ソニー、東芝松下、シャープなどが大型有機ELを共同開発 −2010年代後半に40型フルHDで40W以下。材料/製造メーカーも ソニーや東芝松下ディスプレイテクノロジー、シャープ、出光興産など11社/研究所は10日、大型有機ELディスプレイの基盤技術を共同で開発することを明らかにした。40型のフルHDパネルで、消費電力40W以下など、2010年代後半に40型以上で、低消費電力の有機ELを量産実用化することを目指す。研究開発期間は2008年から2012年までの5年間。事業費は年間約7億円を目安としている。 これは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)が手掛ける、「次世代大型有機ELディスプレイ基盤技術の開発(グリーンITプロジェクト)」事業として実施される。同プロジェクトの実施にあたり、NEDOは4月11日〜5月20日の間に公募を実施。審査の結果、ソニ