経験的にばらつきが無いモノを測るときはn=1で済ますときもあるし、大体この程度のn数でいいという目星を付けてデータを出すことが多い。 例えば開発時点で思いつきレベルのモノであればn=1*。期待した値が出たらnを増やし、ばらつきを見たりする。nというのは目的やばらつきによって必要数は変わるのだ。 どうもこのことが分からない人が多い。n=10でデータを出すと「nが少ない、最低30だ」と怒られる。nを3倍に増やしてさらに急がせる、訳が分からない。 断り、やり方を彼の部下に教えて帰る。すると時間が無いため、ばらつきを抑えるノウハウを省いて「使えないデータ」を出してきてドヤ顔。「(σがばらついているため)このデータ使えない」と指摘するとキレる。もう馬鹿と付き合っておれん。とかやってたら飛ばされたけど。多分今現在もn至上主義の彼らは統計学を知らないのであろう。 上記のやり取りは会議の席でのやり取りだが