学者の反発を招いた科学技術予算の扱いも、「日は、技術っていくしかない国だ」という認識が根底にあれば、あの結果は出てくるはずはない。「とにかく削ってやろう」という意識が最初にあるから、こういう話になる。 第二に、こうした議員を「必殺・仕分人」などと呼んで称揚した一部のテレビ・メディアの阿呆ぶりが、よくわかったということである。来年、オリンピック・イヤーのときに、テレビ・メディアは、アスリートの尻を叩くに決まっている。彼らが、アスリートのスポンサーに成るのであればともかく、アスリート強化予算を縮減しようという「仕分け人」をたたえているのだから、愚劣としかいいようがない。他人の努

    師走の最初の「与太話」 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/12/05
    レンホーはともかくとして、京速スパコンのPJ自体は、擁護しようにも、スジが悪いと思うけど。
  • 政治と「階級社会」 - 雪斎の随想録

    ■ 森繁久弥さんが主演した映画小説吉田学校』に印象深いシーンがある。 講和の実現に向けて格的に走り出した吉田茂(森繁久弥)が、外務次官(神山繁)に条約案の作成を命ずる。 だが、外務次官は、吉田が満足する案を出せず、吉田から何度も突き返される。 そうした遣り取りの中で、外務次官は、親の死に目にも会えない激務を続ける。最後に案が出来上がり吉田から「ご苦労だった」と言葉を掛けられた次官は、脱力したように落涙するのである。 吉田と外務次官の関係は、単に政治家と官僚の関係ではない。 戦前には外務次官を務めた吉田にとっては、その次官は広い意味での昔日の部下であったであろうし、何よりも東京大学法学部の後輩であった。 「政治家主導」とは、最近になって浮かび上がったような雰囲気があるけれども、吉田時代は、「政治家主導」でなかったといえるのか。 戦後、特に「三角大福中」の頃までは、余程、「政治家主導」だっ

    政治と「階級社会」 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/11/18
    指摘してること(学閥&世襲)は自民党政権にも当てはまること
  • 「自分で食えない国」の分際 - 雪斎の随想録

    ■ 日糧自給率は、現在、どの程度なのか。 大体、40パーセントである。 先進国中、豪州が240、フランスが130、米国・カナダが120前後という水準であるけれども、他の国々は100を割り込んでいる。それでも、ドイツが90、英国70という水準であるから、日に比べれば誠に高い水準である。 それならば、日は、自給できない60パーセント分を、どこから補っているのか。 全輸入量の2割強は米国だが、これに中国、オーストラリアが続く。 詳しく見ると、トウモロコシは9割強、大豆は7割、小麦は5割強が、米国からの輸入に頼った状態である。 雪斎の日頃の「親米派」言動には辟易する向きもあるらしい。 だが、「親米派」批判に走る人々に共通するのは、「自分が普段、べている料は、どこから来ているのか」ということを真面目に考えない態度であろう。料調達の面で、米国は、現在でも、日にとっては「気を遣わなけれ

    「自分で食えない国」の分際 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/11/08
    カロリーベースの自給率?へっ、それ食えんの?
  • 郵政社長人事 - 雪斎の随想録

    ■ 日郵政社長は、斎藤次郎氏に決まったようである。細川護熙内閣時代に政権与党関係者であった雪斎にとっては、懐かしい名前である。当時の斎藤氏の剛腕ぶりは、「永田町・若葉マーク」の雪斎の耳にも、入っていた。当時、斎藤さんを直で見て、「官僚の一番、上とは、こういう人なのか…」と思った。ひさしびりに、テレビ画面を通じて近影に接し、「お年を召されたな…」と思ったs。当時、三十歳手前だった雪斎も、今は四十代半ばなのだから、確かに時間は過ぎている。 この人事が鳩山由紀夫内閣にとって「吉」と出るか「凶」と出るか。 雪斎は、「元官僚」の登用それ自体を批判しない。有能であれば、誰でもオーケーである。 郵政民営化の方向性それ自体への評価は、ここでは触れない。 ただし、民主党の野党時代の振る舞いとの「整合性」は、確実に突っ込まれよう。日銀総裁人事の際の対応を振り返れば、間違いなくっそうなる。 斎藤さんと小沢一郎

    郵政社長人事 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/10/23
    君主豹変して現実路線になったら、それこそ未来永劫自民党の政権奪還は不可能になるのではないか
  • 治者の遺訓 - 雪斎の随想録

    ■  徳川家康の遺訓を参照しよう。 人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し いそぐべからず 不自由を常とおもへば不足なし こころに望おこらば困窮したる時を思い出すべし 堪忍は無事長久の基 いかりは敵と おもへ 勝事ばかり知てまくる事をしらざれば害其身にいたる おのれを責て人をせむるな 及ばざるは過たるよりまされり 自民党再建には、「勝事ばかり知てまくる事をしらざれば害其身にいたる」、「おのれを責て人をせむるな」、「及ばざるは過たるよりまされり」は、肝に銘じられるべきであろう。 「勝事ばかり知てまくる事をしらざれば害其身にいたる」とは、今の自民党にとっては、何よりの「檄」になるであろう。此度の負けは、完膚なきまでの「負けである。此度の負けが、「三方が原」になるか「設楽が原」になるかは、今後の対応の如何である。 「おのれを責て人をせむるな」も、いい言葉である。メディアの報道が同情的でなかっただ

    治者の遺訓 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/09/15
    「「稲田朋美さんを総裁に」という声もあるが、雪斎は、「寝言だろ…」」←至言!
  • 政権への「期待値」 - 雪斎の随想録

    ■ 「自分は、これだけ甲斐性ない男で…、それでも結婚してくれるか…」。 こういう期待値を下げるプロポーズで結婚できた男は、幸福であろう。 期待値が元々、低い分だけ、地道に努力を積み重ねれば、うまくいく。 このパターンに当てはまった近年の事例は、小渕恵三の執政であった。 「さめたピザ」という当初の酷評が、「海の家のラーメン屋」となり、終いには「青山の牛丼屋」になった。 「国旗・国歌法」、「通信傍受法」、「日米防衛協力指針関連法」といった法案が続々と通った。 こういう法案を一つの内閣で通したというのも、今となっては驚きである。 当初、30パーセントぐらいで始まった支持率が、政権末期には50パーセントを超えていた。 小渕恵三は、「学者との縁」を大事にした宰相である。 雪斎の師の一人である佐々木毅先生が、読売論壇賞を受けた折、彼は、受賞パーティーに姿を見せて、スピーチまでしていた。現任総理でそうい

    政権への「期待値」 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/09/08
    「今の首班指名をめぐるゴタゴタも、わざわざ期待値を下げているのかもしれいない。まさか、そんなことが…。」それはない。/民主党側のGDGDに対する煙幕にされてるからなあ。
  • 敗戦責任における「礼儀」 - 雪斎の随想録

    ■ 自民党議員は、断固として首班指名選挙で「麻生太郎」と書け。 これが自民党再起の第一歩である。 「麻生太郎と書きたくない…」というのは、所詮、「麻生のせいで厳しい選挙になった…」という議員の私的な感情でしかない。そうした私的な感情で政党の運営が行われてよいはずはない。 萱野権兵衛という人物がいる。 幕末・会津藩の家老だった人物である。 戊辰戦争で敗れた会津藩で、敗戦の責任を一手に引き受けて切腹した。 萱野のことを書いたサイトには、「権兵衛の遺族には松平容保から金五千両が下賜された他、自刃見舞いとして銀二 十枚、喜徳からは銀十枚、照姫から銀二枚を賜わった。この年、松平容大に外桜田門に狭山藩邸を賜わったが、松平家ではその邸の一部をさいて権兵衛の遺族らを住まわせた」 とある。会津藩では、敗戦は全体の責任であり、萱野ひとりを「悪者」にして逃げるようなことはしなかったのである。因みに、テレビ・ドラ

    敗戦責任における「礼儀」 - 雪斎の随想録
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    y-mat2006 2009/09/05
    負け際がジタバタして見苦しいのも、リアルっちゃ、リアル。
  • とりあえず誰が残ったのか…。 - 雪斎の随想録

    ■ 結局、事前の予想とは、遠くない結果になったようである。 民主党は、300議席超え、、自民j党は120議席前後といった按配である。 自民党の中で誰が残るかということに大きな関心を寄せていた。 ○ 宮城6区        小野寺五典 もはや、雪斎の故地は、この政治家の鉄壁地盤になったようである。安心して任せられることは間違いない。 ○ 千葉7区 比例復活 斎藤健 これは嬉しかった。一人で十人分は働ける人材である。「政権復帰」の暁には、いきなり副大臣レベルから始動できるであろう。思わず万歳三唱である。 終わってみれば、残るべきところは、きちんんと残った感がある。 石破茂、谷垣禎一、茂木敏光、大島裡森、小池百合子…。 じたばたせずに「政権復帰」に向けて再起してもらうより他はない。茫然自失の暇などはない。 …と書いたが、 雪斎は、自民党員・党友の類であったことは一度もない。とはいえ、次の言葉を自

    とりあえず誰が残ったのか…。 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/09/05
    でも、森とか安倍とか古い人の方が声もでかそうなので、そっちの方が主導権握りそうな悪寒
  • 夏をあきらめて - 雪斎の随想録

    ■ 波音が 響けば 雨雲が 近づく 二人で思い切り 遊ぶはずの On the Beach きっと誰かが 恋に破れ 噂のタネに 邪魔する 君の身体も 濡れたまま 乾く間もなくて 胸元が 揺れたら しずくが 砂に舞い 言葉も無いままに あきらめの夏 ―桑田佳祐 『夏をあきらめて』 この数日、雪斎の故地である宮城県北に引きこもっていた。ちょっと、びっくりするような涼しさであった。「電脳」は使えない環境であった。現在では、テレビや新聞では、必要な情報は得られないものだと実感した。 既に、衆議院選挙公示である。此度の選挙は、どういう結果になるのかが判らない。四年前の選挙も、与野党伯仲だろうと当初は予測されていたのが、あの結果であった。馬券予想ではあるまいし、そうしたことで盛り上がることにはたいした意義もあるまい。 とはいえ、自民党は、少なくとも政権維持は無理であろうというのが、大方の予想である。 な

    夏をあきらめて - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2009/08/25
    「選挙後の自民党の姿が、「右の社民党」の類にならないことを雪斎は期待する」 ネガキャンの怪(?)文書で必要以上に日教組を叩いていたりするので、むしろ、右側に純化しちゃうんじゃなかろうか。
  • 世論に惑わず政治に拘わらず - 雪斎の随想録

    ■ 前回のエントリーの補足である。 「農民の救済を唱え政治の改革を叫ばんとする者は、先ず軍服を脱ぎ然る後に行え」。 終戦時の陸軍大臣であった阿南惟幾は、二・二六事件の折、陸軍幼年学校校長として全校生徒を集めて、このように訓示したと伝えられる。 因みに、戦前には武官は誰でも頭に入れておくことが要求された「軍人勅諭」には、次のような一説がある。 一、軍人は忠節を尽すを分とすへし 抑(そもそも)国家を保護し国権を維持するは兵力に在れは兵力の消長は是(これ)国運の盛衰なることを弁(わきま)へ世論に惑はす政治に拘(かかは)らす只々一途に己か分の忠節を守り義は山岳よりも重く死は鴻毛(こうもう)よりも軽しと覚悟せよ其(その)操(みさを)を破りて不覚を取り汚名を受くるなかれ 「世論に惑わず政治に拘わらず」とぃうのが、武官の領分だというのである。 『軍人勅諭』に書かれてあることには、雪斎は総じて異存はな

    世論に惑わず政治に拘わらず - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2008/11/06
    自衛隊員は軍人じゃないから、「そんなの関係ねえ!」だったりするとか
  • 田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」 - 雪斎の随想録

    ■ 田母神航空幕僚長更迭の件について記してみる。 雪斎も、件の論稿を読んでみた。 率直にいえば、雪斎は、この論稿には高い評価を与えられない。「不可」に限りなく近い「可」というところである。「不可」にしなかったのは、「自分と意見を異にする論稿は、否定的に評価する」真似は、したくないからである。少なくとも、懸賞論文で「最優秀」を取るようなものではあるまい。選考した人々の見識は、どうなっているのであろうか。 というのも、これは、雑誌『正論』辺りに載ったならば、航空幕僚長が書いたということを除けば、他の論稿に埋没するような「没個性的な」中身であるからである。とある漫画家の漫画に影響されて、保守論壇の作品に触れ始めた若者が、そういうものを必死になって真似して自前の論稿を書けば、こういうものができるという風情であろう。要するに、この論稿を航空幕僚長が書く「必然性」が、まったく判らないのである。 たとえ

    田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2008/11/02
    「「軍事」と「保守論壇」を切り離したほうがいい。」御意。 
  • コリン・パウエルの選択 - 雪斎の随想録

    ■ このニュースは、久しぶりに「をを」と思った。 □ パウエル前国務長官、オバマ氏を支持=マケイン氏に大打撃-米大統領選 【ワシントン19日時事】ブッシュ米共和党政権の1期目に国務長官を務めたコリン・パウエル氏は19日放映のNBCテレビの報道番組で、民主党大統領候補のオバマ上院議員を支持すると表明した。オバマ氏を「国民を鼓舞し、国を変革する人物。スタイルも中身もある政治家」などと称賛した。 さらに、オバマ氏が当選すれば「黒人だけでなく全国民の誇りとなり、米国だけでなく世界を熱狂させるだろう」と語り、投票日には「オバマ氏に投票する」と言明した。 黒人初の統合参謀部議長や国務長官を歴任したパウエル氏は、「アメリカン・ドリーム」の体現者。黒人大統領の座を目指すオバマ氏を党派の壁を超えて支援する立場を鮮明にした。 パウエル前長官がオバマ氏を支持するとのうわさは長くくすぶっていたが、選挙戦最終盤で

    コリン・パウエルの選択 - 雪斎の随想録
    y-mat2006
    y-mat2006 2008/10/21
    「フクロウ派」天下のご意見番ってかんじだよなあ
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