ブックマーク / number.bunshun.jp (27)

  • DeNA、若き才能と危うい未成熟。敗れはしたが魅力的なチームだった。(鷲田康)

    タイミングはアウトだった。 延長11回2死一、二塁。ソフトバンクの7番・川島慶三の放った打球がライナーで右前に落ちる。前進守備の右翼手・梶谷隆幸が捕球し、真っ直ぐホームで待つ嶺井博希に向かってボールが放たれた。 「タイミング的には余裕でアウトだったので、ホームプレートの後ろでタッチに行く準備をしていた」 だが、腰を落として捕球態勢に入った嶺井の目の前で、ボールがアンツーカーで不規則に大きく弾んだ。必死にミットを差し出したが、その上を飛び越え、ボールがバックネットに転がる間に、二塁走者の中村晃がサヨナラのホームに滑り込んだ。 ソフトバンクの2年ぶりの日一奪回は、そんなあっけない幕切れだった。 同点ホームランの内川には「余裕があった」。 最後は底力の差の勝利だった。 1点を追う9回1死。負ければ第7戦の最終決戦になだれ込む。そんな土壇場で飛び出した主砲・内川聖一の同点塁打が象徴だ。 「気持

    DeNA、若き才能と危うい未成熟。敗れはしたが魅力的なチームだった。(鷲田康)
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    y0a6t5er 2017/11/06
    来シーズンもまたセリーグの台風の目となりそう
  • DeNA前社長・池田純が今だから語る。ラミレス抜擢と“暗黒期”の秘話。(池田純)

    池田氏はラミレス監督就任発表の会見で「チーム全員の力で闘っていくという姿勢が見えた。勝負できるんじゃないかと思った」と語っていた。 横浜DeNAベイスターズが日シリーズ進出を決めました。私は辞めた身ということもありますが、現球団とはまったく関係がありません。ですが選手、スタッフを含め、横浜という街が盛り上がって、当によかったと感じました。 アレックス・ラミレス監督とは、現役時代から親しくしていました。彼と英語でコミュニケーションをしっかり取れるのが私くらいしかいなかったので(笑)。選手のころから、ラミレスは「将来はマネージャー(監督)をやりたい」と話していました。 10名ほどの監督候補の中で決め手になったのは……。 2015年、中畑清さんが監督を退任され、次期監督を選ぶ時のことです。ラミレスは監督に向いているのではないかと思い、高田繁GMを含めて三者面談を行いました。その時の情熱がすご

    DeNA前社長・池田純が今だから語る。ラミレス抜擢と“暗黒期”の秘話。(池田純)
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    y0a6t5er 2017/10/28
    ラミレスは長期でやってほしいものですね。
  • 桑田真澄がついに“あの日”の真相を。巨人との間に密約はあったんですか?(薦田岳史(Number編集部))

    当は墓場までもっていくつもりだったんですけど、あれから30年以上経ちましたし、もう時効ですからね」 インタビューの終盤、桑田真澄氏は今回の取材を受けた理由について、静かにこう語った。 PL学園のエースとして甲子園優勝2回、準優勝2回、戦後歴代1位の甲子園通算20勝を挙げ、プロでも通算173勝。'07年に移籍したパイレーツで、メジャー登板を果たし、引退。数々の記録を打ち立てた大投手が、一度は死ぬまで封印しようとした出来事――それこそが、1985年11月20日、あの運命のドラフト会議の記憶だった。 '85年秋、2人の「甲子園の英雄」の高校卒業後の進路に世間の注目が集まった。“KKコンビ”と呼ばれた英雄、清原和博氏はプロ入りを志望し、巨人への入団を熱望。もう1人の英雄・桑田氏は、早稲田大学への進学を希望しているとみられていた。 しかし11月のドラフト会議で、巨人は桑田氏を1位で単独指名して交

    桑田真澄がついに“あの日”の真相を。巨人との間に密約はあったんですか?(薦田岳史(Number編集部))
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    y0a6t5er 2017/10/18
    気になるな
  • WBC出場を言い訳にしないプライド。秋山翔吾の“皆勤賞”と首位打者。(氏原英明)

    シーズン終盤、負けられない戦いに挑む西武ナインが練習から引き上げてくるのを待っていると、顔みしりの記者がボソッとつぶやいた。 「1年って早いですよね。札幌の開幕からって考えると。それなのに、WBCだけはなんか、遠い昔にあったことのような。今年だったんですよね」 WBC日本代表に選ばれた選手にとって2017年は長いシーズンだったに違いない。12球団から選ばれし選手たちはシーズン前、張り詰めた緊張感で闘った7試合、そしてWBCに向けての強化試合も戦っていたからだ。 しかし現場では、WBCについて聞くのは“ご法度”のような空気が流れていたのも事実だ。 WBCに出場した選手たちは日の丸を背負うという重圧の中で戦った。とはいえ、シーズンでのパフォーマンスに結び付けられるのを不満に思う選手は少なくなかった。 「疲れを感じるのはWBCとは関係ないですよ」 「いつも以上のシーズンの長さは感じないです。シー

    WBC出場を言い訳にしないプライド。秋山翔吾の“皆勤賞”と首位打者。(氏原英明)
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    y0a6t5er 2017/10/10
    ウナギイヌにあっぱれ!
  • 片岡治大の引退と“ともあきさん”。「人見知りのあいつがこれだけ……」(永田遼太郎)

    今から10年以上も前のことになる。 当時、ライターとして駆け出しだった筆者は、スポーツ総合サイトでライオンズの若手選手の連載記事を執筆していた。 スマートフォンもまだない。タブレットもない。“ガラケー”全盛の時代である。 大手メディアがウェブにそこまで力を入れていなかった時代であったし、他媒体のウェブ記者が球場に通う姿を見かけることもない。そんな時代だった。 ぶら下がりで選手取材をする際も、まずは媒体の説明から入り“こういう記事を書きたい”と選手に伝え、理解を得るところから始まる。 当初はよく分からない記者がいる、と選手の反応も薄かったが、連載を続けていくことで、好意的に取材に応じてくれる選手の数も徐々に増えていった。現在はライオンズの二軍打撃コーチ兼外野守備・走塁コーチの赤田将吾、東京ヤクルトの二軍投手コーチを務める小野寺力らは、それぞれ自身の公式サイトを立ち上げた関係もあってか、ウェブ

    片岡治大の引退と“ともあきさん”。「人見知りのあいつがこれだけ……」(永田遼太郎)
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    y0a6t5er 2017/10/09
    西武に残留していればもっと野球やれたと思いますね
  • 阪神と3.5差、見え始めた逆転2位。DeNAと嶺井博希に漂う頼もしさ。(日比野恭三)

    敵地甲子園での阪神戦で攻守両面にわたる活躍を見せた嶺井。ハマスタでの3連戦でも……そう期待するファンは多いはずだ。 虎との最終対決5番勝負に臨んでいるベイスターズは、甲子園で2連勝を飾り、明日からの拠地3連戦を前にゲーム差を3.5に縮めた。 カードが始まる前の時点で逆転2位の可能性を真顔で語ることができたのは、当事者である監督や選手たちを除けば、相当な楽天家しかいなかった。 2つ勝ったとはいえ、依然として3.5ゲーム差で残りは両軍とも7試合。ベイスターズとしては、平均台の上を全力で走るがごとき難業に挑まねばならない状況は変わらない。 ただ、相当な楽天家しかいなかった逆転2位の予想者は、着実に増えた。 もしかして。 あるかもしれない。 絶望と同義語になりかけていた希望はいま、たしかな期待に変わっている。 ベイスターズは、タイガースとの3連戦で2敗すると2位の可能性が消滅する(以下、複雑さを

    阪神と3.5差、見え始めた逆転2位。DeNAと嶺井博希に漂う頼もしさ。(日比野恭三)
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    y0a6t5er 2017/09/28
    DeNAがんばってほしいものですね
  • 菊池雄星は何を信じ、何を疑ったか。二段モーション問題からの復活劇。(氏原英明)

    今にも小雨がちらついてきそうな空模様の中、菊池雄星は頭の上に乗せていたサングラスをかけた。 報道陣が増え、これから数時間後に立つマウンドへの不安を周囲に悟られたくなかったのかもしれない。 「1番いい時の力が100としたら今年はもう(100の力で投げるのは)無理かもしれません」 一通りのウオーミングアップを終えた菊池は苦しい胸の内をそう吐露して、ロッカールームへと消えていった。 8月31日、二段モーションによる反則投球が宣告されてから3試合目の登板となったこの日。エースは確かに傷ついていた。 5月からフォームを確かに変えていたが……。 菊池の投球フォームに初めてケチがついたのは、5月12日のオリックス戦のこと。真鍋審判員に「(反則投球)ギリギリだぞ」と言われたのが始まりだった。 5月からフォームを少し変えていたため、全く身に覚えがないというわけではなかったが、ひとりの審判から警告を受けただけ

    菊池雄星は何を信じ、何を疑ったか。二段モーション問題からの復活劇。(氏原英明)
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    y0a6t5er 2017/09/06
    この姿もかっこいいぞ
  • 日本ハムの新スタジアム構想が凄い!「入場料無し」「弁当無し」の衝撃。(鈴木忠平)

    「彼らに聞いたら『だって甲子園に行くつもりで高校に入ったから』と……。僕とはそこが決定的に違いました。つまり自分が想像できないことは達成されない。そういうことです」 北海道旅行の目標になる、壮大なスタジアム構想を! その青年は今、北海道ハムファイターズ事業統轄部長として、新球場構想のプロジェクトを担っている。今年6月29日、新スタジアムのイメージ図を発表した席で「オンリー・ワンか、ナンバー・ワンか。北海道の皆様の誇りになるような球場にしたい」と語ったのが前沢だった。 「北海道を象徴するような文化であり、街づくりの中心となるようなものができれば、自然とオンリー・ワンになるし、世界ナンバー・ワンになると思っています」 例えば、北海道旅行に行く人に「何のために?」と尋ねると、こう答える。 「そりゃあ、美味しい海産物と◯◯スタジアムだよ」 これが前沢の言う文化としての球場であり、街づくりの

    日本ハムの新スタジアム構想が凄い!「入場料無し」「弁当無し」の衝撃。(鈴木忠平)
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    y0a6t5er 2017/08/16
    弁当なしはさすがにきつい
  • ベイスターズ捕手陣の父親的存在。光山英和コーチの求心力、関西弁。(日比野恭三)

    得点が入れば筒香らとともに喜びをともにする。光山コーチ(中央)の果たす役割は、地味ながらとても大きい。 ベイスターズのチーム全体練習は、18時プレーボールであれば、たいてい14時ごろから始まる。 だが正午にはすでに、横浜スタジアムで汗を流す幾人かの選手がいる。主にキャッチャーの面々だ。座った状態からの二塁へのスローイングやワンバウンドのボールを前に落とすブロッキングなどは、彼らだけに求められる動き。精度を少しでも向上させるべく、全体練習の2時間も前から、試合開始の6時間も前から個別の練習時間が設けられている。 戸柱恭孝や嶺井博希、高城俊人ら、ベイスターズ捕手陣をつきっきりで見ているのは、バッテリーコーチの光山英和だ。戸柱が「家族より長い時間を過ごしている」と話すほど、彼らは朝から晩まで行動を共にし、各々の成長のため、チームの勝利のために練習に励み、そして語り合っている。 野茂英雄の球を受け

    ベイスターズ捕手陣の父親的存在。光山英和コーチの求心力、関西弁。(日比野恭三)
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    y0a6t5er 2017/08/14
    この人西武でも炭谷銀仁朗を育てましたからね
  • 広島を支えるコーチ陣の“3本の矢”。打撃コーチ・迎祐一郎の愛と厳しさ。(前原淳)

    広島攻撃陣の勢いが止まらない。 昨季優勝に導いた得点力は今年も健在。昨年を上回るチーム打率を記録するなど、進化が感じられる。 今年も攻撃陣を支える3人の打撃コーチ陣の存在が大きい。 歴代11位の2432安打を誇る希代のヒットメーカー石井琢朗を三角形の頂点に、広島一筋で現役17年を過ごし1366安打の東出輝裕と、打撃コーチ補佐から指導歴3年目の迎祐一郎が、絶妙なバランスの三角形を形成する。3人体制2年目となり、選手の指導や練習補助でも連携が取られ、関係性はより強固なものとなっている。 言わばノンキャリア組の立場ではあるが……。 打撃コーチ3人の中でスポットライトを浴びるのは、石井打撃コーチや東出打撃コーチが多い。 石井は輝かしい実績から指導方針やアイデアの引き出しが多く、東出は広島野球を熟知している。いわば“キャリア”組と言える2人に対し、迎は現役時代に輝かしい成績を残したとは言い難い。言わ

    広島を支えるコーチ陣の“3本の矢”。打撃コーチ・迎祐一郎の愛と厳しさ。(前原淳)
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    y0a6t5er 2017/08/09
    迎みたいにコーチとして成功した人はたくさんいる。それにくらべて西武の2軍コーチの黒田あいつはゲスな人間そのもの。新山千春と離婚したのにいまだに彼女の力に頼るのどうなの。
  • 「空中戦の巨人」は過去のものに。広島との本塁打の差は40本以上。(鷲田康)

    (10+6+0)-(24+25+11)=-44 この計算式が何を表すか? もちろん野球に関する式だが、すぐさまピンときた人はかなりのデータフリークか巨人オタクと言えるのではないだろうか。 実はこれは巨人選手の塁打数なのである。 最初のカッコの中の10と6と0は7月26日現在、今季のケーシー・マギー内野手と村田修一内野手、そして今季は外国人枠の問題で出場機会に恵まれずに7月26日に楽天に金銭トレードされたルイス・クルーズ内野手の塁打数である。そして2番目のかっこの中は昨年のギャレット・ジョーンズ外野手と村田、そしてクルーズの塁打数だ。 昨年の数字はシーズン終了後のもので、今季は半分ちょっとを消化した時点のものだから、データ的に正確と言えないのは百も承知である。ただ、シーズン終了まで待っても、この数字が飛躍的に変わるかと言えば、そこは懐疑的にならざるを得ない。 それよりも現時点で「マイナ

    「空中戦の巨人」は過去のものに。広島との本塁打の差は40本以上。(鷲田康)
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    y0a6t5er 2017/07/29
    監督やコーチの指導の差が影響しているともいえる
  • 最後の夏……出場辞退はしたくない!高校の「連帯責任」はもうやめよう。(小塩康祐)

    教育の現場における裁量の幅が、昔と現在とでは大きく変わってきている。時代に即した教育方針が、いま部活動の場でも求められているのではないか。 < 質問 > 僕は、高校で野球部に所属している3年生です。先日、部員の1人が万引き事件を起こしてしまい、夏の甲子園予選の県大会の出場を辞退するか……という雰囲気になっているんです。 同じクラスのちょっとヤンチャなヤツが飲酒や喫煙といった不祥事を起こしても、同じクラスの生徒が連帯責任のような自宅謹慎等の処分を受けることは無いのに、なぜ野球部だけが対外試合の禁止や出場辞退などの連帯責任的な結末になってしまうのか全く分かりません。顧問の先生に聞いても、野球部は昔から連帯責任だと言うだけです……。僕にとっては最後の甲子園のチャンスで、高校3年間の集大成です。なんとか出場辞退を避けられないでしょうか。 < 回答 > はじめまして。弁護士の小塩康祐(おじお こうす

    最後の夏……出場辞退はしたくない!高校の「連帯責任」はもうやめよう。(小塩康祐)
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    y0a6t5er 2017/07/17
    そもそも連帯責任のかんがえは誰が決めたのか?理解できない。
  • 専門学校卒の星・一岡竜司。広島で輝く、庶民派のド根性右腕。(前原淳)

    今年も7月14日(ナゴヤドーム)、15日(ZOZOマリン)で年に1度の夢の球宴、プロ野球オールスターゲームが行われる。 監督推薦により、独立リーグ出身投手として初めて中日又吉克樹が選ばれ、プロを目指す独立リーガーたちに大きな希望を与えた。遡ること3年前には、専門学校出身投手もまた、夢の舞台に立っている。 今季も広島の中継ぎの一角であり、貴重な存在としてフル回転している一岡竜司だ。 今もなお、プロを目指す専門学生の希望の星として輝きを放ち続けている。 運命を変えた、FAがらみでの広島移籍。 福岡県出身の一岡は大分の藤蔭高進学後、大学や社会人から声がかからず、沖データコンピュータ教育学院に進学した。 野球は続けていたが、「プロなど考えていなかった」。 イタリア料理店でアルバイトをするなど、一般の学生と変わらぬ日々を過ごしていた。 だがアルバイトをしているうちに右肘痛が緩和すると、体重増もあって

    専門学校卒の星・一岡竜司。広島で輝く、庶民派のド根性右腕。(前原淳)
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    y0a6t5er 2017/07/14
    巨人が彼を育てなかった罪はおおきい
  • 梶谷隆幸「ま、やる気ない系なんで」ヤジにもブレない“三振王”の本心。(日比野恭三)

    一生懸命やらない人に対して、世間は手厳しい。人は一生懸命でも、そう見えないというだけで批判の対象になる。 スポーツの世界ではなおさらそうだ。 期待に満ちた無数の視線が注がれるプロの世界では、なおさらそうだ。 ベイスターズの背番号3、梶谷隆幸にとっては生きづらい世界だろうと思う。プロ野球選手になって11年目の28歳は、ユニフォームを着ても脱いでも、どこか"ゆるい"雰囲気を漂わせる。他人が抱くイメージ、印象という面で相当の苦労を重ねてきたことだろう。 ある時、こんなことを言っていた。 「ヤジ、昔はいっぱいありましたね。若いころはきつかったですけどね。でも、いまは何とも思わないです。そういうふうに見えがちな人って絶対いると思うし、ぼくがそれだったというだけで。性格は変えられない。別に、それで嫌いなら嫌いでいい……」 そして梶谷は「ま、やる気ない系なんで」と苦笑した。 「そりゃ減らしたいですけど

    梶谷隆幸「ま、やる気ない系なんで」ヤジにもブレない“三振王”の本心。(日比野恭三)
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    y0a6t5er 2017/07/12
    三振王でもめざせトリプルスリー
  • 2番梶谷、9番倉本、そして3番筒香。ラミレス監督の奇策が成功する理由。(氏原英明)

    “サードチャレンジ”が進行中だ。 セ・リーグ3位のDeNAが、6月30日の巨人戦から打順を変えた。 これまで4番を務めていた筒香嘉智を、3番に起用する新たな試みに打って出たのである。 「筒香の調子はいいですけど、もう少し貢献してもらうために、彼がやりやすくするために、30日の巨人戦から筒香を3番で使おうと思います」 DeNAにとって3つめの大きなチャレンジについて、ラミレス監督はそう語っていた。 昨季からDeNAの指揮を執るラミレスは、これまでの日野球界の常識にチャレンジしてきた。 それが監督就任直後にぶち上げた「2番・梶谷」であり、今季途中から取り入れた「投手・8番」構想だ。2番・梶谷隆幸が真の意味で定着したのは今季からだが、9番に投手ではなく倉寿彦を置くスタイルは、試合前の監督会見で度々話題に上がるほど目新しいチャレンジだった。 筒香を3番に据える、という狙いは……。 この2つだけ

    2番梶谷、9番倉本、そして3番筒香。ラミレス監督の奇策が成功する理由。(氏原英明)
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    y0a6t5er 2017/07/04
    ラミレス結構やるな。野球を知り尽くしている
  • 「慎二さんが来なかったらクビに」西武が涙で送った名コーチ・森慎二。(市川忍)

    人はこんなにも急に去ってしまうものなのか。 球場へ向かうユニホーム姿の大勢のファン。ストレッチで体をほぐす選手たち。そこにいる人たちに笑顔がないことを除けば、試合開始前の球場の風景は、ほんの数日前と何も変わらない。 球場に隣接したビルに設けられた献花台。背番号89の姿が見えないグラウンド。徐々に、現実が突きつけられて実感する。それだけ森慎二投手コーチの訃報は突然だった。 森コーチは去る6月25日のソフトバンク戦の試合前に体調不良を訴え、福岡市内の病院に入院した。2日後、森コーチの休養と、西口文也二軍投手コーチが代理として一軍に帯同することが発表された。 翌28日、容態が急変。多臓器不全でこの世を去った。42歳の若さだった。 30日の試合前、献花台を訪れた西武ライオンズの後藤高志オーナーは言った。 「当に残念としか言いようがありません。人生、まだまだこれからというとき。彼の無念さを思うとわ

    「慎二さんが来なかったらクビに」西武が涙で送った名コーチ・森慎二。(市川忍)
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    y0a6t5er 2017/07/04
    亡くなったコーチのために西武がんばれ
  • 清原和博、1年半後の告白。「ひと気のない深夜の甲子園で」(鈴木忠平)

    「夜、こっそり、ひと気のない甲子園球場に行ったんです」――。 昨年2月、覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた清原和博氏(49)が29日発売のNumber930号「清原和博『告白』」での独占インタビューに応じ、昨年3月の保釈後から続く、薬物との戦いの実態を明らかにした。 清原氏がメディアに口を開いたのは昨年末に放送されたTBSテレビのインタビュー以来。途切れ途切れの言葉をつなぎながら2時間以上にわたって、今どのように薬物と戦っているか、保釈後どこでどのように過ごしていたか、そしてあらためて、なぜ、薬物に手を出してしまったのか、自分の心の中を探るように語った。 今も甲子園で生き続ける清原伝説だが……。 冒頭は「一日、一日が戦い」という薬物依存症治療の実態と、現在の生活ぶりから始まり、やがて、自分の野球人生や引退後の暮らしを振り返りながら、なぜ禁断のクスリ

    清原和博、1年半後の告白。「ひと気のない深夜の甲子園で」(鈴木忠平)
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    y0a6t5er 2017/06/29
    いつかかならず球界に帰ってきてくれ。西武で監督やってほしい。あと西武は新山千春の元旦那のポンコツ同然のクズコーチクビにしろ
  • 華がなく、社会人は10社以上落ち。DeNA・宮崎敏郎が超無名だった頃。(安倍昌彦)

    6月13日。 DeNA・宮崎敏郎三塁手が、音もなくセ・リーグの首位打者にランクされた時、私の中で、ある感慨が胸を満たした。 世の中、地道にコツコツ頑張るヤツが、結局最後は勝つのかねぇ……。 華やかな世界といわれるプロ野球の中で、この男ほど地味で、土のグラウンドが似合う選手もいないのではないか。 グラウンドに出て来た時は洗剤の匂いがするようなユニフォームを着ていても、帰っていく時は泥だらけ。 この選手には、そんな記憶しかない。 社会人野球・セガサミーの頃。 ほかの選手を取材に伺った練習グラウンドで、みんなが全体練習を終えて、誰もいなくなったグラウンドで、いつまでもバッティング練習をやめようとしなかった汚れた“ヒゲだるま”のような姿。 「おーい、閉めるぞー」と誰かが呼んでも、聞こえているのか、いないのか、マシンと“2人の世界”でひたすらバットを振っていた。 何かが壊れた感じが頼もしかった。 野

    華がなく、社会人は10社以上落ち。DeNA・宮崎敏郎が超無名だった頃。(安倍昌彦)
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    y0a6t5er 2017/06/22
    ベイスターズは去年は桑原や倉本などといった中畑前監督の遺産ともいうべき選手が成長した。この調子でがんばれ
  • 清宮幸太郎は早大進学より即プロへ!東大相手に本塁打を量産しても……。(小関順二)

    高校3年間着用した「WASEDA」のユニフォームを大学でも着るのか、それとも……。清宮の進路は、大きな注目を集めることになる。 5月24日の夕方、電話出演した文化放送で清宮幸太郎(早稲田実・一塁手)の凄さと進路(プロか早稲田大進学か)について話した。茨城県で行われた春の関東大会を観戦したばかりだったので、プレーの凄みについては躊躇なく語れた。 春の関東大会は優勝しても“関東大会の覇者”という称号がつくだけで、道は甲子園につながっていない。負けてもダメージの少ない大会なら、高校ナンバーワンスラッガーと勝負して自分の力がどれだけ通用するか試してみたい、というのが高校生のメンタリティである。 結果は、2回戦の花咲徳栄戦は6打数4安打3打点、準々決勝の作新学院戦は4打数1安打1打点で、2試合続けてライトスタンドにホームランを放っている。甲子園出場を争う西東京大会では全打席勝負など望めないので、四球

    清宮幸太郎は早大進学より即プロへ!東大相手に本塁打を量産しても……。(小関順二)
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    y0a6t5er 2017/06/02
    プロで通用するかどうか。
  • 交流戦「パが強い」というよりも……。過去12年で負け越し69の球団が。(広尾晃)

    5月30日から、NPBは交流戦が始まった。セ・リーグとパ・リーグのチームが真剣勝負で対戦する。昭和の野球を知るオールドファンからすれば夢のようなカードだが、今季で13回目、すっかり定着した。 心待ちにしている人も多いだろうが、あまりうれしくないファンもいるのではないか。 そう、セ・リーグのファン各位だ。 過去12年間で11回もパ・リーグが勝ち越している。 <2005年からの交流戦の戦績。パ側から見た勝敗と勝率> 2005年 105勝104敗7分 .502○ 2006年 108勝107敗1分 .502○ 2007年  74勝 66敗4分 .529○ 2008年  73勝 71敗0分 .507○ 2009年  67勝 70敗7分 .489● 2010年  81勝 59敗4分 .579○ 2011年  78勝 57敗9分 .578○ 2012年  67勝66敗11分 .504○ 2013年  8

    交流戦「パが強い」というよりも……。過去12年で負け越し69の球団が。(広尾晃)
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    y0a6t5er 2017/05/31
    頼む楽天負けて負けてくれ