米Googleがパートナー33社と共同で11月5日に発表した「Android」(アンドロイド)は、「世界初の、完全に統合されたオープンな携帯電話向けプラットフォーム」だ。「PCで行われているようなマッシュアップが、携帯でもできるようになる」――テレビ電話を通じて日本のメディアと会見した同社モバイルプラットフォーム担当のアンディ・ルビンディレクターはこう話し、「オープンであることが新しい」と強調する。 Androidは、LinuxベースのOS、ミドルウェア、ユーザーインタフェース、メーラーやWebブラウザ、カレンダーといった基本アプリケーションを含んだ携帯電話向けプラットフォームの総称だ。 Apache Licenceを利用したオープンソースで提供され、参加各社は必要な一部機能だけを選んで使うことができる。スマートフォンのような高機能端末だけでなく、ローエンド端末にも対応できるとしている。
グーグルの日本法人は2007年11月6日,早朝に米国で発表された携帯電話プラットフォーム「Android」(関連記事)の記者説明会を都内で開催した。記者説明会は,米グーグルでこのプロジェクトを率いる開発ディレクターのアンディ・ルビン氏とのテレカンファレンスの形で実施された(写真)。 同氏が今回の説明会で特に強調したのは,プラットフォームがオープンだという点。まず,OSとしてはLinuxを選択。GPL(general public license)のライセンス条項に触れるようなモジュールはすべて省き,「カーネル部分だけを利用し,上位のミドルウエアやユーザー・インタフェース部分などは新たに開発した」(ルビン氏)。これにより「携帯電話事業者や携帯電話メーカー,ソフトウエア開発者は独自部分を外部に公開することなく,プラットフォームを自由に使って端末を開発することができる」という。プラットフォームが
今朝になって、話題のgPhoneがアナウンスされた(参照1)訳だが、大方の予想を裏切ってそれはデバイスではなくてソフトウェア、それも2005年にGoogleが買収したandroidという会社の作っていたLinuxベースのマイクロ・カーネルと、バーチャル・マシン。androidの買収とともにGoogleに入ったAndy Rubinがandroidの前に作ったSidekick (Danger Inc.)の中身を良く知る私としては、「これってDanger OSとどこがちがうんねん?」という感じ。 ほぼ同じ時期に会社をスタートしたこともあり、Dangerの連中とはスタートアップ当時から一緒に仕事をし、サードパーティとしてSidekick向けのソフトウェアを作った数少ない会社の一つがうちの会社UIEvolution Inc.だ(資料2)。 Javaに似てはいるが微妙に異なるバーチャル・マシンを持ち、
NTTドコモが11月1日、FOMA 905iおよび705iシリーズによる2007年度下半期の新商品を発表した。詳しくはニュースおよびリポート記事に譲るが、今回の発表数は合計23機種。春商戦向けとなる705iシリーズを“先出し”したとはいえ、ハイエンドモデルの905iシリーズだけで10機種という布陣は、ドコモの本気を感じるに十分な内容だ。 →“VIERA”に“Cyber-shot”、フルワイドVGAにワンセグ、HSDPAを標準装備──ドコモが905iシリーズ10機種を発表 →“amadanaコラボ”や9.8ミリの極薄モデル、7.2Mbps HSDPAなど──ドコモ、705iシリーズ13機種を発表 さらに今回の905i/705iシリーズは、ラインアップの中身も充実している。 フラッグシップとなる905iシリーズは、「フルワイドVGA」「HSDPA」「3G+GSMの国際ローミング」が基本性能とな
隙間シリーズでリテールマーケティングの話を書きたいのだが、前準備として、個人向け金融サービス周辺の話を幾つか。 ◇ ある朝、仕事をしようとPCの電源を入れると面白いニュースが飛び込んできた。 201X年XX月XX日 東京メトロは全日本空輸株式会社(以下ANA)と推し進めてきた提携をベースとして、鉄道会社としては世界で初めて、スターアライアンスに加盟することを発表した。ANAとの間で実現していたTokyo Metro To Me CARDのメトロポイントの相互交換を他のスターアライアンスにも順次広げていくほか、座席のアップグレードサービス、メンバーラウンジの利用など、幅広いサービスの乗り入れを検討している。 ・・・というのはもちろん、フィクションである。本当に実現するのかと問われると、鉄道会社と航空会社の業務や商流の違いなど阻害要因が多く挙げられる。ちょっとしたソーシャルSFというレベルのも
1999年にi-modeが開始されたとき、Webに記事を書く識者たちは実に批判的だった。「機能が貧弱すぎる」と言われ、普及すると言う人はほとんどいなかったように思う。しかし、ふたを開けてみるとi-modeは大ヒット。それとともにi-modeには絶賛の嵐が吹き荒れ、批判の声はきれいさっぱりと吹き飛んでしまった。まるでそんな話など最初から存在しなかったように... ケータイ以前の時代、十代の若者の間ではポケベルがブームだった。最初の頃、ポケベルは数字しか表示できなかったが、若者は「4649=よろしく」というぐあいに数字の当て字で連絡を取り合った。その後ポケベルでも文字を表示できるようになったが、文字を送るのはとんでもなくたいへんだった。たしか一文字ごとに数桁のコード番号が定義されていて、電話のダイヤルでコード番号を入力することによって文字を送っていた。傍から見るとなぜそんなめんどくさいことをや
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