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ブックマーク / blog.japan.cnet.com (29)

  • 新聞の役割とビジネスモデル:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    朝日・日経・読売について、お隣佐々木さんのコメントなども読みつつ、周辺テーマをもう少し。情勢がどうのという政局報道のようなものではなく、ファンダメンタル確認の意図を込めてビジネスモデルのところを。 固定費と分岐点 紙の新聞のビジネスモデルは一般的に固定費が重い。特に全国紙になると何十ページかのニュースと情報を詰め込んだパッケージを成立させるのに、 1)印刷 2)配送ネットワーク(+手配り) 3)営業ネットワーク(2に同じ) 4)編集機能 5)記者ネットワーク というのがワンセット一式必要になる。 つまり、全国紙というのを成立されるだけで資と組織が一定量無いと参入することさえ出来ない。 昨今の新聞の問題を一言で集約してしまうと、このワンセット一式を賄うだけの収入の確保が段々難しくなってきているというところに尽きる。損益分岐点を切ってしまうと、全国紙という形は維持できなく

  • ブラックストーン上陸とベンチャー企業の被買収リスク:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    ブラックストーン上陸とベンチャー企業の被買収リスク 公開日時: 2007/11/01 22:41 著者: 渡辺聡 先日、IBMの勝屋さん訪問の際に書いて頂いたエントリ(勝屋さん、ありがとうございました)に唐突に出ているブラックストーンの話。どこかで一度は触れておきたかったテーマなので、一度取り扱いたい。 ブラックストーンが日に進出、というフレーズでぴくっと反応してしまう方はどれくらいいることだろうか。日経などの経済ニュースでは記事になっていたが、一般的にはさほど反応が無いというような雰囲気を感じ取っている。 実際日では知名度はほとんど無いため一般的なニュースバリューはさほどないと思われるが、象徴的な報としてこの人とも思わず唸ってしまっていた。 昨今話題に上がることの多くなったM&A絡みの話はもちろん、それも必ずしも大企業大型案件に限らないかもというのが話の結論となるが、あせら

    y-muse
    y-muse 2007/11/04
  • 凄すぎるiPhone:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    あけましておめでとうございます。 日、スティーブ・ジョブズによるMacworld 2007の基調講演が行われましたが、とうとう出ましたねiPhone。 追記:ソフトバンクの孫さんが会場にいたらしい。ということは。。。 (写真: engadget より) こちらのチャットルームは、2ちゃんねるからの流入もあって、とうとうピーク時で180人を突破しました。 フル・アーカイブはこちらから。 しかし最近のアップルはすごすぎです。 ぶっちゃけ今回は事前に噂になっていたiPhoneなるものにまるで興味がなかったのですが、実際に発表を見てみると、何もかもが予想をはるかに上回る内容でびっくりしました。まさかMacOS Xが携帯用OSに化けるとは、誰が予測したでしょうか。 何はともあれ、ここにあるiPhoneによるInternet関連のアプリの操作感と技術仕様をじっくりと鑑賞してみてください。 これって、

  • もっと失敗しよう:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    このへんを読んでいて思ったこと。 「中毒性」ある受託開発がソフトウェアベンチャーの躍進を阻む - 大迫正治 REPEDANT BLOG [ITmedia オルタナティブ・ブログ] HOW DO YOU LIKE SILICON VALLEY? | やはり受託からイノベーションは生まれない いやはや、まったくおっしゃるとおり。 ともかく、みんな「リスク」とか「不確実性」とか、そういう浄化されたビジネス用語をつかって説明しようとするからリアリティーがないんだ。 いまの日ITイノベーションに足りないのは、転んで生傷をつくりまくる失敗経験だよ。 「10のチャレンジのうち9の失敗をよしとする」ということは、それ自体、相当の覚悟と思考体系の適応力が求められる難しいテーマ。ハンパに受託をやりながら、そういうマインドを維持できると思ってる人がいるとは、いかにもおめでたい。 だいたい、国際交流試合や全

  • 上場にあたっての社内に向けてのメッセージ:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    そうそう、ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、親会社のほうのインフォテリアがこの6月にマザーズに上場しました。 それで、多くの人にとって、企業が上場する瞬間に中でどのようなことが起きてるかを知る機会なんてほとんどないでしょうから、5月末の上場が決まったときにぼくから社員と経営陣に宛てて書いたレターをこちらで公開することにしました。 内容を一部伏せるかどうかでちょっと逡巡したのですが、どうせなら生々しいほうが世の中のためになるだろう、と思ったので、結局原文ママで載せることにしました。 なお、ディスクロージャのために述べておきますが、私は現在インフォテリアUSAに勤務していますが、100%親会社であるインフォテリアの株主であると同時にまだ社員としても籍は残しており、給与の一部とストックオプションをそちらで報酬として受け取っています。そういう立場の人間の発言とご理解ください。 こういうもの

  • TechCrunch Partyに行ってきました:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    TechCrunch Partyに行ってきました 公開日時: 2007/08/01 07:29 著者: kenn TechCrunchといえば、シリコンバレーを代表するアンテナブロガーMichael Arrington率いる最先端情報サイトですが、そちら主催のパーティに参加してきました。 当日の模様はこんな感じで、主にシリコンバレーの成功者とワナビーと、金のにおいを嗅ぎつけてきたスーツ&ギャルズという、よくあるいつもの構図です。 と、こういう風にカリカチュアルな描写をしてしまうのは簡単なのですが、ワナビーの一人としてその戯画の片隅を埋めている人間としては、そう単純に割り切れるものでもないことも事実です。 今回のイベントに参加してみて、ウェブが面白い時代はまだまだ続く、という自分の信念を再確認できたし、あれこれ小手先の未来予想にまどわされて逆張りを試みたりするのではなく、得意なこの

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:ビルゲイツの怒号

    先日、ビルゲイツから社員あてに、「インターネット時代のサービスビジネスに備えよ」という号令が発せられたというニュースが飛び込んできた。 CNET Japan : 「サービス化の波に備えよ」--ビル・ゲイツによる話題のメモを全文公開 ビルゲイツの洞察力は全く衰えてない。 2000年に「.NET」が発表されたときには、こんなんブレイクするはずがないよな、というぼくの当時の予言は現状をみれば見事に当たったわけだけど(失礼)、たったいま2005年に出されたこのメッセージは、いよいよ相当するどい。ビルゲイツ大復活、面目躍如といったところ。 ここではようするに、広告がソフトウェアの主たる収入源になりうるという可能性を言っているのだ。今はまったく賛同できない人も、広告ビジネスというものがそもそも生理的に嫌いという人(こういう自分を相対化して見られない自己変革不能タイプが一番危険)も、その多くが2010年

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:創造的なエンジニアのための働く環境とは(1)

    創造的なエンジニアのための働く環境とは(1) 公開日時: 2006/01/23 18:29 著者: kenn 最近、自分のワークスタイルを大きく変えてみて、非常に強く感じることがある。 エンジニア、それも言われたことをソツなくこなすタイプではなくて、アンテナの感度が高く、自発的に新技術を磨き続けることを怠らず、自分の作ったものを広く世に出すことが楽しいと考えるエンジニアが、商業的に実りのあるモノを作り出せるようになるためには、ある特殊な条件が、きわどいぐらいのバランスで揃うことが重要なのだな、ということがわかってきた。もちろん、まだそれを理解するプロセスの真っ最中なのだけれど、考えがひとまとまりの輪郭をとってきたので、つれづれ書いてみようと思う。 ぼくは、インフォテリアというソフトウェアの会社で6年も製品企画その他、会社がリリースする「モノ」の運命にかかわる重大な意志決定に、経営

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:創造的なエンジニアのための働く環境とは(2)

    創造的なエンジニアのための働く環境とは(2) 公開日時: 2006/02/11 10:43 著者: kenn (前回の続き) 前回のエントリには、金子さんが『1人のプロジェクトと、チーム開発をつなぐ「鳥の目」』というポストでトラックバックをくれたけど、そこに書かれていたことが僕的にはすごくヒットだったのでちょっと寄り道したくなった。 今回は「作家と編集者」というアナロジーでいくつもりだったのだけど、ようするに作家(エンジニア)にも色んなタイプがいるってこと。 こないだCNET編集長の西田さんとも話していて、エンジニアのタイプでも最もはっきり分かれていると思ったのは、この2類型。 (1)クリエイター・ギーク系 小規模なベンチャーで新しいサービスを作りたいタイプの人 会社の中で認められたいのではなく、会社の外で認められたい 週末も趣味でコーディングしている お金、ステータスにこだわら

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:梅田望夫氏の「ウェブ進化論」を読んで

    「ウェブ進化論」いわゆる梅田が出版されて約3週間になる。一般書籍としてベストセラーになったこのは、ますます断絶を深めていく「あちら側(There)」と「こちら側(Here)」の世界観のはざまで苦しみもがく人々の叫びとして、どこまで世の中に届いたのだろうか。 ウェブ進化論 改めて振り返ると、急速に収束しつつあるネット世界のビジネスの「共通認識」をこれほどタイムリーかつ端的にまとめた書籍が、これまで少なくとも日語という言語圏には存在していなかったことに気がついた。 ある人は「ある一つの着地点へと収束しつつある」という実感もなく、この言明そのものに異を唱えるだろうし、ある人はグーグルというアイコンの存在のすごさが「わからない」ことを気まずく感じていることだろう。むしろそういうビギナーに向けて書かれたこのは、明らかに時宜を得た一冊だった。ネットはつまみいしてるだけという保守主義者は四の

  • グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    ウェブ人間論 梅田 望夫 / 平野 啓一郎 梅田望夫と平野啓一郎の対談集である「ウェブ人間論」を読了した。基的な感想は、この書籍の元になった新潮に対談が掲載されたときに「新潮6月号の梅田望夫×平野啓一郎の対談を読んで」にもすでに書いたし、ここやここでは平野啓一郎人が登場するというハプニングがあったことも記憶に新しいところだ。その後に平野はほんとうに公式ブログを開設したりもした。これら一連のできごとは、とても楽しいものだった。 だけど、いやだからこそ、この件を引っ張る形でこれ以上書評を続けると知人友人ばかり持ち上げる内輪やらせブロガー的なダークサイドに堕ちてしまう気がするので、この機会に大きく踏み外してみようと思う。 ぼくが今の今まで注意深く避けてきた、グーグル技術論について、この機会にとうとう語ってしまおうと思う。 ■「過去7年におけるグーグル成功の最大の要素は『運』だった」(Se

  • ポイント経済考:メトロがスターアライアンスに加盟する日:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    隙間シリーズでリテールマーケティングの話を書きたいのだが、前準備として、個人向け金融サービス周辺の話を幾つか。 ◇ ある朝、仕事をしようとPCの電源を入れると面白いニュースが飛び込んできた。 201X年XX月XX日 東京メトロは全日空輸株式会社(以下ANA)と推し進めてきた提携をベースとして、鉄道会社としては世界で初めて、スターアライアンスに加盟することを発表した。ANAとの間で実現していたTokyo Metro To Me CARDのメトロポイントの相互交換を他のスターアライアンスにも順次広げていくほか、座席のアップグレードサービス、メンバーラウンジの利用など、幅広いサービスの乗り入れを検討している。 ・・・というのはもちろん、フィクションである。当に実現するのかと問われると、鉄道会社と航空会社の業務や商流の違いなど阻害要因が多く挙げられる。ちょっとしたソーシャルSFというレベルのも

  • 企業の縦串:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    隣でBlogを書き始めたクロサカさんのところに案件の問い合わせがあったそうである(どうもBlog経由の様子)。開始して3エントリでの反応ということで紹介した当人といえ予想以上の速度感で驚いている。メディアが変わったというのはもしかしたらこういうところに顕れているのかもしれない。 最近、7割がたの案件で一緒に動いており相当量の意見交換を繰り返しているが、コンセンサスとして日々認識を強化しているのが情報通信からメディアコンテンツ産業まで幅広くでなにがしかの構造変化の時期に入っているということ。どのセクター、サブセクターを見ても政策から技術、産業動向から資市場との絡みまで、いずれかあるいは複数で動きが出ている。ややこしくも、見方によっては面白い状況になってきている。 これともうひとつ、会計管理の周りでは狭義にはSOX法関連、広げると内部統制周りの対応が企業の存続基条件として整備されつつあ

  • 企業の縦串(2):内部統制と大規模ERP導入:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    とある内部統制プロジェクトの状況を専門家の方と意見交換をしていて、どうも話している内容が何かに似ているという感じがしたためあれこれと探っていると、大規模システム開発、特にERPシステムの導入プロジェクトと構図が似ているという話に行き着いた。 経営課題として位置づけを考えるとコーポレートガバナンスと近いところがあるので、どうもいっしょくたに考えてしまうことがあるが、両者はむしろ遠いものと考えた方が組織導入をするには話が早いのかもしれない。 大和総研のレポートでその名もずばりそのままの「コーポレートガバナンスと内部統制」(PDF)という資料がある。冒頭で二つのキーワードはこのように関係定義されている。 コーポレートガバナンスと内部統制はいずれも、企業が経営目標に向かって、業務を遂行していくうえでなくてはならない体制、仕組みである。コーポレートガバナンスは株式会社の実質的な所有者である株主に

  • コンプライアンス対応の補助線:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    ある出来事を見るに、出来事の中身より周囲の反応の方が大事ということがしばしばある。ライブドア、日興コーディアルと並べられて語られることの多い二つの事件だが、これらも同じように裁判の内容是非よりも、コンプライアンス関係のテーマ事例として解釈した場合、どのような各所で受け止め方をされているのかを気にして見ている。 日興の上場維持とシティのコンプライアンスコスト算定 仕事案件のヒアリングで金融関係の方に話を伺っている最中に、ガバナンス構築やコンプライアンス周りに積極的にお金を出す(日)企業はどれくらいあるのかという話題が出てきた。例えば、制度化されなかったとしたらどれくらいの支出が予定されていただろうか。この話題の反対側で思い出していたのが、日興シティの件。 結局、紆余曲折の末に日興コーディアルグループは上場維持となった。単純な買収価格を見るとシティの負担は増えることになるが、実は全体で

  • 制度運用コストと制度メリットのバランス:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    縦串シリーズの続き。 個人情報保護法、システム安定稼動保証、SLAなど関連するものは多いが、ある仕組みを導入するコストと効果想定の問題及び、なんらかの理由で入れなきゃならない具合のバランスをどう取っていくかというテーマ。 物凄い余談になるが学生時代はこの視点を政策レベルで詰めて行くのが専門領域だった。よって、法律系も同じような視点で再解析していたのでメタ運用みたいな話ばかりになってしまい、なんだか変なことになってしまっていたのが当時の友人一同達である。 例えば、小さいところから話を始めると、プロジェクト管理、事業管理をするにある程度フォーマットに嵌めてしまうと品質維持の保険がかけられる。しかし、チームがやり方に慣れておらず、リソースが不足気味で動いていたりする場合は形式に嵌めすぎると却って処理速度が落ち、管理する方も大変になるため、適度に省略出来る管理項目は落としてしまう方が理に適っ

  • IT投資の企業価値ガバナンスフレームワーク:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    IT投資の企業価値ガバナンスフレームワーク 公開日時: 2007/04/19 15:56 著者: 渡辺聡 ISACA(情報システムコントロール協会)東京支部のメンバー向けアナウンスメントで、ITガバナンス確立のためのフレームワーク及びケース資料が日語化されたというお知らせがあった。 中身を見てみると非常に良くまとまっていたのでご紹介したい。資料のダウンロードサイトは日ITガバナンス協会の専用ページとなっている。 (組織の位置づけとしては、日ITガバナンス協会はISACAの下部組織となる) 長くなるが、フレームワーク資料の冒頭要旨から引用したい。これで位置づけは概ね示されることと思う。 企業は、事業を運営、拡大そして変革させるために不可欠な情報化資産に対して、膨大な「情報化を機軸とした事業投資IT-enabled business investment:以下、情報化投

  • Blogger古川享氏を囲む会:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    仕事上のアイデンティティの説明をする場面に日々出くわす。誰か新しい人に会ったとき、人前で何かをするとき、所属と職種が何かを説明するのが慣例になっている。 先日、UIEの中島さんを囲んで語らっていたときも自己申告でご人よりBlogが仕事ですという話があった。当時はまだ、なぜBlogが仕事になるのかという理由とロジックを周囲も一緒に考えていた記憶がある。仕事になっていることはもう事実としてそこにあるのだが、それはなぜなのか。 などという説明は、古川さんを囲む会(ご人のエントリ)では既に問われなくなっていた。会場には自分自身とBlogを拠点に動いている人が他にも何人かいたこともあったこともあってだろうか。 当日までの経緯は古川さんによるとこの通り。 先週の金曜日(10月13日)は、赤坂の曼荼羅屋にてブロガーの皆さんと「ちゃんこ鍋」パーティ...2ヶ月ほど前に、「Life Is Beau

  • Web2.0あるいはウェブ進化論という思考のプラットフォーム:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    Web2.0あるいはウェブ進化論という思考のプラットフォーム 公開日時: 2006/07/12 10:57 著者: 渡辺聡 このところ、社内向けに話をしてくださいとの依頼であちこちに御邪魔する機会が多い。もちろん、立場と役割も影響してだと思うが、ネットの最新動向、メディアとの関わり、Web2.0という枕のいずれかがついているのが普通となっている。 (当然だが、製造ラインのマネジメント動向についてなど聞かれたりはしないだろう) 言葉のデファクト 出歩いていて思うのが、中身を各人がどう解釈するかは別としてWeb2.0と梅田さんの著書は、言葉のデファクトとして定着しているということである。Web2.0という言葉はタイトルかサブタイトルに入る。梅田さんのは現地に行って話をしている最中、質疑などで大抵出てくる。 つまり、オライリーの原点に近い言葉はソフトウェアからインターネット周り

  • CNET Japan Blog - 渡辺聡・情報化社会の航海図:良く出来た普通のサイトの価値とは

    ネットのマーケティングの世界に飛び込むと特に最近は決まって以下のような言葉にまず出くわす。 ・SEOはどれくらい出来ているのか ・ディレクトリ登録はされているか ・RSSは出しているのか などなど。 これらがもちろん、単体として間違っているとは言わないが、メディア過剰になりつつある状況で、ツール側のみ(先に断っておくがツールを通して、更にもう一歩先の問題解決にちゃんと携わっている方もいらっしゃるので、一方的な批判でないというのを触れておきたい)をいじることにどれくらい意味があるのだろうか。 先のエントリを受けて、IA Spectrumの、あるいはアンビエントファインダビリティ訳者の浅野さんよりコメント頂いたのを目を通して思ったことになる。 コンテンツか流通か コンテンツビジネスを語る上で折を見て出てくるのが、コンテンツが強いのか流通販売が強いのかという話である。ハリウッドとケー