創刊当時より、ほぼ日刊イトイ新聞にいろんなかたちで関わってくださった岩田聡さんが、7月11日、永眠されました。岩田さんがご登場くださったたくさんのコンテンツを、いま、読みたい方も多いかと思いますので、代表的なものをまとめました。ご冥福をおいのりいたします。
Lesson153 優しさの芽生え 私は、ここにコラムを書いて3年になる。 ここへきて、浮上している疑問は、 批判は人を育てないのではないか? ということだ。いまも迷っている。 企業で編集をしていたころ、 読者にものすごい量のアンケートを取ったり、 こちらから読者に直接ヒアリングしていた。 そこで、読者から受ける「批判」は、 痛いけれど、仕事を伸ばしていくのに必要不可欠のものだ。 それは、今でも必要だと思う。 で、それを、人間にもあてはめて、 「批判」は必要だ。自分にも、人にも。 自分では気づくことのできない自分のゆがみを 他人の目から指摘してもらえる。 私は、そう思っていた。 だから、ここにコラムを書きはじめるとき、 「どんなひどいメールがきても、 必ず私に転送してください。」とお願いした。 覚悟の上で、自分をとりまく現実を引き受けようと思った。 実際はじまってみたら、 非常に数は少ない
今日はこの場で何を話そうとか、 あまり決めないようにして来ました。 もう、流れに任せようと思って。
インターネットで情報を集めようと思っても 詳しいことが、あまり出てきませんでした。 ある時点から、アメリカに渡られて レッドウッドの森で暮らし、 絵画や彫刻などの創作に取り組んでいたとか、 どこか「謎めいた感じ」を受けました。
こんにちは、「ほぼ日」の奥野です。 まことに突然ですが、 昨年の末くらいに、こういう表紙の写真集を 何となく買いました。 齋藤陽道(はるみち)という写真家による、 『感動』という作品です。 自分より7つほど歳の若いらしい その写真家のことは、知りませんでした。 ごらんのとおり、 写真集なのに表紙に写真が載っていなくて、 大きく『感動』とあるだけ。 これだけでは 何が写っているのか、ちょっとわからない。 2011年の木村伊兵衛写真賞を受賞した 田附勝さんの『東北』も 表紙に「東北」と書かれているだけでしたが 何が写っているかは、わかりました。 (念のためですが、 それは主として「震災以前の東北」です) でも、こっちの『感動』は、わからない。 だから中身が気になって 見本をパラパラと、めくってみたのです。 そこには、多く「障がいを持った人たち」が 写っていました。 そして、理由はよくわからない
「TRIP TO DRIP」シリーズのブレンド豆と、 「カップオンコーヒー」を販売いたします。 どちらも「気仙沼アンカーコーヒー」といっしょにつくった、 高品質なブレンドをご用意いたします。 パッケージのイラストはすべて、福田利之さんの描き下ろし。 コーヒーを淹れて、飲む。 その時間すべてをおたのしみいただけますように。 旅するブレンド、今回入港する港はアントワープ。 おいしいチョコレートの国として有名な ベルギー北部フランデレン地方の港街です。 「アントワープ大聖堂」を見上げる広場のカフェで、 買ったばかりのチョコレートを バッグから一粒だして食べる時、 「こんなコーヒーと一緒なら 冬の寒さも心地よくなるだろうなぁ」と思う、 そんなブレンドを作りました。 香り高いカカオがたくさん入ったチョコにぴったりな、 果実の酸と甘い余韻を楽しんでいただけるブレンドです。 ほどよい酸味をよりお楽しみい
カウンターに20人ほど座れる こじんまりとした店でした。 職人さんが3人、キビキビ働いていて、中でも1人。 一番、年かさの、なのにシャンとした 後ろ姿も凛々しい方がおそらくご主人で、 ボクらはそのご主人ともう一人の職人さんとの ちょうど境目の席をもらった。 どの店で食べるかというコトよりも、 誰に作ってもらえるか。 そのコトに関心が集まるお店が日本にはある。 天ぷら。 鮨。 あるいは鉄板焼きなんていうのも そうした料理の代表でしょう。 サービスと調理が渾然一体となった、 目の前で調理してくれたモノを そのままどうぞと提供される。 何人もの調理人がチームを組んで作る料理と違って、 1人が調理のほぼ最初から最後までを 責任をもってとりしきるこれらの料理。 予約のときに作り手をわざわざ指名するコトもある。 特に寿司は誰が握るかで、 同じネタ、同じシャリを使っても まるで違った寿司ができたりするの
「ボタニカル・ダイ」って、 いわゆる思い描いていた 伝統的な草木染めとは、 ずいぶん違う印象でした。 もうすこし、くすんだ、というか、 沈んだ感じの渋い色味を想像していたら、 とてもあざやかで、しかも複雑で、 なんだか元気になるような色に仕上がって、 私たちもとてもうれしくて。 ありがとうございます。 元気が出るような色というのは じつは、そういうふうにつくった色なんですよ。 その話は、あとでするとして、 色の印象の話ですが、かんたんに言うと、 この染めかたで仕上げると、 光が乱反射するので、 色が複雑に見えるんです。
ぼくは岡本敏子さん (岡本太郎記念館前館長。 岡本太郎さんの生涯のパートナー。2005年没) に頼まれたことがきっかけで 壁画『明日の神話』再生プロジェクトをはじめ、 いろんなことに、 お手伝いするように関わってきました。 だけどもともと岡本太郎さんのことを 研究したおぼえはないんですよ。 岡本太郎記念館の庭には 大きな木やら彫像やらが、ごろごろあってね。 たまたま自分の家が記念館に近いので、 前の道を、よく 「へんなものがあるなぁ」と 思いながら通っていました。 これだけ人を「気にさせる力」ってすごいな、 というのがぼくの いちばん平たい、岡本太郎さんの印象です。 あの岡本太郎のめずらしさを おんなじくらい表現できるかと言ったら、 そうそうできるもんじゃない。 まぁ、「めずらしさ」という要素は 誰もが持っているものだけれども、 「これだけ持たせたヤツはいねえぞ」 と(笑)。
もちろんです。 いろいろ教えてくださったのは、こちら、 チェコセンター所長、ホリー・ペトルさんです。
2011年7月某日、 『ヤマトホールディングス』本社の 応接室をおとずれた糸井重里の目に、 1枚の写真が飛び込んできました。
平野友康さんたちがやっていたこと。 1 坂本龍一さんから 元マイクロソフト会長の古川享さんへ 自身の米ツアーのUstream中継を依頼。
某月某日朝9時半、始業前のかっぱ橋道具街。 地下鉄銀座線田原町駅と稲荷町駅のあいだ、 浅草通りから入ってすぐのところで 飯島奈美さん、重松清さんと待ち合わせをしました。
簡さんのお茶のもっともかんたんな楽しみ方は、 コップに1回分の茶葉を入れて、 直接熱いお湯を注ぐだけ。 日本茶とはちがって、1回では茶葉が開ききらないので 「お湯に茶葉が浸かったまま」でも 濃くなりすぎてしまうことはありません。 ですから、茶こしはかならずしも要るものではないのです。 今回の専用タンブラーの飲み口に茶こしがついているのは、 「葉が口に入りにくいから飲みやすい」という理由です。 では、ここで専用タンブラーを使った 簡さん流おいしいお茶のいれ方をご紹介します。 ふたを開け、茶こしをはずして、 タンブラーの底に1回分の茶葉(1袋)を入れます。 お手持ちの中国茶をタンブラーで飲む場合は、 1~2gをめやすにしてください。 まず、ほんのすこしだけお湯を注ぎます。 そして、茶こしをセットして、そのお湯を捨てます。 (これを「洗茶」と言います) お湯を捨てたあとは、茶葉からいい香りがたち
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