2019年6月21日、首相官邸において知的財産戦略本部会合が開催され、「知的財産推進計画2019」が決定されました。「知的財産戦略ビジョン」で掲げた「価値デザイン社会」の実現に向けて、以下の3つの柱を設けています。 第一の柱:「脱平均」の発想で、個々の主体を強化し、チャレンジを促す 第二の柱:分散した多様な個性の「融合」を通じた新結合を加速する 第三の柱:「共感」を通じて価値が実現しやすい環境を作る 第二の柱では、当面の施策の重点として「① オープンイノベーションの促進」や「④デジタルアーカイブ社会の実現」など4点が挙げられており、それぞれについて、リサーチ・アドミニストレーターの実務能力に関する認定制度構築の検討、メディア芸術の情報拠点等の整備、デジタルアーカイブの海外発信に向けた利活用に資する取組の推進など具体的な施策の方向性が示されています。 知的財産戦略本部(首相官邸) https