マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2024)シンポジウムでの招待講演の資料です。 https://dicomo.org/
会社ごとに「流れる時間の速度」は違う。30年かけて「100」の事業を作るのか? それとも3年で「100」の事業を作るのか? この時間軸をどちらに設定するかで、日々の仕事のスピードは変わってくる。急成長するスタートアップを作り上げるには、時間軸を後者に設定し、日々のプロジェクトをとにかく速く速く速く進めなければならない。経営者の役割は、この「会社に流れる時間」をコントロールすることなのだ。 これはいわば「メトロノーム」に近いかもしれない。4ビートなのか8ビートなのか、会社におけるメトロノームのピッチを決めるのがCEOであり創業者である。 創業期の会社は、まだメトロノームが小さいため、速く動かすことが可能である。しかし、メトロノームが大きくなるにつれ、同じペースを保つのが難しくなってくる。会社の規模が10人になり20人になり30人、100人、300人……と増えてくると、メトロノームがどんどんど
成長の為にアウトプットがなぜ必要なのか。mattn氏が語る持続的なアウトプットのススメ 2024年5月16日 mattn 大学卒業後、ソフトウェアハウスやSIerなどでソフトウェア開発に携わる。vi派生のテキストエディタVimの日本語化やプラグイン、Go言語などでOSS(オープンソースソフトウェア)の開発・コミュニティ運営に参加し、2019年からGoogle Developers Expert。2021〜2023年 GitHub Stars。著書に『みんなのGo言語』(2016年、2019年に改訂2版、技術評論社、共著)、『Go 言語プログラミングエッセンス』(2023年、技術評論社、単著)がある。関西在住。 X:@mattn_jp GitHub
忘却曲線に則った反復学習による暗記(フラッシュカード)アプリ「Anki」が人気沸騰中である。USMLE(アメリカ医師国家試験)対策で必須として紹介されることから私も自身の勉強法に導入したが、最近では日本の医学生も多く利用している。 ただし、名とは異�にする外国製であり、使い方や活用のノウハウについて、英語のリソースは数多く存在するものの、日本語の解説がまだまだ少ない。 私はUSMLEを受けるために、既成デッキ(いわば既成のフラッシュカード集)を利用しており、1日に500~800枚程度の復習、合計2万枚程度のカードを覚える必要があり、加えて問題演習の時間確保のため、いかにAnkiを効率化するかという観点で、試行錯誤を進めてきた。 そこで、私がこれまでに蓄積してきたAnkiのノウハウを共有させて頂く。 はじめに 大前提ではあるが、必ずしもAnkiはスピードを上げて量をこなせば良いという訳ではな
ビジネス系マインドマッパーの川添です。 YouTube登録者数236万人を誇るメンタリストDaiGoさんが、先日一番おすすめなノート法として「マインドマップ」を紹介していました。 以下、動画の内容をポイントだけかいつまんで再現します。 メンタリストDaiGoさんが一番おすすめなノート法は #マインドマップ 。本日YouTubeで紹介されてから https://t.co/Jq2qOgaqb8 への新規登録者が急激に増えています。ありがとうございます! 年収1000万を超えたい人にオススメのノートがこちらhttps://t.co/jzCiiksX34 — MindMeister.jp [公式] (@mindmappingjp) March 22, 2019 ポイント 重要なのは自分がなんのためにノートをとるのか目的を認識して、目的にかなったノートの取り方をすること。 DaiGoさんもマインドマ
本を読んでて、気になるところがあったら、 その要点をテキストファイルに箇条書きにして、整理しながら読書する。 これだけ。 これだけで、読書の質が桁違いに上がります。 これをやると、「普通に本を読むだけだと、理解した気になってるだけで、実はろくに理解してなかった」と分かって驚きます。 話はこれで終わりですが、 以下の点が気になる方もいらっしゃるでしょう。 ●どんな人がどんな本を読む場合にもそうなるわけじゃないだろ。具体的に、どんな人がどんな本を読む場合にそうなるんだ? ●そんなの面倒くさくてやってらんない。手間をかけずにやる方法はないの? ●具体的にどうやるとうまくいくのか、もっとちゃんと説明しろ。 そういう方のために、以下、これらについて補足します。 まず、読書を以下の9種類に分類します。 (1)リアルタイム活用読書読んだ知識を今やっている仕事/生活/趣味にリアルタイムに活用しながら読む方
近年の AI の進歩により、論文の読み方も大きく変化を遂げました。AI を活用することで以前と比べてはるかに簡単かつ早く論文が読めるようになりました。 以前私の個人ブログにて、論文の読み方やまとめ方を紹介しました。その時には要約ツールは用いていませんでしたが、最近はすっかり要約ツールを多用するようになりました。 本稿では、最新の AI を使った論文の読み方を丁寧に紹介します。 基本的な流れ 本稿でおすすめするのは ChatGPT か Claude で要約を生成して論文の概要をつかみ、Readable で精読するという方法です。ChatGPT や Claude では単に全体の要約を生成するだけでなく、肝となる箇所を特定したり理解するためにも用います。具体的な手順については後の項で解説します。 私が特定のテーマについて調査を行う場合には、テーマに関係する論文を被引用数の多いものを中心に 10
はじめにTwitterで情報発信していると、自分の思考がどんどんストックされていきます。そのストックのおかげで、たくさんの「自分の言葉」を持つことができました。「これが普段やっていることのほとんどすべて」なので、リーダーとしても、チームのメンバーに想いを伝えやすいです。 ただ、ストックといっても、どんどんタイムラインに流れていく自分のツイートをあとで探すのは大変です。そこで、自分が何をツイートしたかをすぐ探せるよう、思考に関するツイートのみスプレッドシートに転記するようにしています。いまのところ600行ほど。隣のシートには、まだ形になっていないメモのようなものが、同じぐらいあります。 「デザイン」とか「フィードバック」とか「研修」など、ツイートでよく使う言葉で検索かけると簡単に共通点を見つけることができ、自分の思考をまとめたり、再構築したり、自己矛盾に気づいたりします。そうすると、そこから
自分がまさに中間管理職ど真ん中なので、中間管理職の仕事を可能な限り自分なりに言語化してみようと思い、ざっくばらんに思ったことを書いていく。 今回は、情報伝達について。 組織がコンパクトであれば、中間管理職など必要はない。トップの意思がダイレクトに末端までスムーズに伝わるからだ。 組織が大きくなるにつれ、情報の伝達はスムーズにいかなくなる。 帝人の元会長である安居祥策氏が、日本経済新聞に寄稿した記事で記した「√の法則」というものがある。 100人の社員に物事を理解してもらおうと思えば、√100=10 として10回同じ説明をする必要がある。 10,000人の社員が相手になれば、100回になる。 多くの人に自分の考えを理解してもらうためには、このくらい同じ説明を何度も繰り返す必要があるということだ。全社員が集まる集会で、1回説明すれば明日からすべての社員がそのように動く、ということはない。 これ
はじめに 電子工作で使われがちなコネクタを紹介し、使える工具を紹介します。これを見れば、これまでコネクタを使った電子工作をしたことがなくてもできるようなります。これを通して必要になった時に調べて自分で選んで使えるようになることを目指します。 色々コネクタ試して苦労した経験があったので参考にしてお金と時間と苦労を節約していただければ幸いです。 ※かなり前に記事を書きましたが、だいぶ古くなってきたのでここで書き直しておこうと思います。(前のは公開したままにしてありますが、こちらに誘導するようにしています) はじめに コネクタを使おう コネクタを使うメリット コネクタを使うとデメリット 電子工作で使われがちなコネクタ 信号用コネクタ 電子工作圧着端子早見表 QI2550コネクタ JST XHコネクタ JST PHコネクタ JST ZHコネクタ JST PAコネクタ JST NHコネクタ コネクタ
本noteでも時折話題にするエンジニア未経験者層。またしても見てられない状況が出てきました。未経験者層を巡るビジネスがどうなって居るのか、その解説と私が手掛けた成功事例を交えながら、あるべき像をお話させていただきます。ネガティブなことばかり書くと当の未経験者の皆さんに届かないので、希望に繋がるようなことも残したいなと思います。 色々と見てられないから未経験者のキャリアパスについて書くか。 前職でこれぞというキャリアチェンジ例をいくつか残せたものの、誰もブログ化する気配ないし! — 久松剛/採用コンサルもするPO・EM・PjM (@makaibito) November 6, 2020 特定の個人や団体を非難する意図はありません。ただし、他人の人生を弄ぶのは、IT業界の健全化からすると許しがたいものです。一人でも多くITエンジニアとして立ち上がって頂ければと願うばかりです。 有料設定していま
ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か
顔や年齢などを公表していない読書猿さん。今回のインタビューもオンラインで実施した(画面のイラスト:塩川いづみ作)。 撮影:横山耕太郎 2022年こそは、学びたい——。そう思っている人は多いはず。 特に2021年は、リスキリング(学び直し)への関心が急激に高まった1年でもありました。 ただ、その必要性は感じていても、実際に取り組むのはなかなか難しいのが現実です。 かく言う筆者もその一人。「勉強しなくては……」と思っていても、「そもそも何を勉強しようか」と考え始め、気が付けば2021年も終わってしまいました。 しかし「2022年こそは」という気持ちに燃えています。 リスキリングが求められている社会をどう生き抜いていけばいいのか?そして、何をどう学べばいいのか? 2020年9月の発売以来、24万部(紙と電子版の合計)を売り上げた『独学大全』の筆者で、独学の達人の読書猿さんに聞きました。 読書猿:
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