大阪・堺市にある大阪労災病院に勤める臨床検査技師の男性が、流産のあとの胎児を無断でスマートフォンで撮影し、ツイッターに投稿していたことが分かりました。病院は近く、この検査技師を処分する方針です。 今月15日、ツイッターを見た人から指摘を受け、病院がこの検査技師から話を聞いたところ、投稿を認めたということです。病院の調査に対し検査技師は「不平不満を持つ世の中の人たちに、生まれることができなかった人もいることを伝えたかった。軽率な行動を取ってしまい、申し訳なく思っている」などと話したということです。 病院は内部情報を流出させ、信用を傷つけたとして、近くこの検査技師を処分する方針です。 大阪労災病院の田内潤院長は「関係者に多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことを深く反省している。厳正な処分を検討したい」と話しています。