昨年登場したソニーのヘッドマウントディスプレー(HMD)「HMZ-T1」は、発売当初から大人気で店頭に並ぶどころか大量のバックオーダーを抱えて、数ヵ月待ちは当たり前という状況だった。 今年に入ってからも品薄の状況は続いており、筆者は6月頃になんとか入手できたが、その後には一時予約を打ち切る自体にまでなってしまった。どうやら日本だけでなく北米などでも人気に火が付いたようで、ここ最近のAVデバイスとしてはかなりの大ヒットとなっている。 そして、その2号機である「HMZ-T2」がドイツ・ベルリンで開催された家電ショー「IFA 2012」で発表されるやいなや、ネット上ではHMZ-T1のユーザーがその賛否について議論を闘わせている。 そんなHMZ-T2を10月13日に発売する、と本日ソニーが発表した(予想実売価格7万円前後)。今回その評価機をいち早くお借りすることができたのでレポートさせてもらった。