前回、前々回とポストした2本のコラムにさまざまな意見を頂いた。“モバイル”とは関係ないのではというメールが多かったが、実際、モバイルとは特に関係のある話ではない。だが、次世代光ディスクに関連した大きな動きが重なったため、続けてのポストになった次第である。 だが、最初のBlu-ray Discレコーダが登場後、すでに2年以上が経過。“次世代”の冠が少々重くなってきたところで、やっと仕様がまとまってきたところである。なぜなかなか登場しないのかといった質問も受けたが、ROMに関して言えば、既に技術的な論争はかなり以前に意味がなくなってきている。 だが大きな市場へと成長したDVDの成功は、かつては光ディスク事業に何ら関心を持ってこなかった企業の興味を引くに至り、規格が1つへとまとまる方向へとは向かわせたくない力が働いている、というのが、取材を通しての率直な感想だ。 実際、ワーナーブラザースのBDア
据置型のDVDプレーヤーは、すでにほとんどの家庭に浸透した。レンタルビデオで扱われるメディアも、主役はテープからDVDへと変わってきている。一方、少し前にレビュー特集で紹介したポータブルDVDプレーヤーは、まだまだメジャーな存在ではないものの、徐々に注目を集めつつあるのは確かだろう。 ポータブルDVDプレーヤーを購入する目的としては、第一に、外出先でのDVDビデオ観賞が挙げられる。つまり、電車・飛行機・自動車での移動中、あるいは、出張時に宿泊先で使用するケースだ。もちろん、これ以外に、“自分の部屋でパーソナルにDVD再生を楽しむために”という人もいるだろう。しかし、その割合は少なく、しかも、これからポータブルDVDプレーヤーが広く普及するためには、やはり、外出先でのビデオ鑑賞というスタイルが、まず一般的にならねばならない。 とはいえ、外に出ているときまで、映像を眺める必要があるのだろうか。
「萌えてはいけない。」 -コンテンツビジネスに関するシンポジウムが23日に開催 10月31日 秋葉原から発信された“萌え”は、コンテンツビジネスに大きな影響を与えている。しかし、デジタルハリウッドはここに疑問を投げかけ、シンポジウム「萌えてはいけない。」を開催。コンテンツビジネスの方向性を探る。 シンポジウムは、デジタルハリウッド大学大学院 学長の杉山知之氏をコーディネーターに、大月隆寛氏(民俗学者)、岡田斗司夫氏(大阪芸術大学客員教授)、夏目房之介氏(マンガ・コラムニスト)、笹峯あいさん(タレント)が出演。さらに、スペシャルゲストも登場するとのことだ。 参加対象は、マンガ、アニメ、SF、「萌え」、コンテンツ業界に興味がある人。事前の申し込みが必要だが、料金は無料。定員は200名。 また、シンポジウムに合わせてblogが開設されている。ここでは、「萌え萌えアンケート」と題して、「萌
最初のエピソードが盛り上がっているところで、しかも、自然な流れで(上の台詞は死んだ恋人を生き返らせようとしている少女に対して発せられる)、である。 目的の明示は、大切だ。 「主要人物に感情移入」することが、大きな「読むこと」の楽しみである。そのためにも、「主要人物が、どうして、そのような行動をとっているのか」を、読み手に伝える必要がある。 だから、「読み手が共感する目的」が明示されると、その目的のための行動はスムーズに理解できるし、行動している人物に対して共感もできる。 別の例をあげよう。今、ぼくがディレクションしている「キングオブワンズ」は、1対1で対戦をするネットワークゲームだ。「ルールが簡単な詰め将棋」を2人で対戦するような感覚のゲームで、対戦での目的は、「相手に勝つこと」である。 が、もっと大きな目的を設定している。それは、この対戦は「魔法専門学校」の授業として行われていて
■ ダウンロードした曲をCDに焼くと音質は変わる? 先日、ある雑誌の音楽配信サイトに関するコラムで、iTMS、Mora、OnGenの各サイトでの音質の違いを、Scritti PolittiのAsylums in Jerusalem(東芝EMI、オリジナルはRough Trade)を題材に、グラフ付きで紹介した。グラフの高域の出方に注目すると、それぞに結構違いがあり、どうしてこんなに違うのか、今回Digital Audio Laboratoryで検証してみた。 このコーナーでも、iTMSが日本でスタートするよりだいぶ前の第147回で、MoraおよびExcite Music Storeでの音質比較に加え、Sonic StageとWindows Media Playerを使ってCDからリッピングした音とも比較した。この際はバイナリレベルでの一致はなかったものの、いずれもほぼ同じ結果になった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く