今月発売分の美少女文庫は、売り上げ的にも話題的にも『ウチ妹』が圧倒だけれど、これは同じ美少女文庫の他作家さん的にはどうなんでしょう。 『ウチ妹(美少女文庫の方。以降同様)』が話題になったのは、もちろんそのタイトル(と併せた内容設定)で、特にこの部分はネットでネタになり易いから当然だと思います。 ロゴを見ないとわかりづらかった『さいみん!』よりも、タイトルを読んで直ぐに気が付くキャッチーさの分だけ突っ込みの間口も大きかったでしょうし。 売れているわけだから、これからもこの路線は続くでしょうね。 ただこういう外装のパロディは、想像に過ぎないけれど他作家さんには忸怩な部分はありそうな気がするわけで。 流行の作品からキャラクターの一要素を取り入れるとか、名前を借りてパロディにするとか、そういう内装の取り込み部分とは性格の違うものですよね、これは。 エロライトノベル自体、俗にも俗な大衆文化なわけです