労働生産性の水準において世界に誇れるとは言いがたい日本。労働時間が長く、時間外労働も多いと言われるが、「時間外労働(残業)は生産性に結びついていない」という調査結果が明らかになった。Salesforce傘下のSlackが2023年12月20日、働き方についての最新調査「Slack Workforce Index」を発表した。 SlackのWorkforce Indexは、未来の働き方に関するグローバル調査。今回の調査は日本を含む6カ国で2023年8月24日から9月15日に調べた。日本からは1075人、6カ国合計で1万333人のデスクワーカーが調査に参加している。 「Slack Workforce Index」の調査結果より。時間外労働が常態化しているデスクワーカーの半数以上は、自らの意思ではなく「プレッシャーを感じて」残業している 調査で明らかになった、生産性の高い労働は「量(時間)より質